世界中で大人気のバトルロイヤルFPS「フォートナイト」。大人数での対戦が注目されがちな本作ですが、実は国内外で、クリエイティブ系のコミュニティが精力的に活動しており、有名観光スポットを再現したマップや、皆でまったり過ごせるマップなどが数多くあります。
本記事では、「フォートナイト」のクリエイティブモードで制作されたマップの魅力を実際に観光しながら紹介。第2回は「渋谷ライブ観戦/SONY JAPAN CUP 2021」「現代建築」を取り上げます。
渋谷の街、フォトナに現る!バツグンの再現度に脱帽!!
「フォートナイト」内に、渋谷の中心を再現したマップ。高層ビルや光源が多く設置され、雰囲気はまさに眠らない街。作成者は、ヤノス / CACTUSさん。「エヴァンゲリオン」の“第三新東京市”を「フォートナイト」内に再現し、注目を集めています。
10月に開催されたeスポーツ大会「Sony Japan Cup 2021 featuring Fortnite」観戦用に用意されたマップで、中央にはフェス会場のようなスペースが設けられています。
マップの範囲は、だいたいJR渋谷駅から渋谷109あたりまで。スクランブル交差点が“軸”となっています。各所には「Sony Japan Cup 2021 featuring Fortnite」のバナーや広告が設置されており、まさにお祭りといった様相。eスポーツがメジャーになれば、現実でもこんな光景が実現するかもしれません。
スクランブル交差点の周辺にある店舗なども再現されています。一部は“入店”可能で、ヤノスさんの細かな作り込みを堪能できます。渋谷の象徴、忠犬ハチ公や大型スクリーンもあり、「渋谷に来たんだ」という感覚がじわじわと湧いてきます。
今回紹介した“夜渋谷”は、大会観戦が主目的のマップですが、ヤノスさんは「鬼ごっこ」が遊べる別バージョンも作成しています。作りはほぼ一緒ですが、フェス会場が無いなど、一部違いがあります。
ちなみに渋谷マップ(夜)には、隠し要素と思われるワープポイントも。見つけた先にあるものは……ぜひ、自分の目で確かめてみてください。
アクセス用の島コードはこちら【1500-8913-1040】【2982-3240-0290(鬼ごっこマップ)】
2つの“顔”を持つ街、沈んだ世界を歩こう
「現代建築」は、Ramagamiさんが作成したマップ。日本の市街地の一角を切り取ったような“街づくり”がされています。つけ麺屋(!)やコンビニなど、街歩きをしていると遭遇しそうな場所が設置されているのが面白いところ。派手な都市とは違う日常的な情緒を感じられます。
筆者個人のオススメスポットはリスポーン近くにある、つけ麺屋。食べ物の配置が上手く、スクリーンショットを撮っているだけで、少しお腹が空いてしまいました。上手くやれば、フレンドと「飲み写真」なども撮れそうです。
ここまで、「現代建築」を写真を交えつつ紹介してきましたが、本マップの最大の特長は街並みとは別の部分にあります。下記画像をご覧ください。
なんと、同じマップの“水没版”が用意されているのです! 水を張っただけではなく、オブジェクトも浮かせるこだわりっぷり。まるである日突然、世界が水で満ちてしまったかのよう……。移動に制限はかからないので観光は快適に行えます。
軽く散歩するもよし、両マップの違いを探してみるもよし。細部の作り込みと、水没という大きなアイディアが同居する見事なマップです。寒さも増してきたこの頃、今あえて涼しげな水に飛び込んでみるのも一興ではないでしょうか。
アクセス用の島コードはこちら(通常版【4969-5881-0387】、水没版【7486-7188-3840】)。
クリエイティブワールドへの行き方は?
「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面の右下に出る「変更」をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。
特に“行き先”を決めていない場合「ディスカバリー」欄から、人気マップを探すことも可能です(対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を)。
マップを選んだ後は、「プレイ!」で島にアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。
これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか?
公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
© 2021, Epic Games, Inc.
執筆:井文