世界中で大人気のバトルロイヤルTPS「フォートナイト」。大人数での対戦が注目されがちな本作ですが、実は国内外で、クリエイティブ系のコミュニティが精力的に活動しており、有名観光スポットを再現したマップや、皆でまったり過ごせるマップなどが数多くあります。
本記事では、「フォートナイト」のクリエイティブモードで制作されたマップの魅力を実際に観光しながら紹介。あの有名ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のワンシーンを再現した「輝く未来」と、バトルマップながらも、美しい古代ファンタジー風の建物が目を惹く「Emerald Empire」を紹介します。
「輝く未来」は空一面に広がるランタン！
「輝く未来」は、やんまー(yammer2525)さんが作成。映画の後半で主人公ラプンツェルが、パートナーの男性キャラクター、フリン・ライダーと共にゴンドラに乗りながら、空一面に舞うランタンを眺める場面をイメージしたマップです。夜空に浮かぶ無数のランタンが出迎えてくれます。
マップの中心には“原作通り”ゴンドラが置いてあり、そこからランタンを眺めて楽しめます。水面に飛び込んで泳ぎ回れますが、それは少し野暮。静かにじっくりと、空を堪能するのがベストな味わい方ではないでしょうか。
ランタンを空に飛ばす風習は、実は世界各地で行われています。「ラプンツェル」もタイで行われている「コムローイ祭り」を参考にしたと言われています。このお祭りは毎年11月の満月の夜に開催。“コムローイ”とは、気球を指す言葉であるそうです。
なお、YouTubeでは劇中歌で、ランタンのシーンで流れる「輝く未来」のミュージックビデオが公式で公開中。この曲をバックで聞きながら、ワールドに浸ってみるのも楽しいかもしれません。
【島コード：3649-4385-6209】
ヒスイの帝国の跡地「Emerald Empire」
「Emerald Empire」は海外クリエイターDoDo_for_lifeさんが作った、複数のモードで遊べるバトル系のマップです。ただ本企画的に注目したいのが、その作りこまれた背景。ファンタジー作品に出てくるような古代遺跡がプレイヤーを待っています。
遺跡は荒廃しているうえ、アチコチが植物に覆われており、使われなくなってから長い年月が経っていることを感じさせます。
一部のオブジェは“魔法的”な形状をしているのも、こちらの想像力をかきたてます。もしかすると作り主は、何らかの魔術を使用できる集団（というイメージ）だったのかもしれません。
側面には本が並べられており、図書館のような場所だったことも考えられます。
個人的なお気に入りスポットは中央の池。遺跡全体を見渡せるうえ、大部分が石造りとなっている遺跡の中では例外的に、庭園のような作りになっているのが素敵でした。
遺跡の内部には、リスポーン地点でいずれかのゲームモードを選択することで入れます。1人でもプレイできるので、ゲームを遊ばない、観光目的でも問題ありません。過ぎ去った古代文明の息吹に、ちょっと手を伸ばしてみませんか？
【島コード：4102-8956-8935】
ワールドへの行き方は？
「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面の右下に出る「変更」をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。
特に“行き先”を決めていない場合「ディスカバリー」欄から、人気マップを探すことも可能です（対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を）
（入力欄に島のコードを入力）
（右下に選択したワールドが表示される）
マップを選んだ後は、「プレイ！」でワールドにアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。
（「ディスカバリー」ではマップがこのように表示）
これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか？
「フォートナイト」の公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
© 2022, Epic Games, Inc.
