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ゲーム・アプリ 2018.11.18

VRでカセットを差し込みレトロゲームを遊びまくる「EmuVR」

土曜日の朝は早く起きて、朝のアニメを見てから散らかった部屋で1日中ゲームをして過ごしたり、友達を家に呼んで、なかなかクリアできないステージを交代で挑戦したり、一緒にパーティを組んでプレイしたあの懐かしい記憶を覚えている人は少なくないはずです。

そんな思い出を持つ大人たち向けのVRゲーム「EmuVR」のベータ版が配布が、公式サイトで配布が開始されました。

VRヘッドセットとPCモニターでプレイ可能

「EmuVR」は、VR内の自分の部屋で、朝から晩までAtari 2600やファミコン、初代プレイ
ステーションなどの約20種類ほどの機種のゲームを遊んで過ごすことができるVRゲームです。

遊ぶことのできるゲーム機は以下の通り。

・PlayStation
・Nintendo 64
・SNES(スーパーファミコン)
・Sega Genesis
・Arcade(アーケード)
・NES(ファミコン)
・Game Boy/Color
・Game Boy Advance
・Sega CD
・Sega 32x
・Master System
・Game Gear
・PC Engine
・Neo-Geo Pocket
・Virtual Boy
・Atari 2600
・Atari Lynx
・WonderSwan
・Nintendo DS

対応デバイスはPC向けのOculus Rift、Htc ViveおよびWindows Mixed Realityのほか、Windowsを搭載したPCでVRではなく利用することも可能です。

VR内の自分の部屋で懐かしい雰囲気を味わう

このゲームの特徴的な点は、ただレトロゲームを遊ぶだけでなく、部屋の中の80年代ポスターやブラウン管テレビなどが配置された懐かしい空気感を丸ごと体験できるということといえます。窓の外の日の光は時間とともに明るくなったり暗くなったり常に変化しているので、徹夜してゲームしたり、朝から夕方までゲームしたりした感覚を作り出しています。

「テレビゲームで遊ぶこと」を忠実に再現

ゲームの内容は、まず、戸棚やベッドの下に置いてあるゲームソフトを選び、好きなゲームを選んでケースを開けます。テレビの電源を入れ、ゲーム機にカセットをセットし、ゲーム機の電源をオンにしてコントローラーをもってゲームスタートです。カセットを入れるときのカチッとした音まで忠実に再現されています。

ゲームをプレイするほかにも、部屋の中の壁に好きなポスターを貼って部屋をカスタマイズしたり、大量のゲームマガジンを読んだり、80年代から90年代のテレビ番組の視聴したりできます。

なお、ユーザーの使用環境によっては、複数のゲーム機を一度に動作させることも可能とのこと。また、オンラインマルチプレイにも一部対応しており、友達を部屋に呼んで一緒にゲームして「ちょっとコントローラー貸してみて。」といったボイスチャットのやり取りもでき、懐かしい雰囲気をVR内に見事に再現しています。

現在配布されているベータ版は無料ですが、VR内でプレイ可能なゲームソフトは実装されていません。ユーザー自身でデータを準備する必要があるとのことです。

(参考)EmuVR


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