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Meta Quest 2020.01.19

Quest向け販売を却下されたVRゲーム、非公式ルートで5万DL突破

2018年にSteamでリリース(アーリーアクセス状態)されたVRFPSCrisis VRigade」が、Oculus Quest(オキュラス クエスト)向けのサイドローディング(※)アプリ「SideQuest」で、50,000回を超えるダウンロード数を記録していたことが判明しました。米メディアUploadVRによれば、これは同アプリでの最多ダウンロード記録とのこと。

(※サイドローディング:正規のアプリストア(この場合はOculus Store)以外から、アプリを入手しインストールする行為)

審査を受けるも落選

2020年1月現在、「Crisis VRigade」はSteamのほかにPlayStation VR向けにも販売されています。本作ではプレイヤーは、特殊部隊SWATの一員として様々なミッションのなかで犯罪者と戦います。精力的なアップデートも実施されており、Steam版には2019年10月、新ミッション「Ransom」が実装されました。

「Crisis VRigade」には、Oculus Quest向けのタイトルとして正式にOculus Storeで販売するためにフェイスブック(Oculus)の審査を受けたものの、許可が得られなかったという過去があります。開発元のSumalabによれば、フェイスブックから不許可の理由は説明されなかったとのこと。

厳格な審査が実施中

フェイスブックは、Oculus Quest向けのコンテンツ販売を希望するデベロッパーに対して、厳格な審査基準を設定しています。この審査は2019年3月に発表されたもので、コンセプトが書かれた企画書の提出も必要とされています。同社は審査の開始にあたって「これまでよりも厳格で、我々としても過去に類を見ないレベルの品質管理」を行うと説明しています。

(参考)UploadVR


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