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VTuber 2018.12.02

オニャンコポンが行く! 応募者多数から8人が選ばれた「美少女ボイス講習会」レポート

こんにちはー!バーチャルロリババア創造神のオニャンコポンじゃ!!  わしはイラストレーターやりながらVTuberをやってる、一般的な神なのじゃ! 使っているボイスチェンジャーは、この動画だと恋声だけど、今は「VT-4」を使ってるのじゃ!

(※声はこんな感じだけど中身はおじさんです。チャンネル登録して! 役目でしょ!)

今回は11月22日に、IVRが声優の鈴木南名子さんを講師に招き開催した「現役声優が教える、美少女ボイス講習会!」の体験レポートを書くのじゃ! 記事を書くのなんて初めてだからどうしよう……。でもなんかオニャンコポンのノリで書いていいらしいので、いつも通りゆるーくやるのじゃ。大丈夫?オニャンコポンの記事だよ?

(※発声のコツとかの指導内容については下の方にあるのでそれだけ知りたい人間は飛ばすといいよ。あっ、でもオニャンコポンのチャンネル登録だけはしような?)

VTuberがブームになってる中でも、バ美肉して楽しんでる方が増えてきてるよね。でも、バ美肉して美少女になったけど声はそのままだったり、理想の声が出せてないと言う人も多いみたい。ちなみに、オニャンコポンは最初からできたよ(鼻ほじ)


そこで今回オニャンコポンも参加したイベントでは、93人の応募から8人が抽選で選ばれ、現役の声優である鈴木南名子さんから、ボイスチェンジャーを使いながら参加者の声の適性を見極め、それぞれの声質にあった指導を約3時間に渡って受けた。

会場の表にはQRコードがあって……。

読み取ると看板が現れるのじゃ!
ちなみに看板の文字はVkawaii道場と読むらしいのじゃ。

会場はカフェみたいな感じで、8人の参加者がカウンターに並ぶ。
今回は声の講習会なので全員分のお水が用意されていた。やさしさ~

講習会はまず講師の鈴木南名子さんやVR法人HIKKYとボイスチェンジャー機材を提供したティアックの紹介があった。

今回使用したボイスチェンジャーは「MiNiSTUDIO CREATOR US-42」操作はスタッフの方が行ってくれたので、わしは触ってないけど、シンプルで使いやすそう。声の変換も、オニャンコポンの場合はいい感じ。

ちなみにオニャンコポンが普段使ってるボイスチェンジャーはRoland VT-4じゃ! 最初は恋声を使っていたけど、ラグが気になったのでラグを全く感じないVT-4に移行したのじゃ。

紹介が終わるといよいよ練習開始。内容はくじを引いて、参加者が引き当てたセリフをボイスチェンジャーを使いながら読み上げて収録する。

そして鈴木南名子さんから参加者の声質などに合わせて個別に発声と演技の指導を受け、再収録をしたセリフを聴き比べるというものだった。参加者の中には女性の方も居た。意識しなくても女声を出せるとかつよつよなのじゃ……。

普段から配信してるわしも、周りに人が居る状況でセリフを読むのは初めてでちょっと恥ずかしかったのじゃ。他の参加者からもこれは恥ずかしいといった声が上がっていた。わかる~~~

途中、収録テストも兼ねて鈴木南名子さんが自らセリフを読み、声優の本気を見せてくれる場面もあった。

セリフは参加者が既に読んでいた物の中から選んだ。
「お腹空いた~。ねえ、何か作って? えっ、私の好きなもの? う~ん、オムライスかな?」
だった。読み終わると参加者からは拍手が起こり、こんなの勝てるわけない!と声も上がったが、鈴木南名子さんは勝ち負けじゃないから!と言っていた。でもこれは勝てないわ~

ちなみにオニャンコポンが引いたセリフは
「お兄ちゃん!早く起きて!早く起きないとくすぐっちゃうぞー!」
というセリフだった。自分の声を女声に切り替えると、鈴木南名子さんからも「すごい!」と言われて嬉しかったけど、わしはめっちゃ恥ずかしくてヤバかったのじゃ。だって見られてるのじゃよ!?

「ボイチェンオフでいいんじゃない!?」とも言われるけど違うんじゃよ~。オフでもできるけど少しかけたほうが絶対かわいいし、雑に喋ってもボイチェンあれば安定するから……。つまり、オニャンコポンは効率と楽をする為にボイチェンを使ってるのじゃ。

全員がセリフを読み終わると、ボイスチェンジャーで変換された声を聞きながら発声や演技指導が始まった。内容は大まかに分けて発声イメージ演技の指導だった。

オニャンコポンのおつむよわよわで内容まとめられないから、まず他の参加者への指導から箇条書きで書いていくね……。ごめんな……こんなオニャンコポンで……。

・前提として、完全な地声からの変換は難しいので、胸から出る芯のある音ではなく裏声ベースで発声する。
・地声と裏声を混ぜたミックスボイスに寄せるほうがよい。オニャンコポンの声はミックスボイスらしい。
・セリフの始まりを高めにするとか、音に高低をつけるとロリっぽくなる。逆に音を平坦にして、息を多めにするとお姉さんっぽくなる。
・セリフの最後を低くすると、元気のない感じになってしまう。
・呼吸法は腹式呼吸でお腹に空気を溜めて、股の間から抜くような感じ。
・方に力が入りがちなので、リラックスして発声すること。
・どんな声と喋り方に近づけたいのか目標を決めて、それを真似すると上達しやすい。

全体的に他の参加者にはこんな感じの指導だった。実際に鈴木南名子さんがお手本を見せてくれたり、VTuberの声の出し方なども解説してくれた。

キズナアイちゃんやミライアカリちゃんは頭の上の方でミックスボイスで喋る感じで、シロちゃんは鼻のあたりで喋る感じ。輝夜月ちゃんは喉の方を多めに使う感じ。鈴木南名子さんはこの中で一番難しいのは輝夜月ちゃんと言っていた。声に地声感が強いので真似しようとすると声に男感が強くなってしまうかららしい。

逆にシロちゃんやマグロナちゃんのような感じは比較的やりやすく、その方向性の声のバ美肉VTuberが多いらしい。最初はシロちゃんの方向を目指すのがいいかもしれないと言っていた。

オニャンコポンはキズナアイちゃんとかと同じタイプなので真似するとちょっと近い声が出せるのじゃ。はいどうもー。発声は毎日意識しつつ、練習しないと習得できないとの事。みんなオニャンコポンと一緒に練習しような。

ちなみにオニャンコポンは既に声が完成しているので(ドヤァ…)鈴木南名子さんから「オニャンコポンはもっと高みに行ける……!」と演技指導を重点的に受けたけど、普通にガチな演技指導だった。あれ……ここ声優養成所だっけ……。そしてわしは声優志望……?

オニャンコポンが受けた指導は、セリフを読む時に方向性を決めていないので演出などを入れて動きを付ける。セリフの最後が低くならないように意識するなどだった。

一見シンプルなアドバイスだと思うじゃろ?しかしこれがやってみると中々に難しいのじゃ。普段考えてない事を考えるようになって、焦ったりセリフの間を忘れたりするのじゃ……。

しっかり間を取って、逆にアドバイスをちょっと忘れるくらいのノリでやるのが、最終的にオニャンコポンが受けた指導じゃった。わしは普段ほぼ素に近い状態でVTuberをやっているし、今まで演技はしたことがなかったので、鈴木南名子さんのお話は非常に興味深かったのじゃ。

今回わしが学んだことは、演技する上でイメージが非常に重要だと言うこと。セリフを言う相手やその場の状況、自分のかわいいを明確にイメージすること。イメージしろ……。
オニャンコポンは普段抑揚を付けない感じで喋るので、抑揚の付け方を教えてもらえたのはよかったのじゃ。
あとちゃんと声の練習しような。わしってイラストレーターのはずなのに何故声の練習を……?

余談なのじゃがイベントが終わった後に少し時間があったので、個人的に一つだけ質問させて頂いたのじゃ。これから寒くなり乾燥してくるので、喉のケアをどうしているか非常に気になっていたのじゃ。

鈴木南名子さんは「とにかく乾燥が敵なので、乾燥しそうな所では絶対に飴を舐めたり、マスクをしたりなどの配慮が必要。あとは睡眠が非常に大事で、収録前とかは徹夜とかしない。加湿も私はやりすぎると逆に調子悪くなるので程よい程度で、あとモンエナ。」との事。過剰にならない程度で、よく一般的に言われているケアで大丈夫みたい。もし喉を壊してしまったら、病院にGO!

あ!イベント後にアクキーとスタッフさんが着ていた自由な生き方Tシャツ貰ったのじゃ!


(やったねオニャンコポン!着る服が増えるよ!)

ちなみに次回開催もあるのじゃ!IVRは12月の8日と15日にも「両声類「じょんさん」に学ぶ、”KawaiiVoice”の作り方!」を開催するのじゃ。イベントの詳細はこちらこちらからどうぞじゃ!

ヨシ! こんな感じで、オニャンコポンの「現役声優が教える、美少女ボイス講習会!」体験レポートおわりじゃ! 記事書くの初めてで難しかったけど貴重な体験じゃった!もし次があればまたお会いしましょ! またの~~~!


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