1980年代に誕生し、30年以上が経った昨今も世界中で愛され続けている落ちモノ系パズルゲーム「テトリス」。2018年には「テトリス・エフェクト」なる、VRとのコラボレーションを果たした新作も発売されました。そんなテトリスにインスパイアされた、対戦型の新作VRパズルゲームがOculus Quest向けに制作中です。
Finally! We played our first multiplayer #PvP match. All core elements are in place and it's a lot of fun even being that early and raw prototype!#BattleBlocks #Gamedev #IndieGameDev #VirtualReality #VR #Tetris #Oculus #OculusQuest #UE4 #HTCVive #Tetris99 pic.twitter.com/aDEXVt5qa2
— Battle Blocks (@BattleBlocksVR) May 9, 2020
「Battle Blocks VR」と名付けられたこの新作は、個人ディベロッパーBattle Blocks制作によるPvP形式のマルチプレイヤーVRパズルゲーム。プレイヤーは右手側に現れる立体ブロックをコントローラを使って、左手にある4×4マス（※5×5マスもある模様）の専用エリア上へと配置。全てのマス目をブロックで敷き詰め、相手側に消した分を送り込む攻撃を仕掛けながら対戦を展開していきます。ブロックは、相手の攻撃を受けるたびに積み上がっていき、最終的に境界線と設定された層を越えてしまうと負けです。そうならないよう的確にブロックを配置しては消し、相手へ攻撃を仕掛けていく形となります。
基本的なルールは「テトリス」の対戦ルールに準拠。ただ、ブロックを送り込む攻撃がシングル（※1段消し）でも発生するなど、発動条件は本家テトリス以上に緩くなっています。このためスピーディな駆け引きが展開される模様。また、ブロックを配置するエリアは立体状で、消す条件もマス目全てにブロックを敷き詰めるという、2Dのテトリスを3Dへとそのまま落とし込んだものになっています。もちろん、ブロックを回転させるお馴染みの操作も可能です。ブロックの形状もテトリスお馴染みの「テトリミノ」に準じていますが、一部、本作特有のものも用意されていることが動画で確認できます。また、昨今の“ガイドライン”を採用したテトリスシリーズでお馴染みの「ホールド」も用意されています。
現在、開発中の関係で正式なリリース日は不明とのこと。公式Twitterによれば、開発側はプレイ中に首にかかる負担を軽減させるためのオプションを用意するなど、様々な機能の追加、改善を図ることに注力している模様です。
他にも遊び方を紹介する動画など、様々な情報が公式Twitterには掲載されていますので、さらなる詳細はそちらを参照ください。
（参考）VRScout
