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ゲーム・アプリ 2019.06.29

「アンネの日記」ナチスから隠れた家を巡るVR体験がOculus Questに対応

6月12日は、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの誕生日です。昨年、彼女の誕生日を記念しリリースされた「Anne Frank House VR」が、一体型VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト、以下クエスト)に対応しました。

昨年、米Oculus社とオランダの開発スタジオForce Field VRは、アンネ・フランクを基にしたVR体験を発表しました。その作品は、アンネ・フランクの89歳の誕生日に、PC向けのOculus Rift、一体型のOculus Go、スマートフォン向けのGear VR向けにリリースされました。そして今年、彼女の90歳の誕生日直後にOculus Questにもリリースされました。

この25分ほどの作品はアンネフランクハウスの慈善団体の協力のもとに制作されました。オランダのアムステルダムがナチスの占領下に置かれた1942年から1944年の間、アンネ・フランク達が隠れていた家の様子を、VRで見ることができます。

当時、アンネ・フランクと7人のユダヤ人は「秘密の別館」に隠れていました。体験者はその中のすべての部屋を見て回ることができます。建物内の各部屋は、本物の建物の中にいるような体験を提供するために入念に再現されています。メモ、写真、その他のいろいろなものが散らばっており、そこでの生活がどのようなものであったのか、より深く理解できます。

これは、この作品は今年の「VR Awards」で「VR Social Impact Award」の候補となっており、Quest向けの初めての教育アプリのうちのひとつです。Questで配信されているコンテンツの多くはゲームですが、このアプリはより広い層に向けられています。

「Anne Frank House VR」は無料でダウンロードできます。
ダウンロードはこちらから。

Oculus Quest
Oculus Rift
Oculus Go
Gear VR

(参考記事)UploadVR


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