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話題 2019.06.28

日本発VRタイトルを世界に届ける「AniVR Japan」がスタート、「東京クロノス」と「狼と香辛料VR」のタッグ

VRゲーム「東京クロノス」のMyDearest株式会社とVRアニメ「狼と香辛料VR」のSpicyTailsが、日本とアメリカに向けたプロジェクト「AniVR Japan」を組成しました。


(「東京クロノス」と「狼と香辛料VR」は国内外のクラウドファンディング調達額が合算で約1億円を記録)

「AniVR Japan」は、日本のVRコンテンツにおけるグローバルでの認知度アップを目的として組成されました。本プロジェクトを通じて、「日本発のタイトルが増え、VR市場が活性化することでより多くのゲーム・アニメーションタイトルが増加することを願っています」とコメントしています。

今後の展開として、2019年7月に開催される「Anime Expo 2019」を皮切りに、「CrunchRoll Expo2019」、「Tokyo Game Show 2019」、「Anime NYC 2019」への出展が決定しています。
 
AniVR Japanの組成に関して、MyDearestの岸上健人氏とSpicy Tailsの支倉凍砂氏は以下のようにコメントしています。

・岸上健人
現在のVRゲームの主軸は、FPSを中心とした欧米の作品です。
もちろん素晴らしい作品ばかりで非常に面白いです。
ですが、そういった作品だけで僕たちは満足できるのでしょうか。
僕は「できない」と思いました。
だからこの度、支倉凍砂さんにお声がけをいたしました。
「世界のVR界で日本のアニメキャラクターが活躍する未来を作りませんか」と。
僕自身が大ファンで最高の作品である「狼と香辛料VR」。
そして僕たちが渾身の力を込めてつくった「東京クロノス」。
ここから、アニメキャラクターが世界のVR界を駆け巡る物語の序章が始まります。

支倉凍砂
初めてVRを体験した人は間違いなく、そこに新しい世界を見つけることかと思います。けれど人によってその「新しい世界」は違います。今まで行ったことのない遠くの国だったり、普段は入れない場所だったり、普通は会えない誰かと会える場所だったりします。そういう意味で、VRの世界は体験する人が望む世界を映し出す鏡ともいえるでしょう。そして私たちはVRに、アニメキャラクターが生きる世界を見出しました。現実よさようなら! 二次元よこんにちは!

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