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話題 2022.07.29

Activ8が「アバター共生社会」プロジェクトの公式アバター「ジェネ」を開発

Activ8誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現(アバター共生社会)プロジェクトのオフィシャル2D-CGアバターとして、「ジェネ」の開発を発表しました。

アバター共生社会プロジェクトは、名古屋工業大学大学院工学研究科と大阪大学大学院基礎工学研究科の共同プロジェクトです。コロナ禍において内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発制度」における目標のひとつ「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」の達成に向けた研究開発プロジェクトとして、“アバター共生社会の実現”のため始動しました。

その研究開発の一環として、画面の中にありながら人と自然に会話できるリアリティと生命感を持つCGアバターの開発を進めており、特に、人工知能を用いて自動対応する「自律動作モード」と、オペレータが遠隔地から操作しつつ会話を行う「アバターモード」を両立したシステムの研究開発が積極的に行われているそうです。

今回公開された「ジェネ」は、CGアバターの実用化を目指すにあたり、自律動作モードとアバターモードどちらでも違和感のないデザインとして開発されたとのこと。

ノートPCやスマートデバイスなどの端末で軽快に動作し、案内対話や接客対話、傾聴対話といった対話を表現する表情豊かな会話アクションを備えています。また音声と同期した自動リップシンクやフェイストラッキングのための顔パーツの変形パターンが定義されていると明かされています。

Activ8は、ジェネを本プロジェクトで開発中の基盤システムと合わせて、多くの実証実験を重ね、実用化を目指すとしています。

(参考)プレスリリース


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