Facebookは11月下旬に開催されたブラックフライデーのセールに向けて一体型VRヘッドセットOculus Goの新たなプロモーション映像を展開しています。キャッチフレーズは、「See It In VR(VRで見よう)」です。
プロモーションの始動に伴い、YouTubeのOculus公式アカウントには映像が複数アップロードされました。そのすべてに、アメリカ合衆国国内でも、特に有名なセレブたちが出演しています。
ラッパーのウィズ・カリファ
こちらの映像には、ラッパーのウィズ・カリファが出演しています。彼はペンシルベニア州ピッツバーグを拠点に活動しています。
Oculus Goを装着しカリファが視聴しているのは「MelodyVR」。Oculus GoとGear VRに対応する、VRでの音楽ライブ等が楽しめる無料(一部コンテテンツは有料)音楽アプリです。
俳優ジョナ・ヒルとシンガーソングライター、アダム・レヴィーン
Oculus Goを使い、楽しそうにNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の大会を見る男性たち。VR内でメガネを付けているのが俳優のジョナ・ヒル、裸眼の男性がシンガーソングライターのアダム・レヴィーンです。2人は高校時代からの友人であるとのことで、映像の砕けた雰囲気も納得です。
映像で使用されているのは「Oculus Venues」というアプリです。友人たちと同じVR空間に入り、スポーツやコメディーナイトなどのライブ中継を楽しむことができます。
ラッパーのオークワフィナ(
Awkwafina)
他のプロモーション映像と比較して半分程度の長さのコチラの映像には、ラッパーのオークワフィナ(Awkwafina)が出演しています。彼女は本業の音楽活動のほか、映画「オーシャンズ8」へも出演しています。
オークワフィナがOculus Goで視聴しているのは「Hulu VR」です。Huluによる非VRの映像配信は日本でも親しまれていますが、アメリカ合衆国国内では2016年からVRでの映像視聴サービスを行っています。
コメディエンヌのレスリー・ジョーンズ
最後の映像では、コメディエンヌのレスリー・ジョーンズが登場します。彼女もオークワフィナと同じく、映画進出(リブート版ゴーストバスターズ)により話題を集めた経歴があります。
プロモーション映像は、これまでの3つの映像と比べるとやや不思議な作風となっています。レスリー・ジョーンズが夜、バスタブに浸かりながら映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を視聴するといった内容です。
ジョーンズが使用しているのは「Oculus Video」の映像レンタルサービスです。このサービスは以前Oculus Riftでも使えましたが、2018年10月にサービスが停止され、現在はOculus Goでのみ使用可能となっています。
(参考)UploadVR