KDDI株式会社とSupership株式会社、およびパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は、Supershipのスタジアム観戦VRプラットフォーム「XRstadium(エックスアール・スタジアム)」において、PLMの運営する「パーソル パ・リーグTV VR」を開設、配信開始することを発表しました。対応デバイスはOculus Go、Gear VR、Mirage Solo、Daydream View、そしてスマーフとフォンを利用した一般的なVRゴーグルです。
これにより、自宅からスタジアム観戦が可能となり、コンテンツ第一弾としてパ・リーグの試合観戦が提供される予定です。
スタジアムの臨場感をどこでも楽しめる「XRstadium」
Supershipが開発した「XRstadium」は、スポーツや音楽を、自宅などのスタジアム外からVRで楽しむことを可能にした、スタジアム観戦VRプラットフォームです。7月25日から提供を開始します。
VRにおける空間伝送のための通信技術、撮影技術、UIUXでのリアリティ感の再現などの課題をSupership独自の技術で解決。スポーツ・音楽ファンが、3次元のリアルタイム中継を通じて好きな場所、スタイルで、スタジアムでの臨場感あふれるエンターテインメントを楽しめるプラットフォームです。
リーグ公式VR配信「パーソル パ・リーグTV VR」
今回提供を開始する「パーソル パ・リーグTV VR」は、リーグ公式のVR配信サービスです。今シーズンで30試合以上のリーグ公式戦の、ライブおよびビデオ配信を予定しています。
「パーソル パ・リーグTV VR」では、VR空間の観戦用に撮り下ろした複数のカメラアングルを提供。XRstadiumのユーザー自身のタイミングで、自由に切り替えてプロ野球観戦ができます。また、試合の速報や選手情報、シーズンの成績などの情報を閲覧することも可能です。
さらに、スタジアムでの観戦と同様に、VR内で離れた場所にいる家族や友人と音声で会話を楽しみながら、ライブ観戦が可能となっています。
「パーソル パ・リーグTV VR」のポイント
・今シーズン30試合以上のリーグ公式戦をライブ配信し、見逃した試合はビデオ配信にて視聴が可能
・映像は最大5か所のカメラアングルを提供。テレビ中継では見られないような、VR独自の迫力映像を観戦中に自由に切り替え
・一部アングルにはPicture in pictureで1画面での複数アングルの映像配信と、全アングルでの試合解説音声を配信
・同じ試合を観戦しているユーザー同士でコミュニケーションできる、アバターと音声認識システムを使用したテキストチャット機能
・遠くにいる家族や友人がアバターで隣席に表示され、音声会話をしながらもでき一緒に観戦できるコミュニケーション機能
なお「パーソル パ・リーグTV VR」は、複合カフェ「快活CLUB」の全356店舗(2018年7月25日時点)における「『VR THEATER』見放題プラン」でも配信されます。