VRゲームスタジオのSkydance Interactiveは、人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」題材のVRゲーム「The Walking Dead: Saints & Sinners」の売上が、5,000万ドル(約57億円)を突破したことを報告しました。
本作は、荒廃したニューオーリンズの街が舞台。プレイヤーはウォーカーと戦い、1日1日を生き延びながら、街の象徴的なエリアに潜むミステリーを解き明かしていきます。オープンワールド形式で、プレイヤーの選択次第でストーリーが変化するのが特徴です。PCVR版、PlayStation VR版やOculus Quest版が販売中。2021年9月にはキャンペーンの拡張を含む大規模アップデート「Aftershocks」がリリースされています。
「The Walking Dead: Saints & Sinners」は、2020年1月にPCVR版がOculus StoreとSteamでリリース。2021年1月には、収益が2,900万ドル(約33億円)を超えたことが発表されました。5,000万ドルという数字は、約9ヵ月で収益が1,100万ドルほど増加した計算です。
2021年10月現在から見ても、高い完成度を誇る「The Walking Dead: Saints & Sinners」。順調に収益(=売上本数)を伸ばしているのも納得と言えるでしょう。
なおSkydance Interactiveは、2021年1月に、新作VRゲーム開発が目的と思われる求人募集を開始したことが報じられています。同スタジオの新たなゲームがどのような作品になるのか。期待して発表を待ちたいところです。
ソフトウェア概要
タイトル名 |
The Walking Dead: Saints & Sinners |
開発元・パブリッシャー |
Skydance Interactive |
対応VRヘッドセット |
VALVE INDEX、Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE、Windows MR、Oculus Quest(Quest 2)など |
価格(通常版/税込) |
3,990円(Oculus Store)、4,100円(Steam) |
プレイ人数 |
1人(シングルプレイヤー) |
公式サイト |
(参考)VRFocus
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