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未分類 2020.08.24

自転車に装着してVRサイクリング「Blync」クラファン中

VR内で自転車サイクリングを楽しむことを可能にする、専用“車輪”コントローラー「Blync」が発表されました。2020年8月現在、開発のためのクラウドファンディングがKickstarterで行われています。

「Blync」は、実物の自転車にデバイスを装着する構造。前輪に方向センサー、後輪にスピードセンサーを取り付けることで動作。消費カロリーや利用記録を確認できる、専用のコンパニオンアプリも存在します。発表によれば、「Blync」には、様々なゲームやマルチプレイヤー、環境カスタマイズ機能が実装される予定とのこと。

公開されている動画では、Oculus Goが使用されていますが、様々なプラットフォームやデバイスに対応することを目指して開発が進められています。モニターを使用した、非VRモードも使用できますが、開発元のKindona Limitedは、VRモードを推奨しています。

関係者のコメント

Kindona Limitedを率いるIzuchukwu Okongwu氏は、「Blync」について以下のようにコメントしています。

「Blync」のアイディアは、妻が自分用の自転車を買ったものの、子供の世話や予定に追われて、乗れなかった時に思いつきました。どうにかならないかと考えている時、ちょうど初めてVRに触れたのです。

「もし自分が、妻が自宅にいながらも外を走る気分が味わえるものを、VRシステムを使って作れないだろうか」これが「Blync」開発の始まりです。

2020年8月現在、「Blync」の調達額は約170万円に達しています(目標額は約240万円)。ファンディングの終了日は9月11日。目標金額の確保に成功した場合、早期の注文分は、2021年1月に出荷が行われるとのことです。

(参考)VRScout

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