Oculus Storeにて販売中のVRフィッシングゲーム「Real VR Fishing」の最新アップデート「Together Edition」が開発のMIRAGESOFTより発表されました。対象となるのはOculus Quest版で、2020年8月6日に実施予定とのことです。
魅惑的な景色をバックに、リラックス気分を味わいながら魚釣りを楽しむ「Real VR Fishing」は2019年6月22日、Oculus Go用タイトルとしてリリース。後にOculus Quest、Oculus Rift（Rift S）版がリリースされました。
ゲームはシングルプレイ専用で、様々なステージを舞台に魚釣りを楽しむという単純明快な内容。ステージごとに生息する魚も異なり、渓流ではラージマウス・バス、ニジマス、海ではマダイ、カジキマグロと言った大型魚を釣り上げることができます。
また、釣った魚をキープすれば、ロッジ内にあるアクアリウム（水槽）に入れられます。リリースすれば経験値を獲得。この経験値が一定量溜まるとレベルが上がり、新たなステージが解禁されていくようになっています。難易度も便利な機能を駆使して気軽に釣りを楽しむものから、現実さながらの緊張感を味わいながら魚と戦うものまで網羅。Spotifyで音楽を聴いたり、YouTubeの動画を見たりする“ながらプレイ”にも対応しています。
最大4人まで参加可能なマルチプレイが実装。PCVR版も発表
今回の「Together Edition」では、最大4人までのプレイヤーが参加可能なオンラインマルチプレイヤーモードが新たに追加されます。
マッチングはフレンドのほか、ランダムも用意されている模様。合わせてボイスチャット機能も実装され、他のプレイヤーと雑談を交わしながらの釣りが楽しめるようになります。このボイスチャット機能は、他のプレイヤーが作成した部屋に入ると自動的に有効設定になる仕組みのようです。
また、ロッジ内にマルチプレイ用のアバターをカスタマイズする部屋も追加。さらにロッジの外観をデザインする機能も追加され、外部から見た全体像を眺められるようになります。このほか新たなアイテムとして「カメラ」が追加され、マルチプレイ中に自撮りしたり、自分以外のプレイヤーが釣りをしている様子を撮影することも可能になる模様です。
先述の通り、このアップデートはOculus Quest版に対して行われ、他のOculus Go、Oculus Rift（Rift S）版については実施未定となっています。
また、今回のアップデートに合わせてSteamのPCVR版も発表。2020年11月30日にリリース予定で、対応ヘッドセットはOculus Rift（Rift S）のみとなります。このことからOculus StoreのRift（Rifts S）版も同時期に実施される可能性が考えられますが、執筆時点では未定のため、今後の発表が待たれます。
