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VTuber 2020.04.26

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(4月18日~4月24日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

つきのみと没カット集

月ノ美兎4月1日に配信した実写月ノ美兎。その没カット集の編集動画がアップされました。こちら単品でも楽しめます。
没というか、あまりにも本編と関係なく、どう見ても新規撮り下ろし。実写月ノ美兎のズレた顔のせいもあって、ただただ見ていて不安になる映像になっています。結局ペンで書いたのはなんだったのか?
これだけで月ノ美兎がどんなVTuberかを理解することはできませんが、4月1日の動画とこの動画を見ておくと、アバターを記号化してしまう月ノ美兎のエンタメ嗜好を垣間見ることができます。そのせいもあってか、コメント欄では言語を越えた海外のファンの書き込みが多数。

【YouTuberコラボ】第1回!生首ちゃんコーデバトル!

現実世界にバーチャルから語りかけるスタイルで活動している斗和キセキ。今回は生首を引き連れて、コーデバトルに挑戦。生首にリアル衣装を着せてコーデを競います。にしてもリアルすぎて相変わらず生首怖い。

斗和キセキとYouTuberのSOSHIによる、ガチ衣装対決。コメント欄で投票を募集しているので、動画を見て参加してみてください。
バーチャル世界の中から、現実世界に置かれた生首+マネキンの自分に衣装を着せる、というシチュエーションはなかなかに稀有。あくまでも生首は本人ではないというのがポイント。「付き合うならどっち?」という話をしても、あくまでもそれは生首の話。このバーチャルとリアルの壁を破りつつも、きっちり線を引いて飛び出さないのが、斗和キセキというバーチャルYouTuberです。

にじさんじユメノグラフィア体験

いちから株式会社のサービスユメノグラフィアは、VR空間の中で女の子と一対一の会話ができるサービス。最近デスクトップ版もリリースされました。
この動画で体験しているのはにじさんじの。応対しているのはころぼしまう。どのようなやりとりが可能なのかはこれを見ればだいたいわかります。興味のある方はぜひこちらをチェック。かなりコミュニケーションを取ることが可能です。叶が紳士的なのもあって、安心して見られます。

一方舞元啓介もユメノグラフィアを体験。興味があって自身で申し込んだとのことで、楽しむ気満々。これが非常にいい具合におっさん全開。録画を見に来たジョー・力一に激しいツッコミをされまくる、気持ち悪い(褒めています)内容になっています。編集をした黒井しばの話によると、本当に気持ち悪い部分は編集でカット済みとのこと。そして応対してくれたスタッフの雎雪待のプロフェッショナルな受け答えが素晴らしい。

実際に体験してみたらデレデレになるんだろうなあ…と感じさせられる、共感性羞恥半端ない映像。むしろ「会話に自信がないけど自分もいけそう!」と感じさせてくれると思います。
キャバクラではなく、あくまでもコミュニケーション体験サービスなので、そこはお間違いのないよう。今後スマホ版も出るそうです。とはいえ、できればやはりVRで体験したいところです。なおユメノグラフィアのスタッフはVTuberとしても活動しています。

進路について考える

緑仙の今回の企画は、自分の進路を考えるにあたって、パラレルな可能性が起きうる未来に向けて電話をして、どの道を歩むのがベストかを考える、という非常にバーチャルなもの。教師になる未来、企画者になる未来など、多様な可能性を選びながら、四年後のライバーたちと会話をしています。

個々の未来はパラレルなんだけど、どこかしらですれ違いつながる構造が、非常に凝っています。バラバラな世界なので正解があるわけではありませんが、これはぜひ頭から順に見て欲しい。破天荒な展開が多いので気構えず楽しめますが、同時にしっかり掘り下げると、VTuberの未来への思想や夢のあり方も見えてきそう。このようなIFを、他のライバー巻き込んで作り上げられるのは、緑仙ならではです。

絵が上手くなりたいならこの練習は”絶対”NG!【Radio Closet. 13】#ディープブリザード #れでぃくろ

イラストの描き方を解説しているディープブリザードは、イラスト講座、悩み相談、入門、レビューの動画を精力的にアップし続けています。動画はそれぞれ、2D、3D、デフォルメ、果ては実写まで多様な手法で撮られており、飽きません。

絵の仕事をゲットしたい人は◯◯しよう!【Radio Closet. 14】#ディープブリザード #れでぃくろ
秒かわイラスト仕上げ術で10倍おしゃれ!【超入門講座#18】 #ディープブリザード #clipstudio
ゆめかわ⭐️フリル&レース💕🦄🍬ロリータファッションメイキング 【超入門講座#19】 #ディープブリザード #clipstudio
絵師マストバイ!「図案スケッチポーチ」絵描き目線レビュー

「超入門講座」は見てそのまますぐ使えるイラストの描き方のテクニック。イラストやマンガを描く人が困った時に見て学べるようになっています。
一方「Radio Closet」は、イラストに関する様々な質問に対して、イラストレーターであるディープブリザードの視点から答えているもの。13は「絶対NGな練習方法」、14は「仕事をゲットする方法」とプロを目指す人にはかなり肝要な内容。わかりやすく解説テロップ入りで返答しています。

【漫画】悪魔の女の子と付き合うとどうなるのか?【周防パトラ / ハニスト】

周防パトラによるYouTubeおなじみ「いかがでしたか?」風コミックは、周防パトラ本人と俺君がお付き合いするという甘々な内容。悪魔の女の子あるあるネタ(?)を盛り込んだ内容でテンポがよく、一気に楽しめる短編作品になっています。ガチ恋勢は必見。そうじゃなくても彼女の魅力を味わえるので必見。

ハニーストラップ、あにまーれなど774inc.のVTuber多数登場。最近の新人も登場しています。それどころかお友達としてあのVTuberまで。
気になる俺君役は、ハニストの堰代ミコ。いつもと違うイケボでうっとり。

POLYFULL!- まりなす(仮)[Vtuber]【オリジナル曲/MV】【#まりなすMV参加プロジェクト】

まりなす(仮)がアップしたMVは、「まりなすMV参加プロジェクト」に集まった総勢220人のVTuberが登場して画面を埋め尽くす豪快なもの。まりなす(仮)ならではのユーロビートソングにあわせながら、次から次へとVTuberたちが登場し、賑やかさを増していきます。

2D・3D問わず集結しているのもポイントが高い。そして人間型が多いがゆえに、ウパルマンハート様みみたろうの存在感がすごい。個人と企業が垣根なく集結しているのはぜひ意識して見ておきたいところ。
スピード感あふれる曲は、大人数が揃って踊る映像にぴったりなアッパーチューン。まりなす曲はダンサブルなユーロビート・トランスミュージックが多いので、このようなダイナミックなダンス動画は、見ているとクラブにいるようでワクワクさせられます。みんなで集まって楽しく踊ろう、という部分も踏まえてMonsterZ MATEの「Beep☆CARAMEL」とぜひセットで流したい作品です。

鈴鳴すばるを中心にした「オーエ・ニャーモ」のユーロビートアレンジは、これぞまりなす(というか鈴鳴すばる)の方向性、といった元気いっぱいなもの。歌とダンスのクオリティの高さにプラスして、画面に出てくるものがやたら多いため、大変カオスなMV。テンションあがります。

【Mashup】ベノム×ロキ(covered by WHITEHOLE)【マッシュアップ】

男性ボーカルユニットWHITEHOLEがアップしたのは、人気曲「ベノム」と「ロキ」をマッシュアップ(2つ以上の曲を混ぜて一つの曲にすること)して歌う、VTuberとしては珍しいスタイル。
ここは2人ユニットというのが強い。ぱっと聴いてわからないくらいきれいにマッシュアップされつつ、同時に各々の個性を歌声に出すことで2つの曲のいい部分を引き立たせるミックスになっています。

【あつ森】新宝島/サカナクション あつ森の楽器演奏&ベース/Animal Crossing Sakanaction Cover【ベースは生演奏】

花奏かのんがアップしたのは、めちゃくちゃ手がかかったであろうことがひと目でわかる「あつまれどうぶつの森」を利用した「新宝島」の演奏動画。ベース部分のみ本人の手演奏で、あとは「あつ森」のシステムを利用したもの。Twitterではサカナクション山口一郎本人にピックアップされるほど注目を集めています。
演奏もさることながら、MVを再現したアニメーションの作り込みが凄まじい。元のMVで入っている細かなカットも「あつ森」のキャラクターで再現。ぜひ公式MVと比較しながら見てみてください。

GLAY「BELOVED」 by 燦鳥ノム【歌ってみた】

燦鳥ノムが20年以上前の名曲GLAYの往年の名曲「BELOVED」をカバー。キャッチーなサビはかなりの高音で、パンチの強いメロディが印象的なこの曲を、燦鳥ノムならではのしなやかな力強さで表現しています。もちろん大サビのハイトーンボイスもばっちり。

この世代の曲をVTuberが歌ってみた動画で出るのはそこまで多くないので、今の20代30代にはかなり刺さるのでは。オリジナルMVを彷彿とさせる映像や、両手を開くボーカルTERUポーズもばっちり。
燦鳥ノムのオリジナル曲第三段はGLAYのTAKUROが作詞作曲とのこと。今までの「Life is tasty!(作詞作曲・じん)」「君にルムウム(作詞・畑亜貴、作曲・Tom-H@ck)」とは全く違うテイストの曲になりそうです。

Preserved Roses / T.M.Revolution×水樹奈々(Covered by 夏色まつり&律可)

ホロライブ夏色まつりとホロスターズ律可がアップしたのは、T.M.Revolutionと水樹奈々の「Preserved Roses」。男女ユニットであることを存分に活かしたサビのハモリパートのカバーが、パワフルで非常に心地いい。2人がの力強さと色気を堪能できます。

以前は「白日」もデュオで歌っています。こちらはしっとりとした空気感あふれる仕上がり。元々が男性ボーカルだったのを男女デュオにしたことで、ぐっと音に厚みが出つつ、かつ若々しさあふれる作品になっています。是非この2人の声を最大限まで活かした、オリジナルデュオ曲も聞いてみたいところです。

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