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VTuber 2019.12.01

限界or余裕? VTuberたちの「リングフィットアドベンチャー」話題の回まとめ

Nintendo Switchの新作ゲーム、「リングフィットアドベンチャー」が、VTuber界でブームを巻き起こしています。イメージ通りのプレイを見せる者、普段の姿からは想像もできないギャップを発揮する者……VTuberたちのリアクションは十人十色。今回はそんなライブ配信の中から、とくにリスナーを盛り上げていた回を紹介していきましょう。
 

目次

1.リングフィットアドベンチャーとは
2.“センシティブ”のラインを超えた御伽原江良
3.“にじさんじ最弱”天宮こころが見た世界
4.実はパワー系? メリーミルクの大奮闘
5.ホロライブゲーマーズの10時間耐久配信
6.鬼教官vs静凛! JK組のリングフィットアドベンチャー
7.フィジカル最強アイドル・相羽ういは
8.インドア吸血鬼・葛葉のフィットネスチャレンジ

1.リングフィットアドベンチャーとは

同作の特徴は、フィットネスとアドベンチャーゲームが一体となったゲーム性にあります。プレイヤーに課せられた使命は最強の魔物「ドラゴ」を倒し、世界が闇のオーラに包まれるのを阻止すること。ジョギングによって様々なギミックが隠されたフィールドを進み、身体を動かして発動する「フィットスキル」によってモンスターを撃破していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=pmUS1nXq9RI

(「リングフィットアドベンチャー」の公式紹介動画)
 
また、付属のコントローラーによって全身の運動が認識されるのも大きなポイント。両手で操作する輪っか状の「リングコン」と、太ももに装着する「レッグバンド」は、腕や足にかかった力をしっかりチェックしてくれます。

2.“センシティブ”のラインを超えた御伽原江良

https://www.youtube.com/watch?v=SoSfpxz1SZE

数ある配信の中でも絶対に外せないのは、にじさんじ所属“ギバラ”こと御伽原江良さんの実況シリーズ。10月25日に行った初プレイでは、相棒となるキャラクター「リング」と運命の出会いを果たすことに。最初こそ「蛍光灯」と見た目を揶揄していたものの、爽やかな声で“僕らは一心同体”と呼びかけられると「かっこいい…好きになっちゃう」と態度が一変。名前を呼ばれたり、トレーニング中に励まされるたびに一喜一憂していきます。
 
冒険中には様々なフィットネスに挑戦していくのですが、清楚とはかけ離れたうめき声を上げる様子はもはやリアクション芸人。それだけでは飽き足らず、さらなる刺激を求めてゲームをしながら足つぼマットに乗ったり「初配信並みの清楚」を演じる企画などに挑戦していきます。「吐くまで耐久」と題した配信では2時間にわたるトレーニングの末、リスナーに配慮したテロップを表示しつつ嘔吐寸前の“限界”声を上げていました。

3.“にじさんじ最弱”天宮こころが見た世界

リングフィットアドベンチャーでは最初にゲームを始める際、リングコンを操る力が測定されます。そこで衝撃の記録を叩き出したのが、にじさんじの天宮こころさん。押し込む力と引っ張る力は上限がそれぞれ「100」と「-100」に設定されていますが、彼女が測定した結果は「30」と「-21」。にじさんじ内でも断トツに低い数値で、以前から自称していた“にじさんじ最弱”の称号が確固たるものに。
 
またプレイヤーに合わせてレベル1~30までの「運動負荷」が設定されるのも、このゲームの特色。天宮こころは甘めの運動負荷6でスタートしたものの、それでも負担が大きかったのか次の放送では筋肉痛を訴えながらレベルを3つ下げます。さらに11月14日の配信では「新しい世界見たくない?」と言いながら、最も低い“1”へと下方修正。極限までノルマが少ないトレーニングに挑戦しますが、途中で脈拍を計測すると激しい運動後のような数値が出てしまい、当の本人すら「どうして? どうして?」と困惑していました。

4.実はパワー系? メリーミルクの大奮闘

.LIVE(どっとライブ)所属のメリーミルクさんは、絵本の世界から飛び出してきた小柄な女の子。儚げな雰囲気のキャラクターで人気を集めている彼女ですが、リングフィットアドベンチャー実況ではギャップに満ちた姿を披露してくれました。
 
リングコンを操る力を測定した際には、ほぼ上限である「100」と「-97」という数値に軽々と到達。抜群の安定感でフィットネスをこなし、ボス戦では「なんだそのポーズは! 舐めとんですか?」と食ってかかるなど、“パワーミルク”という異名に違わない活躍を見せていきます。
 
その一方、どんな時もかわいらしい素顔が覗いてしまうのが癒し系VTuberたる所以。「かぼちゃプリン分のカロリーをここで消費しようと思っています」と、配信後に食べるスイーツのことを嬉しそうに語る場面もありました。

5.ホロライブゲーマーズの10時間耐久配信

https://www.youtube.com/watch?v=i4CZTQEN5pU

白上フブキさん・大神ミオさん・戌神ころねさん・猫又おかゆさんの4人からなるホロライブゲーマーズは、クリアするまで耐久配信を行うという試みに挑戦。フルボディトラッキングによってメンバーたちの生き生きとした動きが伝わってくるのが、配信の大きな魅力となっています。
 
戦闘中に画面端で白上フブキさんと戌神ころねさんがソーラン節を踊り出したり、猫又おかゆさんが「邪魔したくなってきた」と言って戌神ころねさんをくすぐり始めたりと、自由すぎる空間が展開。最終的にはワールド5までをクリアしたところで4人の激闘は終了しました。約10時間にもわたる長時間配信は他にも見どころが満載だったので、興味がある人はアーカイブをチェックしてみてはいかがでしょうか。

6.鬼教官vs静凛! JK組のリングフィットアドベンチャー

11月4日には、月ノ美兎さん・樋口楓さん・静凛さんの3人からなるにじさんじの人気ユニット「JK組」がゲームを実況。静凛さんのトレーニングを“楓と美兎”の2人がトレーナーとして見守るという、エンタメ性抜群の配信が行われました。
 
樋口楓さんは開始早々に「凛、走るぞ!」と情熱的なエールを送り、その後も率先して指示を出していきます。トレーニング内容を選択する場面では月ノ美兎さんが「楽なやつやりましょう」と提案するのに対して、「キツいやついきましょ」と鬼教官っぷりを発揮。最終的にはへとへとになった静凛さんから「教官厳しい…!」と訴えられることに。
 
ちなみにトレーナー2人もゲームをプレイ済み。樋口楓さんは7時間以上にわたる耐久配信を行ったり負荷最大でタイムアタックに臨んだりとパワフルなプレイングを披露しています。月ノ美兎さんは通話アプリ「斉藤さん」で赤の他人と会話しながらフィットネスを行うという謎の動画を出しており、こちらも必見です。

7.フィジカル最強アイドル・相羽ういは

天宮こころが“にじさんじ最弱“だとすれば、相羽ういはさんは間違いなく“にじさんじ最強”の一角でしょう。初日には約1時間の配信を行った後、まさかの2回行動。続けて5時間半におよぶ長時間配信を行い、最後は疲れを感じさせない笑顔で「いやー楽しかった!」と言い放ちます。さらに11月14日の配信では運動負荷を上限の30に設定しますが、その後も3時間超の配信を連発、“フィジカルモンスター”の異名が広まっていきました。

なお体力は底知れないものの、初回配信ではなぜか尿意と戦い続けていたのが印象的。ステージをクリアした瞬間に叫んだ「おトイレー!」という言葉は、その後持ちネタとして定着しています。

8.インドア吸血鬼・葛葉のフィットネスチャレンジ

11月26日に待望の3Dモデルが公開されたにじさんじ・葛葉さん。お披露目配信では早速3Dモデルを活かし、リングフィットアドベンチャーに挑戦しています。とはいえ「室内犬」と呼ばれることもあるインドア生活のせいか、チュートリアルの時点から大苦戦。口では強がっていたものの、プレイ中には「発汗が止まんねえ」と本音がポロリ。ステージ「ウキヨ堂」をクリアした際に脈拍を計測すると172回/分を叩き出し、画面上には「運動が強すぎる可能性があります」というメッセージが表示されていました。

配信を見ながら一緒にフィットネスすれば、さらにVTuberたちを身近に感じられるはず。この機会にゲームを始めてみるのも良いかもしれませんね。


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