日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!
【ココスキ】VチューバーがWebサービスを作ってみた結果!?
(8月14日)
おめがシスターズの発案で、とても便利なサービスができました。
「切り抜き動画」を、PCスマホどちらでも簡単に作れるというもの。「推し」活動にはめちゃくちゃ便利です。
ココスキというサービス。仕組みとしては、動画の再生冒頭と再生終了部分を設定し、見るときに再生する、という状態なので権利的には完全クリア。
具体的にはこんな感じになります。
#ココスキ 【音量注意】びっくりして椅子ごと倒れる戌神ころね / 「Korone Ch. 戌神ころね」から
#ココスキ 魔法少女ちあ 「免許返納の歌」 / 「魔法少女ちあちあちゃんねる」から
もちろん元動画にはワンクリックで飛べます。
最近だと切り抜き動画は、割と多くのVTuberが暗黙のうちにOKしている場合が多いです。というのも視聴者はもちろんVTuberでさえも把握しきれないほどアーカイブが多すぎて、何処から見ればいいかわからなくなってしまっているから。新規で興味を持った人に勧めるには、1時間のアーカイブは重すぎる。5分見るのも面倒という人だという人もたくさんいる。だからこそ切り抜きハイライトの存在意義はものすごく大きい。
実際、切り抜き動画から見始めた人の数は尋常じゃなく多いです。
ココスキはめちゃくちゃに簡単な分、字幕やつなぎあわせなどの編集、40秒以上の長い動画は作れませんので、そのへんは使い分け。
すでにココスキのサイトでは多数切り抜きがあがっていますので、おすすめを見るだけでも楽しいです。
【生誕祭】オーストラリアで日本の和菓子作ってみた!【料理/赤井クッキング】
https://www.youtube.com/watch?v=rbWy1xrwxPI
(8月11日)
ホロライブの赤井はあとは、オーストラリアに留学中という、ちょっと珍しい条件下で活動しているVTuber。そのため日本とオーストラリアを行き来して活動しています。オーストラリアでの情報も動画にしており、文化や英語を教えてくれる貴重なVTuber。
赤井はあとは企画でも相当ひねりを入れてくるのが特徴。この動画では、オーストラリアでわらび餅をつくっています。材料は果たして…?
https://www.youtube.com/watch?v=iwTByHgXNis
その他にも、オーストラリアの困った体験談や、文化ギャップ、ちょっとしたネタ動画なども投稿しています。
普段の配信でもオーストラリアの話題がちょくちょく出てきます。暴虐ツンデレお嬢さんな一面と、才女としてのトークの面白さが楽しめるVTuberです。
【page.8】かなり前に突然休止していたVtuber【頑張れ】
(8月12日)
ガントレットは、自らの身体をアクションに適するように改造していく様子を見せてくれる、技術系VTuber。変形のギミックは、メカニカルなのが好きな人なら、一度見たらハマること間違い無しのかっこよさ! かなり凝った表現をしれっとやるのがイカしてます。
身体のみならず、撮影視点を変えるカメラもギミックもりもりで実装。画面に画像を出すフレームも、しっかり動くアイテムと化しています。
男の子心くすぐりまくりのチャンネル。復帰後の活動に期待です。
【新人VTuber / 自己紹介】勉学を司る神様VTuber「賢乃ちえり」じゃ!【KENスクール】
(8月13日)
新人VTuberの賢乃ちえりは、江戸時代に生まれた犬の勉学の神様。彼女はITスクールであるKENスクールの公式VTuber。パソコンの先生として活動していくようです。
さすがIT系スクール出身、モデルのクオリティが非常に高く、よく動く。声も元気でハキハキ。見ていてとても楽しいVTuberです。
まだ現時点では自己紹介のみなのでどんな活動をするのかわかりませんが、テクノロジー知識系の動画はもちろん、賢乃ちえりの個性が見られる映像も見てみたいものです。
銃殺現場に居合わせた男
(8月14日)
毎度知らない犯罪者の世界について教えてくれる、懲役太郎。今回は「銃殺現場」という、一般的にはまず出会うことがない、けれども100%ないとも限らない生々しい話を聴かせてくれます。
懲役太郎はリアルな犯罪話をバーチャルな皮をかぶって話すことで聞きやすくしているVTuber。彼はホリエモンのチャンネルでも取り上げられ、活動の巧みさが絶賛されました。堀江貴文氏自体が投獄経験者です、懲役太郎の語る情報の正しさを認めていました。
懲役太郎のスタイルは、人に事実を伝えるための、やりやすい・見やすい形式として、今後も是非安定していってほしいところ。
【開会式】3Dでソロ地獄の始まり。【#夏色まつり24時間配信】
https://www.youtube.com/watch?v=svP9Pd3FhsM
(8月11日~12日)
夏色まつりが、一人で全身3D配信を24時間を行う快挙を達成しました。一人なので当然交代なし(運営スタッフは交代あり)。時間によってやる内容も異なります。夏色まつりの体力は大変にタフネス。後半にビートセイバーを持ってきたのは無茶なのではと思いましたが…。
3Dでの連続配信はPCや機器の負担が猛烈にでかい。どういう風に乗り越えたのかはかなり気になります。
「3Dでもできる」ということを証明しただけでも大快挙です。どの時間帯でも夏色まつりは元気いっぱいなのでBGMがわりにも。水着姿もいっぱい堪能できます。
【オフコラボ】散髪配信〜新髪型発表もあるよ〜【チャイかざ明治/にじさんじ】
(8月13日)
森中花咲、童田明治、花畑チャイカが行ったオフコラボはかなりの変化球。森中花咲に新髪型が追加されたお披露目放送なのですが、ただ見せるだけではなく、髪の毛カット練習用マネキンヘッドに緑色のロングウィッグを買ってきて、花畑チャイカと童田明治に切らせる、というリアル散髪。
リアルマネキンヘッドの口がぱくぱく動くという不思議な画面。ンヌグム級に不気味です。果たして完成した髪型はいかに……?
それとは別にちゃんと新髪型発表もされています。
森中花咲はこういう、ただでは済まさない、エンターテイナー的企画を数多く行っています。
悪夢 2
(8月13日)
ジョー・力一(道化)、でびでび・でびる(悪魔)、雨森小夜(少女)が行った、悪夢を表現する生放送。ライブ配信です、動画ではないです。ここ大事。
画面には人の神経を逆なでする、不気味で脳に焼き付くような、ナンセンスでシュールな映像が延々と流れます。
ライブなので、何分で終わるかわからない。3人の演出する悪夢が、視聴者の目前で流れ続けます。
けたたましい笑い声も、気味の悪いしゃべり声も、気が滅入るような歌声も、全部その場でやっています。一発撮り失敗が許されない中、彼らが見せる悪夢に浸ろう。
一応ホラーコンテンツではなく、びっくりさせる心臓に悪いシーンもありません。とはいえところどころぎょっとする表現が交じるので、注意。
サマーダイブ / ぴぐまりおん。【Vtuber オリジナル曲】
(8月10日)
ぴぐまりおん。の朝霞しお、糸巻おり、雛見沢くるみ3人の歌うオリジナルソングが公開されました。もともと3人とも歌がうまいだけあって、非常に爽やかで力強い、青春あふれる歌になっています。
普段はアクが強い言動の多いメンバーですが、このMVでは見事なまでに青春アイドルど真ん中。夏に何度も聞きたい曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=SG6FYY_m-2U
それぞれ歌動画や歌配信も行っている3人。YouTubeのみならずIRIAMでの活動もかなり盛んです。
少女レイ / Cover 栗山やんみ
(8月12日)
栗山やんみがアップしたMVのかわいさを刮目せよ。タレ目で3頭身、ころっとした姿で一生懸命歌う姿に見入ってしまいます。
編集もものすごく凝っており、カット割りを見ているだけで楽しい。
柔らかく丸い歌声は、彼女のビジュアルにぴったり。とても耳が安心する歌声です。
それでいて原曲の「少女レイ」の夏の儚さが詰まったMVへのリスペクトもしっかりされていますので、もともとの曲のファンも必見。
シクラりわ Shikura Riwa / Amma (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=pjhw1Fv04Ss
(8月15日)
少しレトロで、かなりポップで、だいぶエモーショナル。シクラりわの新オリジナルMV「amma」は、切なさをシティ・ポップ調のメロディに乗せて歌い上げた作品。独特の言葉遣いが癖になる歌詞は、概要欄に掲載されています。
一新されてよりかわいらしくなったモデルがいる世界は、色々なMVを咀嚼し、リスペクトしているのがわかる映像になっています。意味深なカットと、曲にあったシクラりわのダンスを是非見てみてください。
MVの他にも短編動画をあげているシクラりわ。音へのこだわりが尋常ではない上に、ちょっと謎めいたレトロフューチャー感も内包しています。
【水着で踊る特別版MV】VTuber事務所「ホロライブ」公式曲第1弾『ShinySmilyStory』試聴動画 【 #ホロライブサマー 】
(8月15日)
ホロライブのこの夏の本気度はすごい。なんせ3Dモデル持ち全員に水着新衣装を準備してしまった。モデラーさん相当大変なのでは。
明るく元気いっぱい、夏を感じさせる公式楽曲第一弾としてアップされた「ShinySmilyStory」では、アイドル事務所・ホロライブとしてのにぎやかな様子が描かれています。
全員が水着に着替えてのダンスは圧巻。非常にアイドルしています。ときのそらの友人Aちゃんが、裏方として一生懸命働いているのも素敵。
この夏のホロライブの攻勢はまだまだ続きます。本格的にアイドル化しはじめてきた彼女たちの動向、要チェックです。
【羽子田チカ】ガーネット-歌ってみた【北の国からVtuber】
(8月15日)
羽子田チカは丸みを帯びつつハスキーな歌声を持つ、北海道から上京したVTuber。今回の「ガーネット」カバーは、彼女が持つ声量と音の広がりを存分にいかした作品になっています。羽子田チカがアップしている歌動画はいずれも、独自の表現がなされているので是非耳を傾けてみてください。
初めての作曲、完成です・・!(AメロBメロサビまでです)
自分の心をまっすぐに表すことができた、
気持ちを込めれた歌になったかな、?と思います!
タイトルをアンケートの2択で決めようかと思いますので是非ご参加ください~作曲・作詞・イラスト:羽子田チカ pic.twitter.com/JVJ5VQ6OAZ
— 羽子田チカ❄️作業期間 (@haneta_chika) July 14, 2019
作詞作曲が本人のオリジナルソングもTwitterにアップされました。今までの「歌ってみた」で表現されていた人の温かみが反映されているかのようです。フルバージョンに期待!
【歌ってみた】死神 covered by 花譜
(8月17日)
花譜がライブ「不可解」で歌った大森靖子の「死神」のカバー、スタジオ収録バージョンをついにアップ。
諦念と哀しみのこもったような大森靖子の歌をリスペクトしつつ、少女の苦しみの泣き声のような表現の歌にしあがっています。
カバー曲のチョイスは比較的マイナーなものも多い花譜。彼女が大好きで歌いたいという曲を優先して選んでいるのもあり、表現力の高さは抜群。是非原曲とあわせて聞いてみてほしい作品です。
オリジナル曲「夜行バスにて」もアップされています。今までの東京や新宿と異なる、国籍不明な空気感であふれている作品で、アニメーションは「ずっと真夜中でいいのに。」の『秒針を噛む』のMV を作ったwaboku氏。
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