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VR動画 2017.05.29

360度動画でガン治療施設を見学 三井住友海上あいおい生命保険が提供開始

三井住友海上あいおい生命保険株式会社はは、2017年5月より「ガンの医療技術 粒子線治療を行う施設見学」の360度動画の提供を開始しました。

初回提供としては、同社社員や代理店を通じてユーザーに提供されるとのことです。

医療施設というのは、普段なかなか目にすることのない場所のため、どのようなことが行われているのかが伝わりにくい現状です。本プロジェクトでは、医療施設を実際に訪れたような体験をし、健康や医療への理解を深めてもらうことが目的とのことです。

今回提供された360度動画では、ガンの医療技術のひとつである粒子線治療を行う医療機関の施設「メディポリス国際陽子線治療センター(鹿児島県指宿市)」と宿泊施設の見学を体験することができるものとなっています。

粒子線治療は、水素や炭素の原子核といったミクロの粒子を利用した先進医療。身体的な負担が少ないとされていて、1回の治療時間が15分から30分と短く入院せずに外来での治療が可が可能となっているとのこと。

本動画の再生には、凸版印刷株式会社が開発したスマートフォン用VRデバイス「VRscope」などスマホ向けVRデバイスを使用し視聴することができます。普段目にすることのない医療施設を実際に訪れたような体験ができます。

三井住友海上あいおい生命保険は今後、介護や障害等の疑似体験やガンが転移する仕組みのアニメーション解説等のコンテンツを追加していくとのこと。

なおVRを活用した医療として、患者の3D-CT画像データから作成された「VR解剖図」を利用した手術シミュレーションや、錯覚による痛み緩和などが行われています。

(参考)
http://www.msa-life.co.jp/index.html


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