ザッカーバーグも絶賛したソーシャルVR『Toybox』が配信へ

Oculusは、12月6日に発売するハンドコントローラーOculus Touchのローンチタイトルに、同社が制作した『Toybox』が無料で含まれることを明らかにしました。ソーシャルVRの可能性を多くの人に感じさせたアプリケーションの一般配信に期待が高まります。

Oculusは12月6日にOculus Rift向けハンドコントローラーOculus Touchを発売します。Oculus Touchは、VRの中にあたかも自分の本物の手があるかのように手と指を動かすことのできるデバイスです。

米メディアRoad to VRは、OculusがこのOculus Touch向けにアプリケーション『Toybox』を無料配信予定であることを報じています。

2015年6月にOculus Touchが発表されて以降、プロトタイプデモとしてイベントで展示されてきたのがこの『Toybox』。2名が別々の部屋に入ってOculus RiftとOculus Touchを装着。ネットワークを介し、同一のVR空間内で遊ぶという体験です。

https://www.youtube.com/watch?v=iFEMiyGMa58

プレイヤーは青白いデフォルメされたデザインのアバターで表示されますが、頭と手の動きはまさに人間の動きそのもの。手元には花火やピンポン、積み木などがあり、掴んだり投げたりして遊ぶことができます。ボイスチャットで聴こえる声は、相手のアバターのいる場所から聴こえてきます。

現実では離れた部屋にいることが分かっていても、VRではまるで隣にいるかのような感覚になる秀逸なVR体験です。

https://www.youtube.com/watch?v=dbYP4bhKr2M

Oculusの親会社であるFacebookは現在VRの中でコミュニケーションをとる“ソーシャルVR”を強力に推進しています。CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏も2015年10月にこの『Toybox』デモを称して「最高のVR体験」と絶賛しています。

VRのアプリケーションの鍵とされ、数々の取組が始まっている“ソーシャルVR”。ソーシャルVRに携わる多くのプレイヤーがその可能性を確信して取組に踏み切った理由としてこの『Toybox』を挙げています。

『Toybox』が一般配信されることでより多くの人がソーシャルVRを体験することになります。

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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