撮影現場に潜入 大学生グラドル星名美津紀、初めてのVR撮影の感想は?

イードは、アイドルと触れ合えるVRコンテンツシリーズ『トキメキメテオ』を今年(2017年)春より展開します。3月31日より、ライブエンタープライズとの協力で簡易VRゴーグルを同梱したパッケージ版、デジタル版の販売を開始します。書店や一般流通向けにも展開し、これまでVRに触れた事のなかった層に向けて「VR人口を拡大したい」とのこと。その第1弾として起用されたのは、グラビアアイドルの倉持由香さんと星名美津紀さんです。

最近では、アイドルや声優など女の子をテーマとしたVRコンテンツが多く登場するようになりました。実際にはなかなか会えない、アイドルや可愛い女の子をより身近に体感できる点で、VR技術との相性が良いためです。しかし、女の子の登場するVRコンテンツが増え続け、ただVR技術を使用して撮影するだけでは他との差別化ができません。こうした状況の中、実際にクリエイターがどのように工夫してVRコンテンツを制作しているのか。星名美津紀さんのVR撮影現場取材を行いました。撮影機材は企業秘密のため、一部ぼかしを入れてあります。

アイドルを間近に感じられるVR映像制作


VR映像と言えば360度どこでも見わたす事のできる映像作品を思い浮かべるかもしれません。今回の作品は、左右の目が見ている画像の微妙な違いを利用して脳に立体を認識させる『両眼視差立体視』を利用したもので、映像は左右上下180度まで見渡せます。カメラが1つではなく2つあるため、実際にカメラ1つが片目に対応し、目で見た感覚と同じように再現できるのが特徴です。アイドルがより立体的に、リアルに体験できる点で、全天球のみの撮影よりも相性が良いのではないでしょうか。VR映像制作に協力したのは、こうした立体視技術を研究している株式会社シータです。

2台の一眼レフカメラ(SONYのα7)はリグと呼ばれる特殊な機材で繋ぐ事で、人間の目と目の距離を保つように作られています。2台のカメラそれぞれから送られて来た画面を確認します。

VR立体視の撮影では、レンズに近すぎてはいけなかったり、撮影中にどこを見ればいいのかなどの演技指導が行われていたのは印象的でした。下の写真はどこまでカメラに近づいて良いのか、指導を受けている様子です。

ただ撮るだけじゃない。物語がさらに臨場感を高める。




今回のVRシリーズで特徴的なのは、ストーリー性にあふれた体験というところです。シナリオライター・クリエイティブディレクターを務めたのはタレントのプロデュースやデザイン制作も行うカミナリコゾウ氏です。朝昼夜のシチュエーションで撮影がされたのですが、それぞれにセリフから動きまでの細やかな指示の入った台本が用意されています。しかし、実際の撮影現場では、事前想定できなかったVR向けならではの、より効果的な演出が見つかります。

たとえば上着を脱ぐシーンでは、

「ここではまだ脱がない方が良い。」
「台本にはあるけれど、この動作はいらない」

など、次々と変更が加えられていきました。

初めてのVR撮影。その感想は?



今回撮影現場を振り返る星名美津紀さん。実際にVR撮影を行うのは初めてだったとのことですが、通常の撮影と比べて「カットが細かく入らない等の違いがありますが、基本的な要素が変わらないのであまり緊張はしませんでした。」とコメント。尺の取り方や間の取り方などで不安がありましたが、ディレクターやスタッフの説明が丁寧だったので安心できた、とのことです。「今後もさまざまなバージョンに挑戦したい。」と意気込みを語りました。耳元で囁いたり、ラストにはキスシーンもあるので、「近くにいる感じ」をぜひ体験してほしいと語りました。

第一弾となる「トキメキメテオ Vol.1倉持由香」「トキメキメテオ Vol.2星名美津紀」は、2017年3月31日(金)よりパッケージ版およびデジタル版の販売を開始します。パッケージ版は予価4,000円(税別)で、デジタル版を含む購入方法、詳しいコンテンツ内容は公式サイト( http://tokimeki-meteor.jp/)にて順次公開とのこと。

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この記事を書いた人

  • 先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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