【体験レポ】VRデバイスで自分の体ではない感覚を得る - SENSORS IGNITION 2016後編

SENSORS GNITIONO 2016の会場には他にも色々なVR/ARの展示がありました。

YAMAHAのVRピアノ演奏視聴システム「teomirn(テオミルン)」(日本テレビ放送網)
「teomirn」公式FaceBookページ

SENSORS

こちらはピアノを弾いた人の手の動きをCGで再現し、で鍵盤の上に表示されるコンテンツです。

曲は日本テレビアナウンサーの後藤晴菜さんが演奏した「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」です。Oculus用のARカメラOvrvision Proを付けたOculus Riftを被ると今、目の前の光景が見えています。鍵盤の上に手を置くと自分の手の上にCGでできた後藤アナウンサーの手が現れ、軽やかに弾き始めます。自分の手の下では自動演奏のピアノが後藤アナウンサーの手にあわせ上下に動いています。音に合わせリボンやキラキラした花火のような光が鍵盤から生まれているようなエフェクトも綺麗でした。

SENSORS

SENSORS

3D音響になっているので顔を右に向けると左の耳から音が聞こえてきます。筆者はピアノを弾くことはできませんが、なんとなくCGの手にあわせているとだんだん自分の手がどっちだかわからなくなり、ピアノを自由に弾いている気分になりました。

ゆくゆくはレッスンに使ったり、演奏会後にデータをつけたり(今、客席で見ていた演奏を帰ったら演者視点で見ることができる)、CDのおまけなどを考えているそうです。

CHILDHOOD(筑波大学)
公式サイト

大人である体験者の感覚を小児の身体の感覚へ変換するウエアラブルデバイスです。このコンテンツ自体は2014年に発表されていますが筆者は今回初めて体験しました。

このデバイスの目的は大人が子供が見て体験してる世界を同じように見て、体験できるようにしたもので、「子供目線で子供が使う施設の危険をチェックする」ことができるというもの。実際に、小児病棟のデザインに使われました。

仕組みは結構シンプルです。Oculus Riftにカメラが目と同じ位置についており、自分の目の高さで色が薄い周囲の世界が見えています。

次にカメラを外してお腹のベルトにつけます。すると見えている映像が、まるで自分が小さくなったかのように周りの大人や机が大きく見えます。重心の位置が実際はお腹の位置にあるはずが、見えている情報では更に下にないとならないので齟齬がおこったかのようにバランスが取りづらくなりました。

Ovrvisionのような既存のデバイスではなくパススルーカメラを自作した理由は両目の間の距離を変えられるからとのこと。

SENSORS

SENSORS

SENSORS

(関連記事)
【体験レポ】篠崎愛と部屋で2人きり。女性記者もドキドキなお家デート- SENSORS IGNITION 2016前編

この記事を書いた人