PSVRの累計出荷台数は91.5万台 CEOが明かす

日本国内でも品切れが続いているPlayStation VR(PSVR、プレイステーションVR)。2016年10月13日から2017年2月19日までの販売数は全世界で91万5,000台との数字が明らかになりました。この数字はソニー・インタラクティブエンターテインメント(SIE)のCEOアンドリュー・ハウス氏がニューヨーク・タイムズの取材に対して明らかにしたものです。

PlayStstion4の周辺機器として発売されたPSVRですが、その出荷台数は謎に包まれていました。全世界への約4ヶ月での出荷台数が91.5万台、との情報が初めて公式に明らかになったことになります。

ハウス氏は「大組織にありがちなこととして、前線のセールス担当は興奮状態だが、組織の中には、私を含めてもう少し用心したほうがいいという声もあった」と語っています。
VRというこれまでにない一般消費者向けに発売するエンターテイメント装置として、PSVRの生産台数はソニーの中でも議論になっていたことが伺えます。SIEは発売後5ヶ月で100万台の出荷を目指しており、そのペースはほぼ達成できている模様です。

日本を初めて多くの国で品切れが相次いでいる状況が続いています。ハウス氏によると、4月までには供給ラインが改善され、販売地域にラテンアメリカが加わるとのこと。

2016年に発売された主要なVRデバイスは3種類ありました。そのうち、PSVR以外のOculus Rift、HTC Viveは出荷台数を公表しておらず、VRの消費者市場がどの程度の規模になっているのか、分からない状況が続いています。調査会社Superdataは、2016年末の推測で、Oculius Riftの出荷台数が24.3万台、HTC Viveの出荷台数を42万台と見積もっています。

(参考)
Popularity of Sony’s PlayStation VR Surprises Even the Company
https://www.nytimes.com/2017/02/26/business/sony-playstation-vr-sales.html

この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/

【お知らせ】

世界のVR業界の最新動向を把握するための1冊!Mogura VRが日本語翻訳・監修を担当。
「VRインダストリーレポート(2017年春版)」予約受付中です。

Mogura VR編集部では、ライター・編集者を募集しています!
詳しくは募集ページをご覧ください。

募集ページへ