スマホ用VRヘッドセット『Milbox』が版権フリーの美少女キャラとともに登場。強まる広告分野での活用

デジタルマーケティングを行うスパイスボックス社は3月9日、ダンボール製VRデバイス「Milbox」の販売を開始すると発表しました。

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Milboxは手持ちのスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、組み立てたダンボール製ゴーグルに装着してVRの世界を体験できます。レンズは複眼(2枚)になっており、「ハコスコ」や「Google Cardboard」、「タオバイザー」などと同様のスマホVRデバイスです。本体価格は1,000円と、昨年発売されているハコスコと同程度です。販売経路は現時点では不明。手持ちの静止画や動画をVRで閲覧できるようにするアプリを無料でダウンロードし、利用できます。

合わせてスパイスボックスはMilboxのオリジナルキャラクター「九十九(つくも)みる」を発表しており、VRコンテンツの制作に使えるゲームエンジンUnityのアセットとして5月より提供されます。

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既に種類の多い1000円台のスマホVRにこの「Milbox」も新たに加わることになります。どれも似ているようで使い勝手が若干違う部分も多く、今後MoguraVRでも比較・検証を進めていきたいところです。

また、手軽なスマホVRデバイスと広告分野とのつながりが強くなってきていることも注目したい動きです。スパイスボックス社は、デジタル領域のマーケティングを総合支援している広告コミュニケーションを進めています。広告代理店である博報堂が最大の出資者となっています。

今回、発表されたMilboxは、今後活性化が見込まれるVRマーケティング市場を開拓するための新製品と位置づけており、同社の広告利用を希望する事業会社向けに、アプリ開発等を通じた広告コミュニケーションの実現を目的としています。

ハコスコを開発・販売するハコスコ社も、既に2014年12月に博報堂及び博報堂プロダクツとスマホVRソリューションの共同開発をスタートさせています。今後さらに広告分野でのスマホVRの活用が増えていくことが予想されます。

Written by 久保田瞬(すんくぼ)

(参考)
スパイスボックス公式
http://www.spicebox.co.jp/

ハコスコ、博報堂・博報堂プロダクツと「スマホVRソリューション」の共同開発 – ハコスコ公式
http://hacosco.com/2014/12/hakuhodo/