【体験レポ】マブラヴVRで一般兵になってBETAに襲われる絶望感と希望を体験

4月3日ベルサール秋葉原で「Muvluv×HTC Vive体験会」が行われたので体験してきました。

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こちらは2006年に発売されたビジュアルノベル「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界観を体験できるVRコンテンツです。

「マブラヴ オルタネイティヴ」は2003年に発売された「マブラヴ」以降、国内外で人気の高いシリーズ作品の一作。1月にはPlaystation Vita版が発売されたことに加え、年内にはSteam で日英両言語版が発売されます。

マブラヴの世界では人類は長年、BETAと呼ばれる地球外生命体と戦いを続け、戦術歩行戦闘機(略称TSF)が開発され活躍しています。

今回、体験者は一般兵士となりサブマシンガンでBETAと戦います。

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椅子に座ってHTC Viveを被りヘッドホンをつけてコントローラーを両手に1個ずつ持ったら準備完了。椅子から実際に立ち上がると、そこは窓もない薄暗い小部屋です。左手はワープ用のコントローラー、右手はサブマシンガンを持っています。サブマシンガンは人差し指のトリガーを押せば弾数を気にせず撃ちまくることができます。

小部屋内はチュートリアルになっています。現実世界で案内してくれるスタッフの指示に従って実際にうろうろし、部屋の壁際のコンソールに乗っているマグカップを撃ち壊したりしました。

ドアを撃ち壊すと外は吹雪です。室内に冷たい風が吹き込んだ気がして、現実に扇風機はありませんでしたが、思わず「寒っ」と声に出てしまいました


吹雪の切れ目にさしかかり、ややと雪原と20m程先の青い矢印が浮いているのが見えます。これがワープポイントになり、左手のコントローラーを向けて白いビームがでたらトリガーを引いて離すと、矢印のあった場所にワープできる仕組みです。ワープをする際はOculus Touchで体験する技術でも「Bullet Train」と同じように目の前が真っ白になるので酔うことはありませんでした。ワープを数回繰り返して防空壕に退避します。急遽ワープを実装したとのことで、時々反応しなくなったり、ワープポイントが前後にあると自分がどこから来たのかわからなくなったりすることがありました。

雪原をワープしている間はBETAとの交戦が続きます。ワープから出た途端、空気をズシンズシンと響かせて現れるBETAは、真っ赤でトラック位の大きさがあり、でかい口と目玉が恐ろしいです。


銃を撃ちまくり倒せる時もあれば、間に合わず食べられそうになることもあります。

怖さで体が硬くなると横に避けるという考えが起きず、しゃがんで避けようとしてしまったのが、まるで映画やアニメの登場人物になった気分でした。BETAに食べられても今回は死ぬわけではないので安心ですが、鼻の先に巨大な口が迫り、血が撒き散らされるのは心臓に悪いです。

時折、遠くに赤いBETAよりも巨大な薄茶色のBETAが闊歩していくのが見えますが、こちらは銃を撃っても届きませんでした。

防空壕にたどり着くと、遠く地平線から真っ赤なBETAの大群が向かってきます、独特の動きなのでうじゃうじゃして気持ち悪いです。間近に迫ってくると、突然目の前で赤いBETA達が爆散。びっくりして見回すとTSF(戦術歩行戦闘機)が2機、頭の上を旋回して、第2陣のBETAを一掃していました。


目の前で足を開いて着陸したのを見ると、思わず歩いて近づき見上げてしまいました。「巨大人型ロボ」の迫力をお台場のガンダム以外で体感できて幸せです。

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後ろを振り向いたらいつの間にかもう1機のTSFも着陸していて、足元には巨大な薄茶色のBETAの首が転がっていました。目の前のTSFに見とれてないでもっと早く振り返った方が良かったのかもしれません。

イベントでの株式会社ヂジカ事業開発部岩永朝陽氏によるオープニングセッションで、今回のコンテンツは1ヶ月弱で完成させたと話されたことが驚きでした。

また、当初リアルさを追求した結果、銃の操作方法が訓練した兵士でもないとできないようになってしまったので簡単にしたこと、BETAをリアルに作った結果、怖すぎたため自主規制したことなど興味深いメイキングの話が明かされました。

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ゲームをプレイするなら主役、主役ならTSFに乗って戦ってみたいところです。しかしBETAの怖さは生身の状態で出会う方が恐ろしいです。倒しても倒しても現れるBETA、蹂躙される恐怖感。マブラヴシリーズの世界でBETAに襲われ続ける絶望感を味わえること、BETAを一掃できるTSFがいかに頼もしく、輝いて見えるかを実感することでより深く作品を楽しめると感じました。

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