HTCの一体型VRヘッドセット、11月中旬に中国で発表へ

11月14日、HTCは今冬発売予定の一体型VRヘッドセットについて詳細を発表すると見られています。一体型VRヘッドセットはPCやスマートフォンなどの追加のデバイスを必要とせず利用でき、さらに単独で動きを追跡する位置トラッキング機能を持っています。

ベールに包まれた一体型HMDが発表か

HTCはこれまで、PC向けのVRヘッドマウントディスプレイHTC Viveを発売してきました。

2017年5月に行われたGoogle I/O 2017にて、GoogleはHTCからGoogleの展開するDaydreamプラットフォームを搭載した「一体型」スタンドアロンVRヘッドセットが2017年中に発売されると発表しました。

Daydreamは現在Pixelなど一部のAndroidスマートフォンで体験できるGoogleのVRプラットフォームで、スマートフォン向けながら高品質な体験ができるとしています。HTCが発売する新たな一体型ヘッドセットではスマートフォンが不要となり、さらに外部センサーなしで位置を追跡可能にするインサイドアウト・トラッキングも搭載されます。同じくDaydreamプラットフォームではLenovoもGoogleと共同での一体型ヘッドセットを発表しています。

一方、HTCは中国国内向けにViveportプラットフォーム版の一体型ヘッドセットも発売を予定していることが明らかになっています。

YiVianの調査では、HTCは中国で新たに「Vive M」という商標を登録したとしています。欧米ではすでに「Vive Focus」や「Vive Eclipse」という商標が登録されています。

中国のメディアYiVianでは、今月11月14日に北京で開催されるVive Developer Conferenceの公式プロモーションフライヤーにて、ViveスタンドアロンVRヘッドセットがベールに包まれた“卵”として描かれている様子を報じています。またHTCは、カンファレンスにて「いくつかの重要な発表を行う」と述べています。

11月14日のイベントでは何が発表されるのか

一体型ヘッドセットがスマートフォンVRと大きく違う点は、ヘッドセット自体が位置を認識するトラッキング機能を持っていることです。これにより持ち運べるモバイルVRでありながら手軽に歩き回るコンテンツを体験することができ、よりコンテンツの質と幅が強化されます。

ヘッドセットの詳細なスペックやコントローラーの有無、発売日など、11月14日開催のイベントでの発表に注目が集まります。

(参考)
Report: HTC to Unveil Standalone VR Headset at Vive Developer Conference in November / Road to VR(英語)
https://www.roadtovr.com/report-htc-unveil-standalone-vr-headset-vive-developer-conference-november/

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この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor