今週は10本のHTC Vive向けコンテンツを紹介します。
The Nest
『The Nest』はVRのFPS(一人称視点シューティングゲーム)。プレイヤーは、SF的な設定の世界でAI(ロボット)を相手に銃撃戦を行うスナイパーになります。早期アクセスゲームです。
このゲームには「スコープ」という特徴的なシステムがあります。プイレイヤーが使用する銃(Viveコントローラー)には、遠くのターゲットを拡大して見ることができるレンズが付いているのです。
廃屋の2階、窓からそっと外をうかがい、敵ロボットに慎重に照準を合わせ、そして仕留める。手に汗握る緊張感はまさに本物です。
時間帯を夜にすることで難易度をあげたり、銃をカスタマイズしたり、やり込み要素は今後も増えていきそうです。
作品名:『The Nest』(Steam内のページ)(英語)
開発:invrse studios
リリース日:2016年6月15日
価格:9.99ドル(6月19日現在10%オフ)
Lost Route
『Lost Route』はホラーな雰囲気を持つ、車を運転するゲーム。早期アクセスゲームとして公開中。
椅子に座ってのVRは車の運転と相性が良く、さらにHTC Viveのルームスケールトラッキングを活かし、降車して外を歩くこともできます。停車して障害物をどけたり、アイテムを拾ったり、車を点検したりできます。
空は暗く、辺りを包むうっそうとした林は何か出てきそうなほど不気味で、ゲーム全体には不穏な空気が漂っています。時には強盗に襲われることも・・・。プレイヤーが出会うイベントは毎回ランダムに生成されるようです。
作品名:『Lost Route』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Imbanova Entertainment Inc.
リリース日:2016年6月17日
価格:4.99ドル
Muv-Luv VR
『Muv-Luv VR』は、人類の絶望的なBETAとの戦いをVRで体験できるゲーム。「マブラヴ」シリーズは日本発の作品、2003年に発売された「原作」となる第一作は青春恋愛アドベンチャーゲームです。
「Muv-Luvの世界へようこそ!地球外生命体“BETA”の侵略によって絶滅の危機に瀕した人類が、必死に抵抗している世界です。」
日本では過去に体験会も催されました。体験レポートは以下の記事を御覧ください。
(関連記事)
【体験レポ】マブラヴVRで一般兵になってBETAに襲われる絶望感と希望を体験
作品名:『Muv-Luv VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Degica、ixtl
リリース日:2016年6月17日
価格:無料
Annie Amber
『Annie Amber』は広大な宇宙と、宇宙空間に配置された部屋などを巡りながら、Annie Amberの記憶を辿っていくパズルゲーム。Gear VR向けのアプリも、既に同名でリリースされています。
部屋の窓を覗けば、そこには宇宙空間が広がっており、視界の奥には巨大な惑星も。しかしそんな宇宙空間には生活感の溢れた家具なども浮いており、美しいグラフィックも相まって、非常に独特な世界観を成しています。
現実とは一線を画した夢のような探検。随所にちりばめられているパズルを解きながら、彼女の人生を探っていきましょう。
※本コンテンツはOculus RiftとHTC Vive両方に対応しています
作品名:『Annie Amber』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Pantumaca Barcelona , @CarlosGameDev
リリース日:2016年6月17日
価格:7.99ドル(6月19日現在10%オフ)
Zero-G VR
https://www.youtube.com/watch?v=BScwriWwFO4
『Zero-G VR』は、宇宙空間を体験できるコンテンツ。
周りにほとんど物が存在しない広漠とした宇宙空間では、自分の速度や距離感がうまくつかめません。もちろん重力はゼロなので、「ジェットパック」のように噴出式の道具を使わないと進むこともできません。
果てしない距離、圧倒的な大きさ、日常生活では味わえないスケール感を楽しむことができます。「レスキューモード」「シャトルを追え」「ブラックホール」「ハイスピードモード」など複数のモードが実装されています。
作品名:『Zero-G VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Linkus Studio
リリース日:2016年6月15日
価格:4.99ドル(6月19日現在40%オフ)
※本コンテンツはOculus RiftとHTC Vive両方に対応しています
Within
『Within』はVRの映像作品を視聴できるアプリ。Gear VR用のアプリ『Vrse』を制作していたVrse.worksが、アプリ名・社名を一新し、Oculus RiftやHTC Viveに対応して再出発をしました。アプリの内容は引き続き、オリジナルの実写360度映像を配信するというもの。
過去には、人気アーティスト「U2」を迎えて、VRを用いた新しい形のミュージックビデオを制作したり、イルカやクジラの発する「クリック音」を捉えた360度の海中映像を撮影するなど。
作品名:『Within』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Within Unlimited, Inc.
リリース日:2016年6月17日
価格:無料
※本コンテンツはOculus RiftとHTC Vive両方に対応しています
Octoshield VR
https://www.youtube.com/watch?v=alLLpTMJHig
※動画は公開期間が終了し、現在は削除されています。
『Octoshield VR』はフリスビー上の「シールド」を使って遊ぶゲーム。早期アクセスゲームとして公開中。
攻守ともに一枚のシールドで行うことが特徴的です。武器となるシールドは(今のところ)一枚しかないので、敵を倒すために投げてしまうと、はね返ってくるまでの間は手元には何もなくなってしまいますが、シールドは敵からの攻撃を防ぐためにも必要なのです。
作品名:『Octoshield VR』(Steam内のページ)(公式Facebook)(英語)
開発:Anthony Pigeot
リリース日:2016年6月15日
価格:4.99ドル(6月19日現在15%オフ)
Armed Against the Undead
『Armed Against the Undead』はゾンビやエイリアンを撃ち倒すFPS。早期アクセスゲームです。
通常の銃器系の武器のみならず、チェーンソーや火炎放射器など、一風変わったものも使えるのが特徴的です。
作品名:『Armed Against the Undead』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Unity3d.College
リリース日:2016年6月18日
価格:19.99ドル
Astroderps
『Astroderps』はオブジェクトを配置して道を作り、宇宙人たちをゴールに導くパズルゲーム。
道を作る以外にも火を消したり、橋をかけたり。宇宙人たちは定められたスタート地点から一斉によちよちと歩き始めます。
作品名:『Astroderps』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Chronos VR
リリース日:2016年6月17日
価格:14.99ドル(6月19日現在20%オフ)
Dogfight Elite
『Dogfight Elite』は飛行機・タンクでの戦闘シミュレーター。早期アクセスゲーム(開発中のゲームを公開してユーザーからフィードバックをもらう)として公開されています。
一人称視点(操縦席に座っている状態)で操縦したり、三人称視点(飛行機やタンクの後ろにカメラが付いている状態)で操縦したり、さらには乗物から出て戦場を走ることも。まだまだ基本的なものしか実装されていない状態、今後の開発に期待です。
作品名:『Dogfight Elite』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Echoboom S.L.
リリース日:2016年6月11日
価格:19.99ドル
※本コンテンツはOculus RiftとHTC Vive両方に対応しています