ジャガーが新型電気自動車「E-Pace」のVR発表会をHTC Viveで実施

※本記事は、2017年7月14日にHTC社 公式ブログに掲載されたViveチームの記事を翻訳したものです。

高級自動車メーカーのジャガーは7月13日夜、新型コンパクトSUV「E-PACE」の発表会で、HTC Viveを使ったVRエクスペリエンスによるお披露目を行いました。ロンドンのExCelで開催されたこの限定イベントでは、会場内の12のVRポッドに70台以上のViveが用意され、招待客が夜の実車披露の前に、VRでいち早く新モデルの姿を見られる趣向になっていました。

このエクスペリエンスは、E-PACEに使われている様々なテクノロジーの詳細をインタラクティブな形で紹介するものです。Viveのトラッキングコントローラーで車を回転させてあらゆる角度から眺めたり、ボディパネルを外して内装を見たりすることができます。他にもトランクを開ければ収納部の形状が3Dで表示され、エンジンを取り外せばクローズアップで眺められるなど、あらゆる部分が体験者の操作に反応するしくみになっていました。

その後の実車披露では、E-PACEを使ったスリル満点のジャンプスタントが行われ、会場の興奮は最高潮に達しました。スタントドライバーTerry Grantが、2つのジャンプ台の間を車が270度きりもみ回転しながら飛ぶ「バレルロール」で実に15.3mのジャンプをみごとに成功させ、プロダクションカーで達成されたバレルロールの最長距離としてギネス世界記録™を樹立しました。

ロンドンのExCelで行われたジャガーの新型車E-PACEの発表会では、スタントドライバーTerry Grantがバレルロールによる最長ジャンプ距離のギネス世界記録™を樹立した。(画像は複数写真の合成)

E-PACEはジャガーの電気自動車I-PACEのコンセプトを継承する最新SUVです。同社は2016年11月のI-PACEのお披露目でも、Viveを使い海を越えての参加を可能にしたVR発表会を行っています。これは米国と英国の会場から66人がヘッドセットを着用してVR会場に集うという、世界初の試みでした。

人々が物理的な距離の制約を受けることなく、リアルタイムでジャガー初の電気自動車発表の瞬間に立ち会うという、新車発表会としては前例のないイベントとなりました。

ジャガー・ランドローバーのグローバル製品PRディレクターRichard Agnew氏は「I-PACEのVR発表会は業界初の試みでしたが驚くほどの好評でした。今回のお披露目にもその時の経験が活かされています。弊社の車に使われているエンジニアリング、デザイン、テクノロジーへの理解を深めてもらううえで、従来のPR手段では実現不可能なレベルの没入感をもった体験を創造できるという点で、Viveは他にない可能性を秘めていると思います。E-PACEの発表会でふたたびパートナーになれたのはすばらしいことです。今後も自動車業界におけるVRの活用の可能性を模索していきたいと考えています」と語りました。

ViveのB2Bおよび法人開発バイスプレジデントHerve Fontaine氏は、「VRの自動車業界への活用は急速に進んでおり、新車発売にあたって新しい形のマーケティングや発表会を実現する手段としての立場を確立しつつあります。2016年のI-PACEコンセプト発表会の成功に続き、ふたたびジャガーやImaginationと共にVRエクスペリエンスの構築に取り組めたことを大変うれしく思います」とコメントしています。

※本記事はHTC社より許可を頂き翻訳・掲載を行っています。

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