HTC、VRヘッドセットVive向けコンテンツ開発は1000人以上の開発者と進めていることを明らかに

台湾のHTCは、2015年第2四半期の業績を公表し、その中でVRデバイスへの取組の現状と今後について言及しています。

HTCが公表した報告書によれば、同社の収益は減少傾向にあり、2015年第2四半期は前年2014年第2四半期と比べると半減しています。営業利益はマイナスになっており、同社のAndroidスマートフォンビジネスが苦境に立たされている傾向が見て取れます。HTCは営業利益の損失を減らすためコスト削減に取り組むとしています。

htcresults

こうした背景があり、HTCはVRへの投資を進めています。同社とValve社が共同開発したPC向けVRヘッドセットHTC Viveは2015年末に発売予定です。報告書では、「現時点では1000人以上の開発者とゲームやエンターテイメント、教育といった様々な分野に向けたアプリケーションの開発が進められている」ことを明らかにしています。Valve社は、希望する開発者向けに審査を経て開発者キットを無料で出荷していますが、この仕組を通じて1000名以上にヘッドセットを出荷したのかは不明です。全世界でHTC Viveのコンテンツ開発に携わっている開発者は少なくとも1000人規模で存在するようです。

低価格で開発者版を全世界に出荷したことで既に10万台以上を出荷し開発者の数もVRデバイスの中で群を抜いて多いのはOculus Riftです。HTC Viveが追撃をしていることは間違いなく、年末までにどのようなタイトルが並ぶか楽しみです。

(参考)
HTC CORPORATION 2Q15 BUSINESS REVIEW
http://media.corporate-ir.net/media_files/IROL/14/148697/2015/HTC%202Q15%20Investor%20Conference1.pdf

Upload VR – HTC is working with more than 1,000 developers on VR software
http://uploadvr.com/android-htc-working-1000-developers-vr-software/

HTC Vive(Steam VR)についての最新情報はこちら

HTC Vive(Steam VR)のソフト紹介はこちら

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/