【VRゴーグルレビュー】装着感に課題の残る「ELECOM VRグラス 多機能タイプ」

スマホ向けVRゴーグルのレビューをお届けしている「VRゴーグルレビュー」。第28回は「ELECOM VRグラス 多機能タイプ」をとりあげます。

※VRゴーグルレビューとは?
Amazonや家電量販店などでさまざまな種類のものが売られているVRゴーグルは、見た目も価格もいろいろ。実際に体験すると一つ一つのデバイスごとに使用感などが異なります。Mogura VR編集部ではデバイスを実際に一つ一つ検証し、レビューしていきます。

「ELECOM VRグラス 多機能タイプ」は全国の量販店などで購入できます。実売価格は3,000円程度。

今回のレビューでは、スマートフォンにSonyの「Xperia Z5」、Appleの「iPhone 6s」を使用します。

シンプルな構造とスマートな外観

本体前面のクリアカバーが特徴的な外見。また、厚みはGear VRなどと比べて薄くなっています。

本体上部には、瞳孔間距離(IPD)調整用のダイヤルとカバーを開けるためのボタンが付いています。

本体側面には焦点距離調節用のダイヤルが付いています。
瞳孔間距離と焦点距離は個人によって異なり、それぞれのダイヤルで自分に合わせた調節を行うことでより高品質な体験ができるようになります。

スマホの固定は、本体前面のクリアカバー裏に取り付けられた金具と本体側の固定台を用いて行います。固定台は左右に可動する作りになっていて、4〜6インチのスマホのサイズに合わせて調節が可能です。

装着感はイマイチ

ゴーグルを頭に固定するためのヘッドバンドは、上に1本、左右に1本ずつ伸びている標準的なものです。長さの調節も可能で、しっかりとした固定が可能です。

顔側に装着されたスポンジは表面がメッシュ生地で覆われていて、肌触りは良好です。しかし、薄くて細いため、実際に頭に装着した際の装着感はあまりよくありません。

また、レンズが顔に近すぎるため、ヘッドバンドでしっかりと固定すると、レンズが目の周辺に接触してしまいました。

実際に視点操作のシューティングゲーム「Vanguard V」をiPhone 6sでプレイしてみたところ、映像は美しく見ることができるものの、スクリーン端の映り込み、上部からの光の入り込みがあり、没入感は高くありませんでした。

シンプルな機構でコンパクトにまとめられた本製品ですが、装着感やスクリーン部分に惜しい部分が見受けられました。特に、レンズと顔が触れてしまうのは無視できない問題点です。量販店店頭にはサンプルが設置されていることが多いので、もし購入を検討する場合には一度試用してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

  • writer_N/R

    高校2年生です。ニコニコ超会議でOculus Riftに出会い、その後友人にGear VRを布教されてVRの世界に入りました。VRの楽しさと可能性を伝えられればと思い、ライターをやらせてもらっています。

    Twitter:@8088nrN

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