VRはワイヤレスへ 両眼4K120Hzまで対応ワイヤレスVRシステム登場

PCに接続して体験するVRヘッドセットは、現状では有線接続のため、動き回るとしてもコードがあるのがネックでした。

この問題を解決するべく、現在、急速にPC向けVRを無線化する機器の開発が進んでいます。

ディスプレイリンク社は、来週のE3で新しくWiGig 60Ghzで実現するワイヤレスVRキット「DispleyLink XR」を展示します。

違いがわからないほどの低遅延を実現

ディスプレイリンク社が開発したこのワイヤレスキットは、60Ghzのワイヤレスビデオ規格に準拠したWiGig(Wireless Gigabit Alliance)を利用したシステムで、120Hzのデュアル4K(3840×2160)までのビデオ信号を配信することができます。

米テック系メディアTom’s Guideは、HTC Viveを体験すると、「鋭いシャープな表現」を実現すると述べています。「コード付きとワイヤレスの違いを伝えることさえできなかった」とのこと。

余りある帯域幅を持つWiGig

WiGigは、その名が示すように、短距離(同じ部屋)で現在の標準規格であるWiFiよりも無線帯域幅を劇的に増加させるワイヤレスマルチギガビットネットワーク規格です。 WiGigは、非常に多い帯域幅のデータ用途を目指しています。

壁があるとうまく機能しないなどその用途は限られていますが、最終的には他のWiFiと同じように高速な汎用ネットワーク規格を目指しています。 802.11ad互換ルーターを購入すれば、古いデバイスと下位互換性があるだけでなく、ビデオやオーディオだけでなく、あらゆる種類のデータ転送に余りある帯域幅を使用することができるようになります。 WiGigのデータレートは1チャンネルあたり最大7Gbpsです。

DispleyLink XRは、中国のTPCAST社が開発中のWirelessHDベースのVR向けワイヤレスシステム​​のシステムと同様に、PCからのデジタルビデオ信号を中継する送信機とエンコーダ(独自の圧縮システムによって駆動)を使用して、VRヘッドセットの上部に受信機を取り付ける必要があります。 DispleyLink XRの大きさ、重量等のの詳細は現時点では公開されていません。

(参考)
DisplayLink to Show ‘XR’ WiGig Wireless VR System at E3 Capable of Dual 4k @120Hzー(英語)
http://www.roadtovr.com/displaylink-show-xr-wigig-wireless-vr-system-e3-capable-dual-4k-120hz/

 

この記事を書いた人

  • VRやAR、画像処理、ロボットビジョンについて研究している学生。VR、ARコンテンツに触れるだけではなく、自分でコンテンツを制作しVR、ARの面白さ、楽しさを広める活動をしている。念願のHololensを車より先に手に入れた。
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