【VRゴーグルレビュー】スマホに引っかけるだけ 軽量・コンパクトな『キャラメルVR』

VRゴーグルのレビューをお届けしている「VRゴーグルレビュー」第21回はVRゴーグルではなく、VRビューワー「キャラメルVR」をとりあげます。レンズ部分しかないVRビューワーのため、今までとは少し異なった観点でレビューしていきます。

※VRゴーグルレビューとは?
Amazonや家電量販店などでさまざまな種類のものが売られているVRゴーグル。見た目も価格もいろいろ。実際に実際に体験すると1つ1つのデバイスごとに使用感などが異なります。Mogura VR編集部ではデバイスを実際に一つ一つ検証し、レビューしていきます。

なお、今回はスマートフォンは「Xperia Z5 Premium」、「iPhone7 Plus」、イヤホンはソニーの「MDR-NWNC33」を使用しました。また、筆者の視力は0.01の近視です。

キャラメルVRの特徴

「キャラメルVR」の特徴としては、コンパクトなことによる携帯性の高さがまずあげられます。

大きさはiPhone 7 Plus、Xperia Z5 Premiumの縦の長さの半分、横は少し短い程度と、とてもコンパクトです。また、ぴったりと収まるABSの樹脂製の箱がついてくるため、レンズ部分を傷つけることなくポケットやカバンの底などにしのばせて持ち運ぶことができます。

スマートフォンへのセットも簡単です。まず、レンズ部分を広げます。

次に、黄色のバーの、下の留め具部分がバネで伸びる部分を広げます。

HOMiDO miniと比べると、こちらのほうが少しセットに手間取るかもしれません。バネが思いのほか強いため、留め具を伸ばすのに思ったより力がいるためです。

あとはVR表示できるアプリを起動するだけで、簡単にVRを体験できます。

なお、ピント調節やIPD(瞳孔間距離)の調整はできません。この構造なのでメガネをかけていても使用できます。

キャラメルVRのすぐれている点

まず、視野角は十分広いです。下手なスマホ用VRゴーグルよりも視野は広く、画質もきれいです。

また、レンズを保護するABSの樹脂でできたケースがついてきているので、そのケースにいれておけば、持ち運ぶことが簡単である点もポイントです。

キャラメルVRの気になる点

片手で常にスマートフォンを持って体験することになるので、深く没入する必要のあるコンテンツには向いていないことが一番の欠点です。しかし、この点はこのVRビューワー固有の欠点ではなく、VRビューワー全般にいえることです。

深く没入する必要のあるコンテンツ、ゲームなどには向いていません。代わりに、周りを見渡すことがコンテンツの要である360度写真や360度動画などには向いていると言えます。

キャラメルVRの総評

VRビューワーにとって最も重要なレンズが作り込まれており、視野角も十分あるため、VRビューワーとして求められている性能はすべて満たしています。

ただし、VRビューワーですので、ゲームなど、激しい動きが求められたり、両手を空ける必要があるコンテンツ、コントローラーを使う必要のあるコンテンツには向いていません。

常にポケットに入れっぱなしで持ち運んでも大丈夫で、360度写真や360度動画などの閲覧に最適であるため、「撮影した360度写真・動画をチェックする」用途や、「360度写真・動画をサッと人に見せる」用途に向いています。

そのため、初めてスマホ用VRゴーグル系を買ってVR体験をしてみたい人は、別のスマホ用VRゴーグルを試してみるのがいいでしょう。2台目のVR機器、モバイル用途専門など、明確に役割を決めて使うならおすすめできます。

デバイス名キャラメルVR
メーカーモジ
価格980円 (3月18日現在 Amazon)
視野角不明
IPD調整不可
眼鏡の使用
対応スマホ4~6インチのスマートフォン
良い点持ち運びに最適、気軽にVR体験をすることができる。人と共有しやすい。
悪い点ゲームなど深く没入する必要のあるコンテンツとの相性が悪い

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この記事を書いた人

  • 文学部一年生というVRからはほど遠そうな環境なのにVRに興味を持っている人。Rift、Vive、PSVRの御三家がとうとう揃いました。

    Twitter:@takawitomoki

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