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ゲーム・アプリ 2020.07.30

スペース ソビエト ターザンがワイヤーで宇宙を舞う…?VRゲーム発表

ポーランドのVRゲームスタジオGamedustの新作VRゲーム「Yupitergrad」が発表されました。2020年第3四半期後半にSteam、Viveportでリリース予定です。対応ヘッドセットはHTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。日本語を含む13言語をサポートしています。

「Yupitergrad」は、旧ソビエト連邦(ソ連)が打ち上げた木星軌道上の宇宙ステーションを舞台に繰り広げられるステージクリア型のVRアクションゲーム。プレイヤーはソ連の宇宙飛行士となり、命を狙う何者かの脅威から逃れるため、異常をきたしたステーション内を進んでいきます。

最大の特徴は両手のグラップリングフックを使ったワイヤーアクションです。天井に向けてフックを発射し、振り子運動の原理で宙を舞います。

PlayStation 4の「Marvel’s Spider-Man」や、ワイヤーアクションの代名詞たる「バイオニックコマンドー」(ヒットラーの復活)のVR版とも言えます。大きな違いは、宇宙空間が舞台のため、無重力の影響による長距離ジャンプが可能なこと。また主人公はブースターを装備しており、その推進力で飛距離を制御できるようです。

本編は危険な障害物を避けながら進めていくスタイルで、戦闘要素は少なめ。ステージは50以上用意され、謎かけ、パズル、迷路が行く手を阻みます。

VR酔いが心配ですが、開発のGamedustによれば、宇宙空間(無重力)とブースターの2つの要素を活用し、リスクを最小限に抑え込んだ革新的なデザインが凝らされているとのこと。PVからは、セルシェーディングのアニメ調グラフィック、独自のジョークを散りばめたストーリーなど、映像・表現面でもユニークな工夫を凝らされていると分かります。

ワイヤーアクション系のゲームが好きで、Gamedustいわくスペース ソビエト ターザン”(公式名称)になる心構えができているプレイヤーには要注目の1本です。

なおSteam、Viveportでのリリース後にはOculus Quest、PlayStation VR(PSVR)版もリリース予定とのこと。

(参考)UploadVR


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