横浜DeNAベイスターズは、スマートフォンブランド「Galaxy」と協業し、横浜球場内にVRヘッドセット「Gear VR」を体験できるコーナーの設置(コンコースと「Galaxy Gear VRスカイバーカウンター」の2箇所)と、球団オリジナルの360度動画コンテンツを制作していくことを発表しました。また、横浜DeNAベイスターズとGalaxyのオリジナルコラボ商品の販売を予定していることも明らかにされました。
横浜DeNAベイスターズの360度動画コンテンツは球団公式HPと特設サイト「360ベイスターズ」に公開されていく予定です。すでに「360ベイスターズ」には3本の360度動画が公開されています。シーズン中は、毎月コンテンツを配信していくことも発表されました。
横浜DeNAベイスターズ池田代表取締役社長は、この取組みで「新しい観戦スタイル」「野球の新しい楽しみ方」を提供できるという旨のコメントを発表しています。今回のGalaxyとの協業の背景には、横浜DeNAベイスターズ主催試合のチケット販売が好調なことから、球場に観戦に行けないファンの方への対策を検討していたことがあったとのことです。
海外ではスポーツ中継にVRを活用していくという事例や計画も多くなってきましたが、国内のプロ野球では特設サイトのオープンなど本格的な取組みは初となります。プロ野球ファンが360度動画をどのように受け入れ、楽しんでいくのか、注目したいところです。