日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック！
ガチで踊れるVTuber！VDBひいろ活動開始☆ダンスディザー!!
ステージダンスが得意なVTuberは多々居ますが、ストリートダンス・ダンスバトルメインのVTuberはちょっと珍しい。バーチャルダンスバトラーひいろが活動を開始しました。今回はティザーなので短いですが、すでにばりばりのブレイクダンスを披露しています。
VTuberのダンスはもろに技術力が試される部分。バトルができるレベルで２０２１年のトラッキング技術に挑む、という宣誓にも見えます。すでに発揮されているひいろのダンス力に対抗し、バトルを仕掛けてくる他のVTuberが登場することに今から期待大です。
既読が付く前に取り消せ！誤爆撤回チキンレース【月ノ美兎 VS 剣持刀也 /にじさんじ】
月ノ美兎が行った「誤爆撤回チキンレース」は、LINEやSkypeで送ったニセモノの誤爆メッセージを、相手に見られる前に消す勝負。できるだけ粘ったほうが勝ちですが、偽とは言いつつ見られたくない誤爆なので耐えるのがつらい。元ネタはおなじみヨーロッパ企画。対戦相手は剣持刀也です。
明らかに既読が遅そうなライバー、ネタに乗っているのか勘違いしているのかわからないライバーと、バラエティに富んだ相手の反応も面白い。中でも本間ひまわりの反応は秀逸なので必見です。
リアルタイムでやると間延びしそうな内容をしっかり編集して動画化。一緒にLINEの画面を見ながらハラハラする感覚を味わえます。
【簡単】不安を瞬時に消し去るメンタルクリアボタン！
雨音マモルはメンタルケアについてわかりやすく優しい動画を出しているVTuber。今回は特に、すぐ実践できて試す価値ありな、メンタルクリアボタン法について説明しています。イメージしたボタンを押せば、不安な気持ちも解消！
ネタではなく、ちゃんと根拠のあるストレス解消法であることを解説しています。１００％効く、とかではありませんが、ダメ元でやってみるのはありなお手軽テクニックです。
他にも共感性羞恥の解説、HSPあるある、VTuberが嫌がること５選など、心配や不安をフォローしポジティブに解決していく動画を度々アップしています。厳しい否定などはせず寄り添う姿勢で語り、前向きな解決法の案も出し続けているので、見ていてホッとなるチャンネルです。
モルカーが四足歩行の理由 なぜ生物が車輪をもたないか【生命科学Vtuber】
ものすごい勢いでブームになっている「モルカー」について、高遠頼が真剣に分析。モルカーがタイヤで走行せず四足で走る部分に注目して、生物が車輪を持たない理由を解説しています。まさかこういう切り口で「モルカー」を科学するとは思わなんだ。
実際のところは回転運動を行う生物がいることも紹介。「モルカー」がなぜ車輪ではなく四足歩行の方が適しているのかも、生物学的に分析。誰が見てもわかるような説明の動画になっています。これを見るとアニメの「モルカー」の動きがより楽しめるかも。
かなりガチな生命科学の解説と、時勢にあわせた視点から興味深く切り込む解説の動画が特徴的なチャンネルです。学術的な分野の話題を楽しむVTuberは現時点でもかなり増えており、これから勉強したいという人たちに向けての入り口、かつ専門的な会話をする場がVTuberにも生まれつつあります。
ひとり合唱コンクール【羽柴なつみ / あにまーれ】
https://www.youtube.com/watch?v=ks2BpTse2_k
羽柴なつみが行ったのは、あにまーれメンバーに一人多重録音を行ってもらい、合唱コンクールを行おうというもの。参加者は宗谷いちか、日ノ隈らん、風見くく、瀬島るい。トップバッターの瀬島るいの一人合唱を聞くだけで、今回のコンクールのクオリティの高さがわかるはず。
羽柴なつみは元々は「WAV」ファイルで募集をかけるつもりだったようですが、ひょんな間違いで「mp4」と書いてしまったそうで、参加者全員から自作動画が届いてしまった、という参加者の情熱あふれる手の混んだコンクールになりました。特に宗谷いちかの自作動画はネタ的にも凝っているので必見。
https://www.youtube.com/watch?v=S9BP7J3ulrE
https://www.youtube.com/watch?v=-j89eFyQv6E
羽柴なつみは他にも、誰が一番息が続くかを競うシンプルだから面白い「肺活量選手権」や、あにまーれの先輩についての質問に後輩が真剣に答えていく「あにまーれ後輩決定戦」などユニークな企画を行っています。
【成人の日】おすすめ成人向け漫画、紹介します。【にじさんじ／アンジュ・カトリーナ】
タイトルの通り話題の中身はド直球な成人向け漫画の話題ですが、配信自体は18禁ではないのでご安心ください。アンジュ・カトリーナのプレゼン力のすごさを感じられる内容になっています。
紹介されている作品の本数がすさまじい。特にNTRが大好きな彼女、レビューにも熱がこもっています。彼女の好みががっちり含まれているからこその、おもしろチョイス。詳しい人にはニヤリ、知らない人には勉強になる内容かもしれません。１８歳未満はおとなになるのを楽しみにこの配信を見ましょう。
紙媒体ではなく、FANZAやDL.siteなど電子書籍で読んだ本が多い、というのがとても今どき感あふれたレビュー。最近の成人向け漫画の流通事情が見えるプレゼンでもあります。
【Reddit Meme Contest Review】海外ニキの作品鑑賞【ホロライブ/宝鐘マリン】
宝鐘マリンのチャンネルにがうる・ぐらの登場するショートアニメーションがアップされたことがことの発端でした。イラストは宝鐘マリン本人です。
「船長、調子はどう？」「ムラムラしていますー」「a」というとてもマリン船長らしいもの。
この動画がものすごく人気になり、ホロライブのReddit（アメリカのソーシャルニュース投稿サイト）でミームコンテストが行われました。そこに投稿された作品を見てみよう、という企画。
海外のホロライブファンが腕によりをかけて投稿しているため、クオリティが非常に高い。イラスト作品、漫画作品、動画作品など、二次創作・MAD・クソコラ的幅の広さでいじられまくっています。
海外でホロライブがどう見られているのかがよくわかる内容にもなっています。いわゆる「Reddit民」を表現するイラストなどは国内では見られないものなので、桐生ココのミーム解説で海外ネット文化も詳細に説明されています。アメコミ風の「老人と海」ならぬ「The young beautiful girl and the sea」の迫力はぜひ見てください。
ちゃんと優勝者にはホロライブReddit運営から景品も送られるそう。かなりお国柄が出ていてユニークなので、他の国でも開催してみてほしいところです。
【FutureBass】Midy – Never dreaming night girl (Official Music Video) with stem
音楽VTuberミディの新曲は疾走感抜群でポジティブなメロディが印象的なFutureBass。うねりまくるベースラインに、どんどん高まっていく歌詞とボーカルが絡み合っており、聞いていて心のゲージが満タンになっていきそう。
音にあわせてミディが手を引いて、新しい世界に連れて行ってくれる映像が心を幸せにしてくれます。バイクの映像がすさまじいスピードで迫力に溢れており、曲のスピード感と一体になって心地よさ抜群。元気がない時に、パワーをチャージすべくぜひ見たいエネルギッシュな作品です。
まんじゅう『ひとりごと』Live Ver.（月と公園とおじさん／2021.01.08 at ForestHotSprings ）
まんじゅうは弾き語りライブで活動をするシンガーソングライターVTuber。先日行われたVRChat内のライブ「月と公園とおじさん」で披露された中から「ひとりごと」のライブバージョンを公開しました。
優しいメロディながらも、語られる詩は激しすぎる情念に満ちています。「ありきたりでどこにもない 私だけの希望と絶望を 今 此処で 歌っている 心を音にのせて」と語る言葉が痛烈。音楽に向き合いさらけ出す、ほんわかしたクマの姿のまんじゅう、見たら確実に目と耳に焼き付きます。
ライブの様子はフルで公開されています。93poetryと共にVR空間内で、熱い血の通った言葉の数々を紡ぎ歌う様子、ぜひ楽しんでみてください。ふたりともかなり聞いていて、メンタルが持っていかれるタイプのアーティストです。
93poetryは夕凪みちるとのコラボで新MVをアップ。朝の明るさと夜の落ち着きのすれ違う瞬間を優しく語る作品です。「眠気覚ましに飲めないコーヒー じゃなくて今日はココアを飲み」という一節に共感を覚える人は多いかも知れません。
【オリジナル曲】潮騒 – Figaro【Vtuber】
Figaroの新曲は浮遊感にあふれるメロディと歌詞に揺られる心地よさを感じられる作品。どこか寂しさにあふれているのに、潮騒が流れていくことで悲しいかどうかも消え去っていくよう。ただ波に揺られていたくなるような曲になっています。
透明感のある声がゆったりと、どこか冷たくでも柔らかく歌うことで、微睡んでいる空気感に引き込まれる歌です。
貴方解剖純愛歌 ～死ね～ / covered by 魔界ノりりむ
魔界ノりりむが誕生日に発表したのは、あいみょんのドロッドロ血みどろキュートな病みソング。動画はポップな映像に定評のあるଳをとは。少女感の強い歌声を存分に活かしており、歌詞はドロドロながらも女の子の心の内をポップに歌い上げた作品に仕上がっています。
１０歳から１０歳になった魔界ノりりむ。デビュー時は幼い女児という印象の強かった彼女ですが、セーラー服の新衣装になってからは成長したガーリーな危うさの魅力を持った女の子として存在感を増しています。
【歌ってみた】再会(produced by Ayase)/LiSA×Uru covered by コッカルカ
コッカルカの二人組ががカバーしたのは、LiSA×Uruの「再会」。ハモリが重要なこの曲を低音と高音でそれぞれしっかり押さえながら表現しています。これは声質が全く異なるコッカとルカのふたりだからこそできる歌唱。ぜひとも息がぴったりのハーモニーを聞いてみてください。
デビューして間もない２人ですが、既にオリジナル曲を３曲出しており、カバー曲もアレンジリミックスにして発表するなど精力的に活動しているコッカルカ。アニメーション作品を題材にイメージして曲を制作するスタイルを取っているそうで、「SAO」を原作にした「Continue」のド派手な殺陣MVは必見です。
過去のおすすめ記事はこちらから：
必見！今週のおすすめVTuber
