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VTuber 2019.05.13

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(5月4日~5月10日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

[VR360°]バイノーラルささやき配信

(5月8日)

まぐろなちゃんねるで行われたのは、まぐろなちゃんが寝ている視聴者の側に寄り添い、ささやきかけてくれる、360度配信。是非ともVRのヘッドセットやスマホVRで見ること推奨、ヘッドホン必須!

まぐろなちゃんはいわゆる「バ美肉(バーチャル美少女受肉おじさん)」。男性が自分の性別を明かしながら、美少女のアバターをかぶり、ボイスチェンジャーで女声にしているもの。バ美肉のトップランナーの一人であるまぐろなちゃんは、かわいさの極限が追求されていくがゆえに、歌舞伎の女形のように「理想の女の子像」を体現する存在になっています。
VRだからこそできる、女の子のかわいさをリアル以上に高めるスタイル。360度グラビアが今ブームになりつつあるので、3Dアバターでも流行ってほしいところ。

Intense ASMR Tingles – [VTuber Beating] VR 360

(5月10日)

夏実萌恵がアップした360度動画は、上記のまぐろなちゃんとある意味真逆の、非常にソリッドな内容。暴力的な映像が苦手な人は要注意。そうでない人は、おそらく初の体験になること間違いなしなので必見。こちらもVRヘッドセットかスマホVR必須。

自分の動画を叩くアンチを捕まえて(視聴者目線)、殴る蹴るの暴行を加え続ける夏実萌恵。特にビンタが生々しくい。手が飛んでくる感覚が恐ろしくて、顔を避けてしまいそうになること間違いなし。
マゾヒスト向けに作られた動画なのは間違いないのですが、VRサイコホラー作品として一度は体験するのをオススメしたいほどよくできています。夏実萌恵はエイレーンプロデュースの一人で、英語ベースの日本語字幕、海外向けに作られています。この実験的動画、果たして海外の反応やいかに……?

飴玉_Amedama / Japanese Candy Craftsperson in Kawagoe, Saitama

(5月10日)

富士葵がスタートしたのは、日本の文化を海外に紹介するシリーズの動画。今回彼女は、飴職人の元を訪れて、仕事の内容を見学しています。

彼女は以前から、地方活性日本の職人技に興味があったとインタビューで語っていました。それがついに、動画シリーズでスタートできた、という状態。
言葉で語らず、映像と音で技術を表現。海外でも日本でもわかる、昔から伝わる技を見ることができます。富士葵もじっとそれに見入る視点なのが素敵。
今後続けるとしたら、撮影が大変になりそうですが、これはアーカイブとしてあとあと国内外問わず貴重な資料となりそうです。

【ガチ照れ注意】ういちゃんと花火デート【日本で一番早い夏】

(5月7日)

根間ういがアップしたのは、花火デートのシミュレーション動画。5月に花火?と感じてしまいますが、彼女は沖縄のご当地VTuber。琉球海炎祭2019、4月に行われた日本で一番早い花火大会の様子です。

くっきり鮮やかに撮影された花火と、その光と影をまとう根間ういの姿がとても美しい。セリフも相まって、デート感満点。思わず赤面。
沖縄の魅力を伝えるために活動している彼女ですが、かなり変化球多め。今回もいかに沖縄の花火大会が早いかを、デート動画で伝える、紹介は中でしていない、というスタイルをとったことで、印象に強く残るものになっています。

VRoid Studio メイキング【洋服編】(with Cintiq 16)

(5月9日)

えもこがアップしたのは、バージョンアップしたVRoidを使用したモデル製作方法の動画。全工程を録画しているので、VRoidに興味のある人は教科書になります。

VRoidはものすごく簡単に3Dアバターが作れるツール。……とはいえ全くゼロからの状態だと、正直ハードルは高いです。テクスチャの知識など、最初の勉強はある程度求められます。
今回は特に衣装テクスチャのいじり方を丁寧に映しているので、このまま一度まねてみれば、テクニックは一通り覚えられるくらいのお役立ち動画。必要なのはVRoidと、画像を書き換えられるソフト(今回はクリップスタジオ)、タブレット(タブレットを変えばクリスタは付いていることが多いです)。

以前、キャラクターアバター自体をいじる方法も紹介しています。ただこちらは少々難しいので、ゼロから始める場合は手順一つ一つを確認しつつ進めるとベターです(ここをすっとばして衣装だけいじることももちろん可能です!)。

【500円縛り】Steamでワンコインおみくじ

(5月5日)

アイドル部の金剛いろははデビューして間もなくの頃、Steamのゲームの中から500円以内で買えるものを選んで遊ぶという「ワンコインおみくじ」を企画として行っていました。これが良ゲー奇ゲー魑魅魍魎な世界。彼女のリアクションの面白さもあって、人気企画シリーズになっていました。今VTuber界で人気(?)の「ワイルドアニマルレーシング」も彼女が発掘した発端の一人。

それから一年近く…ということで今回ワンコインおみくじ復活! 見事に良ゲーと奇ゲーを引き当てています。これがごんごんクオリティ……!
中でも「スパゲッティとた叩きながら襲ってくる相手を避ける」というゲームは、必死にプレイする金剛いろはと絵柄のシュールさで目が離せません。

発見も多く、なんだこりゃな直面も多いワンコインおみくじシリーズ。この踏み込む勢いは、間違いなく金剛いろはを育てた一部です。1年を振り返ってしみじみしながら、ごんごんと一緒に笑おう。

第一回にじメンズプロデュース企画

(5月8日)

飛鳥ひな緑仙が行ったのは、にじさんじ男子メンバーに二人がシチュエーションシナリオを作成し、演じてもらうことで魅力を深める、という企画。叶、伏見ガク、ベルモンド・バンデラス、卯月コウなど、数多くのにじさんじ男性ライバーが参加。1月以上前からシナリオ作成、音源作成を行う、とても大掛かりなイベントになりました。
これは動画を是非見て、聞いてほしい。ヘッドホン推奨。男女問わずメロメロにさせられる、練りに練られた内容です。
普段いじられキャラおじさんの舞元啓介が、ちょっと押しの強い男性になった時のあふれる色気。ジョー・力一の、道化師が恋人に語るドラマティックな展開。自分に対しての言葉としてみるもよし、ドラマ演出として見守るもよし。
男性ライバーを、飛鳥ひな、緑仙の目線で、よりいいところを膨らませて、みんなに知ってもらうためのプロデュース企画です。これを機ににじさんじ男性ライバーに触れてみるのはいかが?

【お散歩】うだつが上がらない二人によるお散歩:前編【バーチャルyoutuber】

(5月6日)

柊うるめだつえばがアップしたのは、桜並木の下を散歩する映像。実写の中、こちらに向かって歩いてくる二人の様子が、あまりにも自然でびっくり。

柊うるめのチャンネルは、特にカメラワークのこだわりが強い映像が多いです。部屋の中で、あらゆる角度から撮影したりするなど、見ていて飽きさせない。
今回は歩いているだけの動画ですが、前に向かって歩いてくるのはかなり珍しい。庶民的で他愛のない話もまた、柊うるめらしい。
次回もまた実写パートになるようなので、期待。

【インタビュー初挑戦】VRライブプラットフォーム『VARK』さんの秘密に迫る

(5月9日)

虹色ひらりが行った、VRライブプラットフォーム「VARK」へのインタビューは興味深い内容。「VARK」ではOculusGOで見ることができるVRライブを行っており、今までYuNi、奏天まひろ、朝ノ瑠璃などのイベントが開催されました。
VRライブでしかできないことの魅力の一つとして、新しい才能の発掘の話があがっています。大きな舞台に立てない埋もれた才能について語られているので、こちらはぜひ見てみてください。
後半、ある企画を虹色ひらりがあげているのですが、これは実現したらかなり面白そう。想像力次第で、可能性はどこまでも広がりそうです。

【乙女おとオリジナル曲】5000兆円欲しい!-ビリビリ翻訳班PVver.-【Vtuber】

(5月8日)

乙女おとのオリジナル楽曲は、一度聞いたら忘れられない中毒性抜群の作品。タイトルの通り5000兆円欲しい曲。サビのコールと「がっぽがっぽがっぽがっぽがっぽ」のインパクト絶大。

元になっている歌唱動画はこちら。今回は中国語翻訳チームが制作したオリジナルPVです。bilibiliでは中国語字幕版もアップされています。
元ぱりぷろの彼女の活動は、海を越えて中国でも人気。それでも一切自分のスタイルを変えないのが、かっこいい。

朝ノ瑠璃一周年VRライブ「瑠璃色艶舞」in VARK

(5月4日)

朝ノ瑠璃が「VARK」で行ったVRライブは、立体的な映像をもりもり入れた、VRならではの演出てんこ盛りな内容になっていました。一曲目から派手な演出で彼女を引き立てましたが、ラストの曲の演出は「そうきたか!」とびっくり。

一曲目とラストの曲がYouTubeでは見られるので、ぜひチェックしてみてください。ネタバレは避けてね、と本人が観客に言っていたので、今回は紹介だけにしておきます。ぜひ見て確かめてみてください。

輝夜 月『NEW ERA』-LIVE CLIP

(5月10日)

先日Clusterで行われた、輝夜月セカンドライブのトリの曲「NEW ERA」の映像がアップされました。当日見た人も、見られなかった人も、必見!

輝夜月セカンドライブは、令和に向かって突き進んでいく輝夜月と私達、というシチュエーションをVR的なテクニックで表現した、空間芸術のような内容でした。上に向かって突き進んでいくステージや、視聴者が自主的にステージ間を移動するイベントなど、かなり凝ったもの多め。
その中で、「NEW ERA」はどちらかというとVR的など派手な演出は控えめ。あくまでも「輝夜月」という突き進む存在を引き立てるため、演出をしぼりつつ、ダンスと歌声に注目が向くようになっています。その引き立たせ方がとてもエモーショナル。
また次もVRライブをやりたいと語っていた輝夜月。彼女はVR空間で自由奔放に動いて表現するのを、みんなに来て見てほしい、というスタンスのようです。ぜひ今後OculusQuestなどでもClusterが対応し、見られる人が増えることを期待。VRライブでは、輝夜月がハグしてくれましたよ!

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