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VTuber 2018.03.12

バーチャル女子高生YouTuber「アズマリム」の生放送が楽しすぎた!

3月に入ってからも大きな盛り上がりを見せ、インターネットを騒がせている「バーチャルYouTuber」。

3月1日、新たなバーチャルYouTuber「アズマリム」がデビューしました。3月12日時点でYouTubeのチャンネル登録者数は12000人、Twitterのフォロワー数は6000人。2回目の生放送では2000人の視聴者を集めるなど、大きな伸び代を見せています。

果たして、連日のように新たなバーチャルYouTuberが生まれるこの戦国時代に、多くの視聴者を惹きつけた彼女の魅力とは何なのでしょうか?

アズマリムとは

アズマリムは、「高校2年生のバーチャル女子高生」です。愛称は「アズリム」。好きなものは牛丼、特技は声真似、趣味はゲームやアニメ。ファンに対する呼び方は「先輩」で、視聴者の名前を呼ぶ際も「○○先輩」……。もう取り戻せない青春時代をアズマリムは与えてくれます。

外見な特徴で言えば、これは完全に筆者の趣味ですが、ロングソックスにちょっぴり太もものおにくが乗っているのには「わかってるなぁ……」の一言です。

ミニスカートの下に見えるそれはまさに「絶対領域」。良い言葉ですね。

さて、活動としては現在、短いほぼ単発の動画と、毎週の生放送を行なっているようです。アズマリムの何が注目ポイントなのか?と言えば、まずは生放送における自由奔放すぎる振る舞いでしょう。筆者が実際に生放送を見て体感したアズマリムの魅力について紹介していきたいと思います。

アズマリムは「全身」がカワイイ

アズマリムの生放送では、猫耳フードから足のつま先まで、ほぼ常に彼女の「全身」が映し出されています。また、生放送中はカメラがころころ切り替わり、時には後ろ姿までも写すことにより視覚的に視聴者を飽きさせることがありません。


後ろ姿。「影」がちゃんとあることにも注目。

時おりスカートの中が見えてしまいそうな際どい視点になることもありますが、絶妙に「見えない」ラインを保っており、視聴者もハラハラしています。


下からのアングル。見え……!?

そして、特筆すべきは動きの「ぬるぬる」っぷり。他にも同じ形ような形で生放送を行なっているバーチャルYouTuberは数多くいますが、キャラクターの動きをこれほどなめらかに・綺麗に「生放送で」表現していることには驚愕です。

表現が難しいとされる髪の毛も、視聴者から「シャンプー何使ってるんですか?」と聞かれるくらいふわっふわ。ほとんどバグを起こすことなく、思う存分バーチャル空間内をうろちょろするアズマリムは見ているだけでも楽しいです。時には床にペタンと座り込むシーンも。


床に座るアズマリム。完全にリラックスしている……。

詳細は明かされていませんが、キャラクターに動きを付けるための「トラッキング」技術に関するこだわりも伺えます。ちなみにYouTubeでは1080p/60fpsの画質で見ることができるので、ぜひ最高画質で視聴してみてください。他のバーチャルYouTuberとの違いが明らかにわかるはずです。



アズマリムは「体力無さすぎ」でカワイイ

アズマリムは、初回の生放送では何の脈絡も無く「ソーラン節」を全力で踊るなど、バーチャル空間内で常に動き回り、ハイテンションで喋り続ける放送を行います。

https://www.youtube.com/watch?v=qmyTgkmD7VE

しかし、その割には致命的に体力がありません。初回の生放送では放送開始から1分30秒という爆速で「疲れた…お水飲も…」と水を飲み始め、そこからは常に息切れで声が震えています。その後も隙あらば水を飲み、2回目の生放送では「実は放送始まった時からトイレに行きたかった」と爆弾発言。


息が切れて、何も無い空間にお水を取りに行くアズマリム。一見シュールですが、これはこれで実在感を感じます。

しかし、アズマリムはそれでも動き続けます。初回の生放送に続き、2回目の生放送ではソーラン節と見せかけてT.M.Revolutionの楽曲『HOT LIMIT』を披露。

もちろんその後は「ぜぇ……ぜぇ……」と息切れしていますが、結局それでも絶え間なく喋り続けるあたりひょっとして普通に体力あるんじゃないでしょうか…。筆者はあんなに踊ったらその日一日動けなくなります。若いって素晴らしい。


夏を感じるポーズ。

アズマリムは「牛丼大好き」でカワイイ

アズマリムの動きに目が行きがちですが、彼女の奇想天外な性格と発言にも注目していきましょう。

「好きなもの」の話において、アニメやゲームを差し置いて度々話題に上がるのが「牛丼」です。女子高生なのに、何故か牛丼。本人曰く「松屋のプレミアム牛めしに100円でとろろを追加するのがマイブーム」とのこと。コラボが話題に上がった際にも、「松屋」ではなく「松屋フーズさん、よろしくお願いしま〜す!」と会社名を発言するなど、そのガチっぷりを伺わせています。


いつか本当にタイアップする……かもしれない。

また牛丼について語るだけに飽き足らず、生放送の視聴者数を「松屋の店舗数で言えば◯店」と置き換えて適当に計算するなど、視聴者からは「ガバガバ松屋算」と評される始末。しかしそれについては「私は計算技術検定1級持ってるから!」と反論。

ちなみに計算技術検定1級は微分積分などの高校数学を範囲とする検定で、合格率は2割という難関です。しかし生放送中では「100×100=10000」という簡単な計算ができることをドヤ顔で披露しており、「計算技術検定1級保持者」の真偽は実に微妙なところです。これについては「そのうち動画で証明する」と宣言しています。

アズマリムは「虫が嫌い」でカワイイ

アズマリムは虫が大の苦手。コメント欄に虫の絵文字が現れた際には「ゔえぇぇ!!虫だけは本当にやめろって!!」と大騒ぎ。続いて「今コメントした先輩の名前覚えましたからね!!」。結果としてさらに多くの虫コメントが投稿される羽目になりますが、「もう虫は無視だよ」とダジャレ発言をしてからはほとんど無視しているようです。

ちなみになぜ虫が嫌いなのかについては、自己紹介動画にて語られています。それを文に書き起こしたものがこちら。

虫が嫌いです。
なんでかっていうと、人間が昔小さかった頃に、虫にいっぱいいじめられたんですよ。
いっぱいイジワルされて、攻撃されて、虫を見ると今でも人間は、「あっ 虫だ」って、思っちゃうんですね。これが。
だからアズリムは虫が嫌いです。

…このように、何故か「人間」というやたらと大きな主語で語られており、アズマリム自身が虫が嫌いな理由についてはさっぱりわかりません。この点も視聴者の間で話題になっているようです。実際のところ何故なのか、気にはなりますが、これはひょっとして聞いちゃダメなやつなんでしょうか.…..。少なくとも「虫の絵文字を使ったコメント」は本当に避けたほうがよさそうです。

アズマリムは「謙遜」がカワイイ

アズマリムは「ソーラン節を見せて欲しい」というコメントに対して「え〜!?ひょっとして先輩……アズリムのソーラン節見たいんですか〜!?期待してるんですか〜!?」と煽り始めるという「ウザカワ系」のキャラでもあります。距離感の近い後輩、といった感じです。

しかし筆者が個人的に注目したのは、ウザカワの中に時折見せる謙遜です。

視聴者からの「かわいい」というコメントに対し、

「えっ、かわいいだなんてそんな…アズリムなんて全然…でも嬉しいです!褒めてくれてありがとうございます、先輩!」

筆者はここで完全に落ちました。余計にカワイイ。もはや後輩だろうと同輩だろうと関係無く、こんな女の子がいたら周りの男子を全員勘違いさせてると思います。罪な後輩です。危ない男に言い寄られたらどうするんでしょうか?私が守ってあげないと…。

さて、今回は「アズマリム」をご紹介しました。生放送に使われている技術、そしてその奇想天外なキャラクターはまさに唯一無二です。生放送だけでなく単発の動画も更新しているので、ぜひそちらも視聴してみてください。

・関連リンク
アズマリム Twitter
Azuma Lim Channel


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