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イベント情報 2022.02.08

【VRChat】海の向こうのオタクカルチャーに触れる レトロチャイナ都市で開かれた展示会

こんにちは。VRで日々を過ごすぴちきょと申します。少し前の話ですが、年明け1月1日から1月15日までVRChatで開催された、中国版「バーチャルマーケット」のような展示会「VRChat 中文社区虚拟展会活动(CCE)」に行って参りました。体験レポートをお届けします(現在、展示会は終了し、ワールド非公開)。

国外のイベント情報を探すのは言語やツールの壁が厚いため、なかなか難しく、見つけたのはTwitterのタイムラインに流れてきた投稿です。

中国、香港好きにはたまらない、異国情緒あふれるレトロな街の投稿写真に気を引かれ、早速ログインしました。

コロナ禍の前は仕事の予定もあり、香港や深センへ年に3〜4回通っていました。大好きな国です。コロナ禍のこの2年渡航が難しくなり(特に中国はハードルが高い)、遠く思いを馳せていた私です。

眼前に現れたのは、まさに香港の古い街角に立っているようなレトロで街並み。細密な建物の作り込み、濡れた石畳にネオンが反射するリアルで細やかな演出に興奮しました。

モチーフになっているのは上海です。奥に有名なランドマーク「東方明珠塔(東方テレビタワー)」らしき塔が見えますね。

流れているBGMは「長相思」。1946年「長相思」という古い映画の中で使われた、中国や香港でもポピュラーな曲で、レトロな会場の雰囲気を盛り上げていました。

入り口で熱を測れるギミックが時節を表していて面白いですね。私は人外の高熱でした(笑)。

街にはトラム(路面電車)が巡回しています。みんなで乗って移動できるのが楽しいです。

街のつくりが精巧なので、車窓を眺めていても本当に海外旅行をしているようでとても楽しい。VTuberの展示が多く、近づくと動画の流れるブースが目立ちます。

ビリビリ動画で活動する「Hanser(はんそ)」。歌い手・声優としても活動しているそうです。(※「アズールレーン」平海役や「崩壊3rd」のBronya役を担当)

中国のバーチャルアーティスト「泠鳶yousa」。 バーチャルライバーグループ「にじさんじ」運営会社「ANYCOLOR株式会社」と「bilibili」による中国進出共同プロジェクト「VirtuaReal Project」の、アーティスト参加枠「VirtuaRealStar」として活動しています。

全体的に日本のアニメ文化の影響が強く、中国発信なのか、日本のコンテンツなのか判断できないブースがたくさんありました。

どのブースにも記載されているのが「QQ」コード。LINEのようなコミュニケーションツールです。中国では連絡手段として「QQ」と「WeChat」がよく使われています。

Boothでも販売されているhehzsさん制作の人気アバター「こまり」ちゃんを発見。日本からの出展でしょうか。

VR用ボディートラッカー「Tundra Tracker」、VRヘッドセット「Pimax」などVR製品関連の企業出展もありました。

出展物は企業ブース他、bilibiliを中心に活動するVtuber、自作アバターの展示、ローカルな活動サークルの案内が中心で、なぜか「東方Project」の二次創作も多かった印象です。
さて、当イベント、これといった詳細情報が落ちていないのですが、公式と思われる「bilibili」動画を発見しました。

https://www.bilibili.com/video/BV1Hm4y1D7cn/

★展会信息★:
全称:(中)VRChat中文社区虚拟展会活动
(英)Chinese VRChat Community Event
活动立意:旨在全方面展示中文社区的创作者及个人用户风采,增加大家的相互交流,交到更多的好友。展会提供个人投稿渠道,希望大家能够多多展示属于自己美好的一面
VRChat中文社区虚拟展会活动交流群:694998125
视频BGM:《夜上海》-周璇

展示会情報
正式名称:VRChat中国圏バーチャル展示イベント
(英)Chinese VRChat Community Event
活動理念:このイベントでは、VRChat中国圏コミュニティのクリエイターと個人ユーザーを紹介し、参加者お互い一緒にコミュニケーションをしたり、より新しい友達を作るのが目的です。個人ユーザーにも出展参加を出来るので、ぜひ自分のいいところをアピールしてくださいね。
映像BGM:《夜上海》-周璇

※香港人VRChatユーザーWinters TAM(@WintersK_HK)さんに翻訳を手伝ってもらいました。

今回のワールドは終了していましたが、VRChatには他にも中国ユーザーの発表したワールドが数多くあります。ただし英語が苦手な民族である我々にとって、海外の展示会情報は、なかなかキャッチしづらいのが現状です。

基本的にはコミュニティーからの口コミで伝わることが多いですが、飛行機や船で長時間移動することもなく、容易に異文化に触れることのできるVRメタバース。これからも面白そうな情報をキャッチしたら、積極的にレポートをお届けしたいと思います。

執筆:ぴちきょ


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