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2018.07.31

「映画館でVR」その実力とは? – 待場勝利の「VR映画の夜明け前」第7回

「映画とVR」というキーワードが少しづつ賑やかになってきました。7月2日から東京・新宿バルト9にて「映画館でVR!」の先行体験上映が開始されされており、「VRの映像作品を、映画館で見る」という試みが行われています。早速筆者も、映画館で初めてVR映画作品を体験しに行ってきました。本記事ではその様子をレポートします。

「映画館でVR!」は映画館の音響設備を利用しているため、大迫力サウンドをヘッドホン無しで体験できます。さらにワイヤレスで多人数が同時視聴可能になっているのも魅力です。

使用しているVRヘッドセットはPico Neo、6DoF(3方向の回転と上下左右前後の移動のこと)トラッキングを搭載している一体型ヘッドセットです。装着は簡単で、360度見渡す映像作品だけでなく、被写体に近寄ったり、回り込んだりできるので、今までの映像体験では得られない体験が可能です。

会場に入るとスクリーンにVRヘッドマウントの装着の仕方の映像がリピート再生されていました。さらに上映の時間が来ると、スクリーン前でスタッフの方が丁寧にヘッドマウントの装着の仕方の説明をしてくれます。ヘッドマウントを装着すると、VR空間内でもCGアニメーションの女の子が装着の説明をしてくれます。説明が一通り終了すると、CMが流れました。一般的な映画の待ち時間に流れるものではなく、VR用に制作されたCMで、色々な場面でショッピング体感ができる、VRならではの演出が施されており、非常に新鮮に感じました。

夏をやり直す

今回、上映される映画は厳選された三本のVRアニメ作品です。

完全オリジナルの「夏をやりなおす」

1本目は「夏をやりなおす」という完全オリジナル作品です。

夏の強い日差し。蝉時雨が聞こえる校舎。そこに、ひとりの少女が背中を向けてしゃがみこんでいる。自分の存在に気づいた彼女は立ち上がり、話しかけてくる。「ずーっと、待ってたんだよ。あの夏から……」。彼女の口から次第に明らかにされる「あの夏」の真相。会いたかった人は、会ってはならない人だった……。VRの為につくられたオリジナル作品。主題歌は、注目を集める3人組音楽ユニット「ケラケラ」(ユニバーサルシグマ所属)による同作タイトル『夏をやりなおす』です。(参照: 映画館でVR!)

夏休み前ということもあり、これからの季節にぴったりのタイトルです。ちょっとワクワクして始まるのを待ちました。

待場の見所(ちょっとネタバレ有り)

当初はドキドキする学園恋愛モノかと思いきや、ゾクゾクするホラーでした。少し懐かしさを感じるような夏の学校の校庭にタイムスリップしたような気持ちになります。登場人物の少女がまるで自分(筆者=体験者)を知っているかのように色々と話しかけてくれるのですが、彼女が本当にそこに存在するかのように感じてしまいます。

一番の見所は、少女と校舎のバルコニーで校庭を見ているシーンがあるのですが、少女が自分を背にして思い出話をしているシーンです。スクリーン映画だと少女の背中だけしか見えないシーンになりますが、このVR映画では少女に近づいて、回り込んで少女の表情を確認することができます。今までの映像表現に無い6Dofならではの楽しみ方になると思いますが、特にこのような「回り込める」という説明が無いので、初めてVR映画を体験される方は気づかないかもしれません。。

ぜひ、体験しに行かれるときには、このような楽しみ方も試していただきたいです。

おそ松さんVR

2本目は「おそ松さんVR」です。大人気TVシリーズのおそ松兄弟とVRで会うことがきます。

人気TVアニメ『おそ松さん』の初VR作品。6つ子たちの日常にVRで潜入体験。舞台は、ファンにはお馴染みの銭湯。TVアニメと同じ豪華声優陣が、プレイヤーである自分に話しかけてくれる。どうやら、自分は6つ子の願いごとをひとつだけ叶えられる超能力者らしい。6つ子たちの願いとは?果たして、その願いは成就するのか……?(参照: 映画館でVR!)

おそ松さんファンは必見です!

待場の見所(ちょっとネタバレ有り)

自分を囲んで、超人気声優たちの声が耳元で聞こえます。そして(なぜか)、6つ子に囲まれて銭湯の湯船に浸かっています。色々な方向から6つ子が話しかけてくるので、VRならではの空間音響を生かしたコンテンツになっています。バーチャル空間でおそ松兄弟と裸の付き合いができる、何とも不思議なVR映画です。

evangelion:Another Impact(VR)

そして3本目は「evangelion:Another Impact(VR)」です。エヴァンゲリオンの世界をVRで体験できるという、目玉作品です。

2015年「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された『evangelion: Another Impact (Confidential) 』の圧倒的なスケールをVRで表現。別の場所、別の時、決戦兵器の起動実験が行われていた。秘密裏に開発と実験が進められていた「AnotherNo.=無号機」は、ヒトの制御を受け付けず、突如暴走を始める──。
『Another No. = 無号機』は、何のために作られたのか?「別」の世界で起動したエヴァの、暴走と咆哮の物語……。(参照: 映画館でVR!)

待場の見所(ちょっとネタバレ有り)

いきなり目の前に巨大なエヴァが出現して圧倒されます。巨大なエヴァが突然暴走するので車で街中を逃げるのですが、これまた大迫力でドキドキさせれます。何が凄いのかというと、やはり劇場の音響を利用していることによって、ヘッドホンでは中々できない大迫力と空気から伝わる振動が、没入感を増幅させている気がしました。

まとめ

映画館でVRを見るというサービスは始まったばかりです。何より映画ファンが多く集まる場所でVR映画を上映するということには大きな意味があります。映画ファンは映像におけるストーリーテリングに対して非常に厳しい目を持っているため、びっくり箱的な作品では納得しないでしょう。

一方で、VR映画はスクリーン映画とは全く違う映像表現となっているので、受動的に作品を見ても楽しめません。このような機会にVR映画の楽しみ方をもっと知ってもらって、多くの映画ファンを頷かせるような、大作VR映画の出現を期待したいです。

※本記事の内容はあくまで私見に基づくものです。ご了承ください。

この記事を書いた人

待場勝利

株式会社eje、VR推進部執行役員。大学を卒業後、アメリカで映画製作を学ぶ。TVディレクター、20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンで日本語版プロデューサー、サムスン電子ジャパンではGear VRを担当。2016年から株式会社ejeでVRのコンテンツに関わる。数々のVR Projectを担当。ejeではVR CRUISEとVR THEATERの運営に携わる。

Twitter:https://twitter.com/VR_CRUISE
Facebook:https://www.facebook.com/VRCruise

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