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ゲーム・アプリ 2022.02.06

可愛い宇宙開発シミュに北欧神話リズムゲーム、ロボアクションなど―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(1月30日~2月5日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は1月30日~2月5日の関連ニュースが対象です。

目次

1. 可愛いVR宇宙都市開発シミュレーション「Spacefolk City」日本語対応アプデ実施
2. VRリズムゲーム「Ragnarock」日本語字幕追加を含む大型無料アプデが配信
3. VR対応ラジコンレース「RC Rush」発売、ラジコンコントローラでも遊べる!?
4. 実務向けのようでただのお遊びなVRアプリ「VR Tablet PC」日本語対応アプデ配信
5. VRロボアクション「Vox Machinae」キャンペーンモード追加アプデが告知

可愛いVR宇宙都市開発シミュレーション「Spacefolk City」日本語対応アプデ実施

Steam、Oculus Store(Quest / Rift)にて発売中のVR都市開発シミュレーションゲーム「Spacefolk City」の日本語対応アップデートが実施されました。全プラットフォームを対象に実施され、これに合わせる形でストアページも日本語化されています。

「Spacefolk City」は2021年10月(※Steam版は11月)に発売された、宇宙が舞台のVR都市開発シミュレーションゲーム。太陽災害によって多くの惑星が滅びつつある宇宙空間に残された生命たちのため、繫栄と持続が可能な環境の構築に挑んでいきます。

退廃的な設定からは想像も付かないほどポップで可愛らしい世界観とキャラクターたちがセールスポイント。特にキャラクターたちは頭部がバナナだったり、フライドポテトだったりなど、強烈な容姿をしていることから嫌でも注目してしまいます。彼らには特殊な能力もあり、それを駆使してプレイヤーの街づくりを支援。時々出してくる要望に応えるといった交流要素も用意されています。

(参考)Steam、Oculus Store

VRリズムゲーム「Ragnarock」日本語字幕追加を含む大型無料アプデが配信

VRリズムレースゲーム「Ragnarock」の最新大型アップデート「Dance Party Update (V1.2)」が全プラットフォームを対象に配信されました。このアップデート適用により、ゲーム本編を日本語で遊べるようになります。

日本語対応以外にも2つの新曲追加、チュートリアルの実装、楽曲のお気に入り機能の搭載が行われています。さらにbHaptics社の触覚ベスト「TactSuit Xシリーズ(TactSuit X40、TactSuit X16)」にも対応。装着してプレイすることにより、ドラムを叩いた時の迫力を直に感じ取れるようになりました。他にもマルチプレイ中のスコアパネルへの曲名追加、UIの調整といった細かなアップデートも実施されています。詳細はSteamコミュニティ、Oculus Storeの「Developer Post」掲載のパッチノートを参照ください。

「Ragnarock」は北欧神話を題材にしたVRリズムレースゲーム。ヴァイキングの船長として船頭に立ち、リズムに合わせてドラムを叩きながら部下たちを鼓舞しつつ、ライバルのヴァイキングたちとの海上競争を繰り広げていきます。2021年よりPCVR(Steam)版Meta Quest(Quest 2)版が発売中。リズムアクションとレースゲームを組み合わせたゲームシステムを売りとしています。

(参考)SteamコミュニティOculus Store(Developer Post)

VR対応ラジコンレース「RC Rush」発売、ラジコンコントローラでも遊べる!?

VR対応のWindows PC向け新作ゲーム「RC Rush」が1月28日、Steamで販売開始となりました。価格は税込1,840円。ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)に対応しています。日本語には未対応です。

「RC Rush」はラジコン風のトラックを操縦し、高低差の激しいコースを疾走しながらライバルたちとの順位争いに興じるレースゲーム。全50以上の山あり谷ありなコース、100種類ものレースイベントが用意された「キャンペーン」を始めとする多彩なゲームモードを売りにしています。オンライン対応のマルチプレイモードもあり、最大6人のプレイヤーとレースが可能。操作周りもキーボード、ゲームパッドのほか、USBのラジコンコントローラにも対応しており、本物のラジコンで遊んでいるかのような体験も楽しめます。

VRモードは俯瞰視点でプレイする形式となっており、より一層ラジコンのレースに参加しているという気分に浸れます。Steamストアページによれば、VRモード時でもUSBのラジコンコントローラは使用可能。VRヘッドセットと、ラジコンコントローラの双方をお持ちの方は試してみるのも一興です。

ソフトウェア概要

タイトル

RC Rush

発売・開発元

Tea Monster Games、4 Fun Studio

対応ヘッドセット

Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)

プレイ人数

1人(オンライン時:2~6人)

価格(税込)

1,840円(Steam

実務向けのようでただのお遊びなVRアプリ「VR Tablet PC」日本語対応アプデ配信

SteamOculus Storeで発売中のVRアプリ「VR Tablet PC」の日本語対応アップデートが実施されました。ただし、実施されたのはOculus Storeで販売中のOculus Rift(Rift S)版で、執筆時点でSteamのPCVR版には実施されていません。しかしながら、ストアページの紹介文は日本語化が実施されています。

「VR Tablet PC」(邦題:VRタブレットPC)は2021年12月25日、SteamOculus Storeにて発売されたVRアプリ。その名の通りにVR空間上に設置されたタブレットノートパソコンを触り倒すアプリです。仮想スタイラスペン、キーボードなどのデバイスが用意されており、それらを用いて実環境でタブレットPCを使っているかのような体験が楽しめます。

それぞれのデバイスには異なる技術的特徴があり、スタイラスペンにはペン先とディスプレイの距離に応じ、先端が視覚的に変化するフィードバックシステムを搭載。キーボードにも自動位置調整機能が備わっており、ヘッドセットの位置に合わせ、ディスプレイとキーボードの位置が自動で調整され、最適な入力状態が維持されるようになっています。

なお、本アプリは遊ぶ目的に特化したものです。
実務用には設計されていませんのでご注意ください。

(参考)Oculus Store、Steam

VRロボアクション「Vox Machinae」キャンペーンモード追加アプデが告知

SteamOculus Storeにて早期アクセス版が発売中のVRロボットアクションゲーム「Vox Machinae」に独自のシングルプレイヤーキャンペーンモードが追加されることが発表されました。

「Vox Machinae」は2018年よりSteam、Oculus Storeにて発売中のVRロボットアクションゲーム。プレイヤーは二足歩行型ロボットを操縦し、敵対勢力との戦闘を繰り広げていきます。巨大ロボット特有の重々しさが表現された挙動、レバーにボタンといったコックピット内の豊富な計器類をガチャガチャいじりながら動かす操作スタイルが特色。その本格的な仕様も相まって、プレイヤーからはXboxで発売されたロボットアクションゲーム「鉄騎」のVR版との呼び声も高いタイトルです。

開発のSpace Bullet Dynamics Corporationの紹介ページによれば、キャンペーンモードでは新しい地形のほか、マルチプレイヤーの戦闘で使用されたマップが戦いの舞台として登場。さらにストーリーも設定され、様々な乗組員たちの活躍が描かれるとのことです。このモードの追加を実施するアップデートの配信日は執筆時点で未発表となっています。ただ、このモード追加により、本作は早期アクセス版から製品版へと移行するとのこと。発売から約3年半の時を経ての製品版昇格なだけに、具体的な配信日の発表が待たれるところです。

(参考)UploadVR


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