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ゲーム・アプリ 2021.02.14

今週の気になるVRゲームニュースまとめ(2月7日~2月13日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今週は2021年2月7日~2月13日間の関連ニュースが対象です。

目次

1. 「Pixel Ripped 1989」PSVRパッケージ版が海外向けに発売決定
2. 「SCP財団」題材のVRホラーゲーム「SCP: Labrat」がSteamで間もなく配信?
3. VRシューティング「Rhythm ‘n Bullets」、「App Lab」経由でQuest向けに販売
4. VRFPS「Solaris Offworld Combat」PSVR版は2021年春発売
5. VRで自動車整備に挑む「Car Mechanic Simulator VR」最新映像公開

「Pixel Ripped 1989」PSVRパッケージ版が海外向けに発売決定

VRアドベンチャーゲーム「Pixel Ripped 1989」のPlayStation VR(PSVR)パッケージ版が2021年4月12日、海外向けに発売されることが発表されました。販売は「Budget Cuts」、「ダウン・ザ・ラビットホール」など、多くのVRタイトルのパッケージ版に携わったPerp Gamesが担当します。

パッケージ版は通常の「Physical Edition」のほか、1500本限定の「Pink Cassette Edition」の2種類を用意。後者「Pink Cassette Edition」にはゲームディスク以外にもサウンドトラック、壁紙、アートワークなどのデジタルコンテンツを収録したROMカセット状のUSBメモリ、シリーズディレクター・Ana Ribeiro氏のサイン入りポストカード3本が同梱されます。

なお、今回のパッケージ版発売の発表と併せ、開発のARVORE Immersive Experiencesが1978年から1999年の時代をカバーする大規模な新作の発売を計画していることを英メディアVRFocusが報じています。これが「Pixel Ripped」シリーズの新作になるのか、今後の詳細発表が注目されます。

(参考)VRFocus

「SCP財団」題材のVRホラーゲーム「SCP: Labrat」がSteamで間もなく配信?

自然法則に反する怪異(SCPオブジェクト)を確保、収容、保護する架空の組織「SCP財団」を題材にした無料のPC向けホラーゲーム「SCP: Containment Breach」。そんな同作のVRリメイク作品「SCP: Labrat」が2021年初頭、Steamで配信予定です。

プレイヤーは財団の中で最下層のDクラスに属する職員となり、多くの怪異が解き放たれた施設内からの脱出に挑みます。施設内部では目を離す、もしくは瞬きをすると同時に高速で襲い掛かってくる「SCP-173」のほか、財団が配備した精鋭兵部隊「九尾の狐」が敵として徘徊。彼らに襲われないよう、SCPオブジェクトへの対抗手段を駆使しながら行動していきます。

システム面はオリジナルのPC版を踏襲しており、ランダムで生成される施設内部の構造、行動次第で変化するエンディングなどの要素はほぼ網羅。シングルプレイ以外にも、最大10人まで参加可能なオンライン対応のマルチプレイモードも搭載されているとのことです。

2021年2月8日に公開されたトレイラーによれば、早期アクセス版として配信される形になる模様。配信時期はSteamストアページ、トレイラー共に2021年初頭と明記されていますが、開発者のDiscordチャンネルによれば、2月中旬を予定しているようです。

(参考)Steam、「SCP: Labrat」Discordチャンネル

VRシューティング「Rhythm ‘n Bullets」、「App Lab」経由でQuest向けに販売

VRシューティングゲーム「Rhythm ‘n Bullets」が2021年2月9日より、Oculus Storeで販売開始となりました。価格は税込990円。対応ヘッドセットはOculus Quest/Quest2で、日本語に対応しています。

「Rhythm ‘n Bullets」はリズムゲームと防衛ゲームの要素をミックスしたVRシューティングゲーム。2020年11月にPC向けVR版がSteamにて販売中です。

2機のスターファイターをコントローラで直接動かしながら操縦し、音楽に合わせて防衛対象のコアに接近してくる敵を迎撃していきます。多種多様なレベルの攻略に挑戦するキャンペーンモードのほか、オンラインリーダーボードの上位を目指すやり込み重視のエンドレスモードを収録。周囲の環境を変更できるテーマ機能も備わっており、「テックシティ」、「宇宙空間」、「森林」、(何かがおかしい)「日本庭園」の4種類が選べます。また、今後のアップデートで5つ目のテーマも追加予定とのことです。

なお、本作はOculus Quest向けアプリを公式ストア外で配信できる「App Lab」を通して販売されているタイトルのため、Oculus Storeの新作一覧には表示されていません。また、視界の動きに関しても未評価となっています。

ソフトウェア概要

タイトル

Rhythm ‘n Bullets

発売・開発元

DB Creations

対応ヘッドセット

Oculus Quest/Quest2

プレイ人数

1人

価格(税込)

990円(Oculus Store)※App Lab販売タイトル

IARCレーティング

3歳以上

(参考)UploadVR

VRFPS「Solaris Offworld Combat」PSVR版は2021年春発売

VRFPS「Solaris Offworld Combat」のPlayStation VR(PSVR)版が2021年春の発売になることが発表されました。さらにパッケージ版の発売も決定。販売は前述のPSVR版「Pixel Ripped 1989」から続く形でPerp Gamesが担当します。

「Solaris Offworld Combat(※邦題:SOLARIS オフワールド・コンバット)」は4人1組のチームの一員で動く対戦型VRシューター(FPS)。PSVR専用タイトル「Firewall Zero Hour」を開発したFirst Contact Entertainmentの新作で、1プレイ5分以内に決着するハイテンポな戦闘と専用サーバーを備えたことによって実現した快適なオンラインマルチプレイが特徴です。2020年9月25日よりOculus StoreでOculus Rift(Rift S)Oculus Quest/Quest2向けに販売中。同年12月17日にはアップデートで日本語にも対応しました。

PSVR版はPSVRシューティングコントローラーにも対応し、First Contact Entertainmentによればそれを用いてのプレイが最も推奨されるとのこと。また、パッケージ版は海外の小売店向けに幅広く展開される模様です。さらに発売が間近になった際には、さらなる新情報をFirst Contact Entertainmentの公式Twitterで発表されるようで、今後の動向が注目されます。

(参考)VRFocusFirst Contact Entertainment公式Twitter

VRで自動車整備に挑む「Car Mechanic Simulator VR」最新映像公開

Steamにて近日販売開始予定の新作VRゲーム、「Car Mechanic Simulator VR」の最新ゲームプレイトレイラーがYouTubeで公開されました。

「Car Mechanic Simulator VR」は2017年よりSteamで販売中のカーシミュレーションゲーム、「Car Mechanic Simulator 2018」のVRリメイク版。プレイヤーは10種以上の工具、1000種類に及ぶ部品とオプションを駆使して自動車の修理、塗装、改造に挑みます。自動車は全部で40台以上。それらをジャンクヤードで探すなりして、自分なりの車にアレンジしていきます。修理、改造した車はそのまま転売して資金の足しにしたり、或いは自分のコレクションに加えることも可能。さらにゲーム中にはランダムでミッションも発生。時間制限が課せられた中で修理を行うと言った、いつもと異なる展開が楽しめるようになっています。

対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。日本語には未対応ですが、Steamのストアページは日本語で記述されています。また、オリジナルの「Car Mechanic Simulator 2018」は日本語に対応済み。そのため、後発で実装される可能性があります。今後の発売に向けた動きが注目されるところです。

(参考)VRFocus


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