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VTuber 2019.01.12

VTuberがひとつの文化となった2018年を締めくくる、「バーチャル大晦日2018」レポート。見どころを徹底紹介!

VTuberが大きなブームとなった2018年、その大晦日に夜に行われたバーチャルYouTuber(VTuber)の年越し番組バーチャル大晦日2018~みんなで年越しブイッとね!~。VTuber業界を代表するかのような豪華メンバー多数出演の本番組、そのレポートをお届けします。

オープニングトークから豪華メンバー集結!

「バーチャル大晦日2018」は大きな鏡餅を背景にスタート。出演者はミライアカリ電脳少女シロ猫宮ひなたばあちゃる田中ヒメ鈴木ヒナ富士葵ときのそら月ノ美兎(にじさんじ)、剣持刀也(にじさんじ)、バーチャルグランドマザー小林幸子、夢咲楓(ゲーム部プロジェクト)、風見涼(ゲーム部プロジェクト)、道明寺晴翔(ゲーム部プロジェクト)、桜樹みりあ(ゲーム部プロジェクト)、オシャレになりたい!ピーナッツ君甲賀流忍者ぽんぽこねこますもちひよこもこ田めめめ(.LIVE アイドル部)、金剛いろは(.LIVE アイドル部)、燦鳥ノム(※順不同、敬称略)。開幕から今年のVTuber界を語る上で外せない豪華メンバーが多数出演しました。


(開幕はミライアカリ、電脳少女シロ、猫宮ひなた、田中ヒメ、鈴木ヒナ、富士葵、ときのそら、月ノ美兎、夢咲楓と豪華メンバーが一同に会した)

オープニングを取り仕切ったのはミライアカリさん。「もうすぐ年が明けるけれどやり残したことはない?」と出演者に質問しつつも、「今日はまだ残っているから、盛大にやっていこう~!」と明るく元気に出演者に声をかけます。

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続いて電脳少女シロ、もといシロさんや猫宮ひなたさんなど、今年のVTuber界の顔と言える面々が楽しげに語らう様子がしばらく続きます。

と、そこで唐突に登場したのがばあちゃるさん。全員が大きなかまくらの中で暖を取りながら雑談するなか、なぜか一人だけかまくらの外で待機していたばあちゃるさんが参加。ミライアカリさんとともに司会(?)を務めます。

改めて「今年1年はどうだった?」と出演者に話が振られます。ミライアカリさんと富士葵さんは、「去年は一人での年越しだったので、今年はみんなと年を越せるのが楽しみ」と回答。ほかの出演者も年越しを一緒にできることが嬉しそうな様子で、早くも年末ならではの賑やかなお祭り騒ぎといった雰囲気に。

ときのそらさんやミライアカリさん、鈴木ヒナさんなど、へそ出しファッションの出演者が「雪の中で寒そう」と心配される場面も。月ノ美兎さんの配信での名(迷)言を受けた田中ヒメさんによる「わたくしで隠さなきゃじゃん」という言葉には一同大ウケ。

ゲーム部プロジェクトの夢咲楓さんは「みなさんとはほぼ初対面」と少し緊張した面持ちだったものの、笑顔で挨拶。それに対してほかの出演者からは「会えて嬉しい」と温かな雰囲気でした。

続けて番組のタイムテーブルが発表。大きく5部に分かれており、各企画の合間にはねこますさんが別のエリアで「バーチャル除夜の鐘」に取り組んでいることも明かされました。

除夜の鐘がある寺を舞台に、神主として凸待ちをしているねこますさんとアメノセイさん、そして最初のゲストとして、ゲーム部プロジェクトの桜樹みりあさんの姿も。ねこますさんが「煩悩」を尋ねると「大きなメロンパンになりたい(主に胸部)」と語った桜樹みりあさん。まわりの女性陣と同じくグラマラスな体型になりたいとの煩悩を払いたいと、さっそく除夜の鐘を鳴らすことに。

VR空間にだるまや鮭などのギフトが投げ込まれていく中、鐘をつくたびに左下の煩悩カウンターが上がっていくという少しシュールな展開に大量の「草」コメントが画面に流れていきました。





(煩悩を消すために撞くはずだが、カウンターの数字は増える一方である)

第1部 VTuberならわかるだろ!クイズ大会

CMが明けると、いよいよ第1部「VTuberならわかるだろ!クイズ大会」がスタート。司会はピーナッツくんと、盛り上げ役として田中ヒメさんの2名が進行を担当しました。クイズに答えるのは各2名計4チームの以下メンバー。


・チーム男子高校生……剣持刀也、道明寺晴翔
・チームもっちもこ……もこ田めめめ、もちひよこ(3Dモデリングつよつよな幼女ともこもこの羊)
・チームcute……金剛いろは、風見涼
・チーム水遁(すいとん)……燦鳥ノム、甲賀流忍者ぽんぽこ


まず紹介されたのは、甲賀からやってきた忍者ぽんぽこさんと、サントリー公式VTuberの燦鳥ノムさんの異色コンビ。「サントリー背負ってっからな!」と気合十分のコメントが発表されました。

続いてはチーム男子高校生の道明寺晴翔さんと剣持刀也さん。クイズ王になるために来たようなものだ、と開幕から高笑いを披露する道明寺晴翔さんに対して、「謙虚に頑張ります」としずしずと頭を下げる剣持刀也さん。対照的な様子が笑いを誘います。

もこ田めめめさんともちひよこさんのチーム・もっちもこの意外な共通点は「技術班」であること。「すぐblender(3DCG作成ソフト)を開くから」とピーナッツくんに紹介されたとおり、かわいいだけじゃない多才な2人のクイズの実力も気になるところです。

そしてチームCuteはゲーム部プロジェクトの風見涼くんとアイドル部の金剛いろはさんのコンビが出場。かわいい。


(回答者自身を選択肢に含んでいるが、それはそれ)

クイズは大半がVTuberに関係する問題の出題でした。各チーム、協力し合いながらテンポよく問題に答えていきます。しかし、後半に行くにつれて本来のルールに少し沿わないシーンも。挙手制の早押し形式とは説明されたものの、挙手のスピードに関係なくピーナッツくんが回答させたいチームに回答権を与える傍若無人っぷりを発揮していました。

「にじさんじ内で手料理を作ってほしいライバー1位に輝いたのは誰か?」など、配信だけではわからないマニアックな問題も。チームCuteを筆頭にほかのチームも負けじと正解を重ねていき、誰がトップでもおかしくない状況の中、中間の結果発表が挟まれました。

チームCuteがやや優勢の結果が出たところで、クイズは後半戦に。後半は「サウンドクイズ」と銘打って、声や音声だけで「人気VTuberのモノマネをしている、このVTuberは誰か?」を当てる問題が出題されました。

むずかしそうなテーマながら、ここで大きく活躍したのがゲーム部プロジェクト。たとえばミライアカリさんのモノマネをしている人物を当てる問題では「声が本人そっくりで見分けがつかない」と出演者が騒然とする中、道明寺晴翔さんがBGMで正解(A.輝夜月さん)を導き出すファインプレーが見られました。

ほかにも風見涼くんが、キズナアイさんのモノマネをした人物をときのそらさんだと即答。実は「VTuber モノマネ」で検索して動画を見て回った経験があると語り、ほかの出場者を驚かせていました。改めて出演者のVTuber愛に触れることができたクイズ大会となりました。

最終的に結果はチーム男子高校生36pt、チームもっちもこ30pt、チームCute26pt、チーム水楯20otという結果に。優勝したチーム男子高校生には「ニコ生バーチャルクイズ王」の称号が与えられました。

第2部 VTuber振り返りトーク

20時半からはCMが明け、第2部「VTuber振り返りトーク」がスタート。電脳少女シロさんをMCに迎え、上記の女性陣が集まりテーマに沿って2018年の出来事を振り返りました。

場所は広い宴会会場。長テーブルにはお寿司やお蕎麦、そしてお酒が並んでいます。
未成年の月ノ美兎さんの前にも一升瓶が置かれた様子が映し出され、「一升瓶が似合いすぎる女子高生」とコメントがつくなど、盛り上がりを見せていました。

そんなトークのテーマの一つに選ばれたのは「今年一番嬉しかったこと」。もちひよこさんは「デビューすること自体が夢だった。それが叶った」とうれしそうに語る姿が印象的でした。

同じく夢咲楓さんも、「1年で多くの人にゲーム部を知ってもらえた、それが何よりうれしい」と回答。1年という長いようで短い期間に大きな成長を遂げた、各出演者たちの思い出話に花が咲きました。

バーチャルを通じてさまざまな出会いがあり、新しいことにたくさん挑戦してきた出演者たち。充実感を得ている様子に頼もしさすら感じます。

さらにトークテーマは「来年の目標」へ。アイドル部のもこ田めめめさんは、アイドルだから来年は「歌って踊りたい」と抱負を発表。

いろいろなことに挑戦したい、夢は大きく持ちたいと満面の笑顔で来年の展望を語っている姿が印象的でした。それに対して、MCのシロさんは

「自分の夢を叶えていきたいし、みんなの夢も叶えてあげたい」と、シロさんらしい優しさの詰まった言葉で出演者のトークを締めくくりました。

第3部 バーチャル大乱闘

1年の振り返りが終わり、番組の雰囲気は大きく変わります。6時間の中でももっとも盛り上がりを見せたのが第3部のバーチャル大乱闘。2018年12月に発売されたばかりの「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で、出演者の熱いバトルが繰り広げられました。司会はミライアカリさん、そして見届け役として剣持刀也さんが横に並びます。

ゲームはタッグを組み2人のどちらかが大乱闘に出場するルールで行われました。くじ引きの結果、チームは次のように決定。

1P……道明寺晴翔、ときのそら
2P……金剛いろは、ぽんぽこ
3P……鈴木ヒナ、猫宮ひなた
4P……富士葵、ピーナッツくん




「僕はスマブラ大会に出てるから経験値が違う。自信満々」と語る、イキリ豆ことピーナッツくん。同じくゲーム部として負けられないと想いを語る道明寺晴翔さんと、ゲームへの意気込みが語られました。

反対にスマブラ経験が比較的少ない富士葵さんやときのそらさんなど、腕前の想像つかないメンバーも参加するとなり、視聴者からも期待の声が多く上がります。


注目の1回戦目は、道明寺晴翔さん、ぽんぽこさん、鈴木ヒナさん、富士葵さん。期待どおりゲーム部プロジェクトの道明寺晴翔さんの優れたゲームスキルが目立ちます。その道明寺晴翔さんに最後までくいついたのが視聴者参加型のスマブラ配信をした経験もある富士葵さん。

もう少しのところで道明寺晴翔さんに敗れる結果となりましたが、2人のナイスファイトに会場は大きく盛り上がりました。

2回戦はときのそらさん、金剛いろはさん、猫宮ひなたさん、ピーナッツくんのメンバー。
対戦前から実力者だとイキっていたピーナッツくんですが、その実力は間違いなく本物でした。4人の中で圧倒的な強さを見せつけ堂々の1位獲得。

ほかの女性陣を容赦なく蹴散らす姿に、コメント欄が「豆を燃やせ」「煎り豆にする」とあわや炎上(?)が危ぶまれるシーンも見られました。

3回戦目は道明寺晴翔、金剛いろはさん、鈴木ヒナさんに連戦のピーナッツくん。注目は実力者の道明寺晴翔さんとピーナッツくんの戦い。が、その結果はアイドル部の金剛いろはさんが1位という意外なものに。

この結果に同チームのぽんぽこさんは、「自分の采配が光った」と納得のコメントを発表。その様子に道明寺晴翔さんがゲーム部のプライドを傷つけられたと意気消沈し、ピーナッツくんは「手元が狂いました」と言い訳をする場面では視聴者の笑いを生みました。

実力者として知られる者が必ずしも勝つとは限らない。そのまさかの結末に会場が大きく盛り上がる中4回戦がスタート。

最終戦である4回戦目は、ときのそらさん、ぽんぽこさん、猫宮ひなたさん、富士葵さんが出場。4人ともなかなか譲らず激戦の末、勝利をつかんだのは猫宮ひなたさんでした。

大きな盛り上がりを見せたスマブラ大会でしたが、なんと結果は全員1pt獲得の同点。全チームが優勝となりニコ生バーチャルスマブラ王の称号を得ることに。

バーチャル大乱闘の司会やってきました!!
ミライアカリさんと一緒て!!!
光栄なること神の如しでした!

スマブラも番狂わせだらけの熱い大会になりましたね!こんなバチバチなゲームでも平和な結末に終わるバーチャル…素晴らしい!

番組はまだまだ続きますよー!#バーチャル大晦日





— 剣持刀也@1/8 22時にじさんじ杯決勝 (@rei_Toya_rei) 2018年12月31日



剣持刀也さんは企画終了後、上記のように熱い大会でも最後は平和に終わるバーチャルは素晴らしい、とのツイートも。

第4部 年の瀬バーチャルカラオケ大会

スマブラ大会で会場が白熱し、続けて大盛り上がりの企画となったのがカラオケ大会。ばあちゃるさんの進行で「歌うま出演者」が歌唱を披露していきました。


(番組で歌うのははじめてだと語る出演者もおり、楽しそうながらも少し緊張している様子)

その緊張を打ち砕くべく、1曲目で美しいハーモニーを披露したのが田中ヒメさんと鈴木ヒナさん。アニメ魔法少女まどか☆マギカの主題歌で知られる「コネクト」を安定した歌唱力で歌い上げました。

コンビらしく息の合った美しい歌声は、月ノ美兎さんは歌が終わって早々に「お金を置いて帰りたいくらい」と思わず語るほど。VTuberで史上最多再生数の歌ってみた動画を持つ最強女性ユニット、ヒメヒナの名にふさわしい貫禄のステージでした。

続いて大舞台での歌唱ははじめてだと緊張した様子のもこ田めめめさんが「ELECT」を披露。普段のトークとは違った、クールな低音ボイスでの歌声に注目が集まりました。

3番手は持ち歌として知られる「MOON」を月ノ美兎さんが踊りながら歌い上げます。MOONのファンである鈴木ヒナは後ろでオタ芸を披露するなど、出演者も会場も大きく盛り上がりました。まさにアイドルといった佇まいに
「歌っているときは清楚」「大清楚」とのコメントが。彼女の1年の躍進を知る視聴者の中には泣いている方も多くいました。

月ノ美兎さんに続いたのはゲーム部プロジェクトの桜樹みりあさんと風見涼さん。曲目はsupercellの「君の知らない物語」。

風見涼くんの澄み切った伸びやかな歌声に、桜樹みりあさんの低音のハーモニーが耳心地よく、心が洗われます。後半の間奏では、今年はいろいろなことがあったね」「たくさんの出会いがあった、これからもゲーム部のみんなとずっとたうさんいろんな思い出を作っていきたいね」「みんなのことが大好きです」と1年の感謝を述べる場面も。その思いの詰まった言葉にゲーム部プロジェクトの歩みを思い出し、涙した視聴者も多かったのではないでしょうか。

さらにカラオケ大会は盛り上がりを見せます。続いては歌ってみたコラボ動画が大きな話題になった燦鳥ノムさん、富士葵さん、ときのそらさんが「ゲキテイ!!檄!帝国華撃団」を歌います。高い歌唱力を持つ歌姫として知られる面々の生歌は必聴の一言。VTuberの歴史に残る感動がありました。「普通にオタクになってた……蒸発しそう」と、猫宮ひなたさんは満足げな表情。

そしてトリを務めたミライアカリさんの口からは、このたび新曲としてオリジナルソング「アクセル」を披露するとの重大発表が。新しいスタートを切るための楽曲でもあると気合のこもった様子で語るミライアカリさんの姿に、画面が見えないほど驚きと期待のコメントで埋め尽くされました。

まさに2019年さらなる飛躍に向けてアクセルを踏み込むミライアカリさんの心情を表したような、疾走感あふれるクールな楽曲に番組の盛り上がりはマックスに。

まさかの重大発表に、感動のあまり「ありがとう…」と言葉をしぼり出して限界オタク化する月ノ美兎さんをはじめ、多くの声援に「みなさんが暖かくてありがとう」と涙を流すミライアカリさんの姿は視聴している側も胸を打つものがありました。

歌い終えた瞬間と同時にYouTubeでPVが投稿されています。2019年のスタートを気持ちよく切れるテンションのあがる一曲、ぜひ聞き逃した方も動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。

企画の締めくくりの挨拶で「今この場に居られたことが幸せ、今日は最高の1日だ」と楽し気に話す田中ヒメさん。そして感謝を述べるミライアカリさんの姿を見て、ほかの出演者も感動の涙、また涙となったカラオケ大会でした。

特にシロさんの「この1年で奇跡のような出会いがあり、みんなといっしょに時を紡いでいける存在になれたんだなと思えた」との言葉が非常に印象的でした。つらい日もあるけれどみんなが努力して、ファンのみんなもついてきて、『みんな』が作った楽曲だと感じたと深く深く頭を下げるシロさん。その姿にファンの声援が活動の原動力になっていること、それに対して感謝している気持ちが痛いほど伝わってきました。

第5部 カウントダウン・新年の抱負

最後はお寺に出演者がそろっての年越しカウントダウンです。満を持して登場したのがバーチャルグランドマザー小林幸子さん。小林幸子さんを中心に出演者一人ひとりが鳥居の前に集まり、どんどん賑やかな画面になっていきます。

そして1年を締めくくる楽曲として披露したのが「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」の主題歌として知られる名曲「風といっしょに」。圧倒的な歌唱力、心が洗われる歌詞とメロディに、猫宮ひなたさんは「風といっしょに」が大好きだと涙ながらに小林幸子さんご本人に気持ちを伝えていました。

圧巻のパフォーマンスが終わった後は、いよいよ全員そろっての年越しカウントダウンに。

ハッピーニューイヤーの文字とともに、出演者全員が「明けましておめでとう!!」と2019年の幕開けを祝いました。

2019年を迎えたあとは新年の抱負を一人ひとり発表する流れに。ピーナッツくんは、「電脳少女シロさんと同期です」との定番のイキリネタを披露しながらも、「自分はいなかっぺですが、この1年でさまざまな出会いがあって良かった」と語り、今年1年個人勢として努力を重ねてきた結果の今があること、そして来年のさらなる躍進を感じさせました。

サントリーの公式VTuberである燦鳥ノムさんは「ペットボトル飲料のパッケージになること、CMに出演すること」が2019年の目標だと大きな夢を語りました。ほかにも剣持刀也さんは「一昨年の冬にVにハマり、そこからVTuberを目指した。そんな自分が夢の舞台に今立つことができて幸せ」とこれまでの活動を振り返り、「来年はお世話になった方々に返す年にしたい」と感謝の気持ちと目標を述べています。

そしてゲームが大好きで普段はニートの猫宮ひなたさん。どちらかと言えばスローペースな彼女も、今日ここにいる嬉しさや感謝の気持ちを精一杯語っていました。「今日の年越しは一生の思い出」だと感極まりつつも心底楽しそうに語る様子は、デビュー当時一人で部屋にこもりゲームをしていた彼女とはまるで違っていました。

感動的な抱負が続々と発表される中、司会を務めたばあちゃるさんは、最後に「キラキラしている女の子も悩みや苦しみがあった。でもファンの声援があって乗り越えられたと思う。2019年もあたたかな声援を送っていただければと思う」と総括。

自身で男性VTuber活動をしつつも、アイドル部のマネジメントや多くの司会業をこなしてきた彼。悩みながらも成長する女の子たちを見守ってきたばあちゃるさんだからこその、愛情の詰まった言葉に感銘を受けた方も多かったのではないでしょうか。年末にかけてVTuber界では引退の話題が多かった中、今活動しているVTuberに声援を届けることの大切さを改めて感じるコメントでした。

出演者が皆激動の1年であったこと、多くの出会いに恵まれて人生で一番楽しかったと語っている姿に、視聴者も幸せな気持ちに包まれる番組だったかと思います。

明けましておめでとう!

長い間視聴してくれてありがとう。
笑いあり、感動ありと、とても楽しい放送だったぞ。

素敵なVtuberの方々とも共演できて、最高の大晦日だった。

今年も宜しくな!#バーチャル大晦日 pic.twitter.com/8RYCZd7uog






— 道明寺 晴翔@ゲーム部 (@Haruto_gamebu) 2018年12月31日

剣持刀也さんが「2050年にはバーチャル年越しは当たり前になるはず」と語っているように、ただの流行ではなく、さらなる飛躍が期待され新たな文化としての歩みを早める2019年のVTuber界。華やかな年明けのスタートを切った出演メンバーはもちろん、そして全VTuberのこれからの活躍から目が離せないと思わせる、多くの夢と感動を与えてくれる番組でした。

バーチャル大晦日2018は今日の19時からです!
2050年では当たり前になっているであろうバーチャル年越し!皆さんも是非是非お越しください!!
#バーチャル大晦日https://t.co/gqQK5oedq6

— 剣持刀也@1/8 22時にじさんじ杯決勝 (@rei_Toya_rei) 2018年12月31日

「バーチャル大晦日2018~みんなで年越しブイッとね!~」は、ニコニコ動画のプレミアム会員なら2019年1月31日までにタイムシフト視聴が可能です。見逃してしまった方も年越しの感動を再び味わいたい方も、改めて番組を見直してみてはいかがでしょうか。



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