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ゲーム・アプリ 2020.09.22

ボードゲーム「通路(Tsuro)」VR版がOculus Questに対応

2005年にアメリカのWizkids社、後にCalliope Games発売に変更されたボードゲーム「通路(Tsuro)」。

2019年にはSteamOculus StoreでVR版「Tsuro – The Game of The Path」が発売された本作ですが、新たにOculus Quest版も10月23日(※日本時間10月24日)に発売されることが発表されました。開発・販売はThunderbox Entertainment。価格は9.99ドル(※日本円:990円)です。

「通路(Tsuro)」は参加者それぞれに当てられた石が盤上から落ちないよう、タイルを配置して道を作り、最後まで生き残ることを目指すボードゲーム。1981年に野村トーイ(現:ハズブロ)より発売されたパズルゲーム「チクタクバンバン」を連想させる作りが特徴で、その分かりやすさと合間時間に遊べる手軽さで好評を博しました。大きく描かれた古代中国風でやや日本っぽさもある龍と朱雀、”通路”の文字も見所です。

(ボードゲーム版「通路(Tsuro)」)

2015年にはiOSAndroid向けにモバイルアプリ版が発売。「ループバトル」、「ロングロード」の独自ルール、最大8人まで参加可能なオンライン対戦が新たに収録されました。1人でも手ごわい3人のAIを相手に戦えるほか、「ドラゴンマスター」なる究極の試練に挑めるなど、やり甲斐のある内容になっています。所々”KANCHIGAI”だらけの日本庭園が対戦の舞台となるボードゲーム版特有の雰囲気(世界観)も健在です。

2019年発売のVR版はValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)Oculus Goのヘッドセットをサポート。内容はモバイルアプリ版がベースで、Quest版も先行したPCVR、Go版と同じものになるとのことです。また、オンライン対戦はクロスプレイにも対応。モバイル版、Steamそれぞれのプレイヤー同士で楽しめるようです。

なお、Oculus Storeで販売中のRift、Goのクロスバイに対応するかについては不明。ストアページも執筆時点では開設されておらず、日本語に対応するかも明らかになっていません(※Steam、Oculus Storeは共に対応)。今後の情報公開が待たれます。

(参考)UploadVRVRFocus


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