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ゲーム・アプリ 2016.11.27

ザッカーバーグも絶賛したソーシャルVR『Toybox』が配信へ

Oculusは、12月6日に発売するハンドコントローラーOculus Touchのローンチタイトルに、同社が制作した『Toybox』が無料で含まれることを明らかにしました。ソーシャルVRの可能性を多くの人に感じさせたアプリケーションの一般配信に期待が高まります。

Oculusは12月6日にOculus Rift向けハンドコントローラーOculus Touchを発売します。Oculus Touchは、VRの中にあたかも自分の本物の手があるかのように手と指を動かすことのできるデバイスです。

米メディアRoad to VRは、OculusがこのOculus Touch向けにアプリケーション『Toybox』を無料配信予定であることを報じています。

2015年6月にOculus Touchが発表されて以降、プロトタイプデモとしてイベントで展示されてきたのがこの『Toybox』。2名が別々の部屋に入ってOculus RiftとOculus Touchを装着。ネットワークを介し、同一のVR空間内で遊ぶという体験です。

プレイヤーは青白いデフォルメされたデザインのアバターで表示されますが、頭と手の動きはまさに人間の動きそのもの。手元には花火やピンポン、積み木などがあり、掴んだり投げたりして遊ぶことができます。ボイスチャットで聴こえる声は、相手のアバターのいる場所から聴こえてきます。

現実では離れた部屋にいることが分かっていても、VRではまるで隣にいるかのような感覚になる秀逸なVR体験です。

Oculusの親会社であるFacebookは現在VRの中でコミュニケーションをとる“ソーシャルVR”を強力に推進しています。CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏も2015年10月にこの『Toybox』デモを称して「最高のVR体験」と絶賛しています。

VRのアプリケーションの鍵とされ、数々の取組が始まっている“ソーシャルVR”。ソーシャルVRに携わる多くのプレイヤーがその可能性を確信して取組に踏み切った理由としてこの『Toybox』を挙げています。

『Toybox』が一般配信されることでより多くの人がソーシャルVRを体験することになります。


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