アメリカのユタ州リンドンに建設中のVRを使ったアトラクション施設「The VOID」がベータ公開されています。
「The VOID」は、Rapture HMDと呼ばれるオリジナルのVRヘッドマウントディスプレイ、そして専用のベストやグローブを装着し、現実の施設と同期させたVR空間で様々な体験ができるというもの。Rapture HMDの性能は片目1080pと両目で2K相当です。頭の動きや体の動きがトラッキングされます。
正式なオープンは2016年としていますが、2つのアトラクションが平日は夜間、休日は午後、早くも体験可能になっているようです。予約はウェブで行うことができ、1名あたり1プレイは10ドルとなっています。
現在体験できるコンテンツは「大昔のエイリアンの生活を復活させる研究を行っている研究所の探索」、「隠された財宝を求めて謎めいた遺跡の探索」、今後「魔法のクリスタルを邪悪な敵から防衛」、「アンリアル・トーナメントの世界で他のプレイヤーと対戦」といった体験が公開される予定です。
アンリアル・トーナメントの世界で対戦ができるUnreal Tournament Void
アンリアル・トーナメントのコンテンツなど、既存のゲーム等コンテンツとのこコラボレーションも実現するとさらに盛り上がりますね。どういった体験になるのかまだ詳細は不明ですが、大掛かりな施設を使ったVR体験ということで、どんなワクワクする体験ができるのか気になるところです。
同様にアトラクション施設を舞台にしたVR体験には、オーストラリア・メルボルンの「Zero Latency」もあります。今後こういったVRアトラクションも増えていくのでしょうか。