VRは自分の周囲を360度見回せるため、まるでゲームや作品の中にいるかのような体験ができます。Oculus Go対応アプリ、「Sphere Toon」もそのうちのひとつ。VRでホラーやミステリー、SFといった漫画の世界を体験できるVRアプリです。
「Sphere Toon」は2018年6月現在、日本語対応は行われていません。しかしやさしめな英語がメインなので、比較的内容が理解しやすい作品に仕上がっています。
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漫画を読みながら、漫画の世界を体験する
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各作品は動きのある漫画のコマ割りのようなカットと、360度見回すことができる風景の2種類の組み合わせで構成されています。VRヘッドセットを装着して見てみると、どちらもキャラクターや吹き出し、オブジェクトなどが重なって配置されており、普通のコミックスや電子媒体で読むのとは一味違った、立体感のある体験ができます。
(これだけ近いとちょっとドキッとすることも)
こちらは授業中の一コマ。ここで後ろを振り返ってみると……
他の生徒たちが授業を聞いています。振り向かずに前だけを向いていても話が進むシーンなのですが、細かいところまでしっかりと作りこまれていることが分かります。
VR×ホラー×漫画が組み合わさった表現方法も
(駅で電車を待つ主人公。右奥の女性は何やら怪しい雰囲気が……)
こちらのシーンは、主人公がスマホで友人とチャットをしている場面です。が、スマホ画面よりも右奥にいる女性が気になってしかたありません。しかし「これはフェイクで、実は左側からいきなり驚かしてくるのでは?」と疑心暗鬼になり、きょろきょろとあたりを見回してしまいます。このように、「Sphere Toon」のホラー作品は“ただ漫画をVRで読んでいるだけ”とは決して感じさせないような演出が見事です。
(目線を下に向けると……実際に体験してみてのお楽しみ)
本アプリでは“視線を一定の個所にしばらく向けておく”必要があるシーンが時たまに現れます。普段怖いドラマやホラー映画を見る時は、怖いシーンが来た際に目をつぶったり、顔をそむけたりすればやり過ごすことができます。しかし本作ではこの手が通用しないため、おそるおそる見なければならないという、お化け屋敷のような体験もできます。
収録作品は8作。無料なのでサクッと楽しめる
「Sphere Toon」は、360度見回したりユーザーがアクションを起こしたりすることで、漫画作品の世界を体験できるアプリです。各作品はサクッと読むことができる上に無料。Oculus Goをお持ちの方は、気軽に体験してみてはいかがでしょうか。
アプリ概要
タイトル |
Sphere Toon |
対応デバイス |
・Oculus Go |
価格 |
無料 |
公式サイト |