2017年にリリースされ、多数のプレイヤーから高評価を得たVRシューティング「Robo Recall」。本作は2019年春発売予定の一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」への移植が発表されており、Questのローンチタイトルにも選ばれています。
先日、Oculus公式ブログにて「Robo Recall」のQuest版スクリーンショットが公開され、移植を手がけるDrifter EntertainmentのCEO・Ray Davis氏がコメントを寄せました。
Rift版で高評価のタイトルをQuestへ
「Robo Recall」はOculus Rift向けのVRシューティングゲームです。ゲームの内容や品質もさることながら、「VRで優れたビジュアルやシステムを持つゲームが作れること」の証明に一役買ったタイトルでもあります。本作の開発はバトルロイヤルゲーム「Fortnite」やゲームエンジン「Unreal Engine」等で知られるエピックゲームズ(Epic Games)。上記の通り、Quest版移植は「Gunheart」や「Ready Player One: Rise of the Gunters」のDrifter Entertainmentが手がけます。
Drifter Entertainmentの共同設立者であるRay Davis氏は、エピックゲームズで「Robo Recall」の開発に携わっていました。同氏は今回の移植に関し、次のようにコメントしています。
今回「Robo Recall」を移植するにあたって、私たちは「ゲームプレイを変えるな」という原則のもと取り組みました。RiftとQuestで完全に同じ体験ができることを求めて移植を行っています。本作はQuestのプラットフォームを強力に推進するでしょう。
記事によれば、PCVR向けである「Robo Recall」をQuestに移植するためにはポリゴン数の調整やレンダリング手法の工夫、ビジュアルの一部変更などが必要であった旨が記載されており、これらの試みは“とても挑戦的(especially challenging)”なものであったことがうかがえます。これについてDavis氏は、「私たちはパフォーマンス目標を達成しながら、Riftのゲームの雰囲気をQuestで再現する方法を模索する必要があった」と語りました。
Oculus Questについての記事はこちらから。
(参考)Road to VR
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