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【PSVRレビュー】VRアクション『ヘディング工場』”頭”で壊して”頭”で解き進め!

VRゲームは、プレイヤー目線や体の動きを反映させた作品が多く、操作を通して作品の世界の中に入ったような体験ができることが大きな魅力です。

https://www.youtube.com/watch?v=bl6P-r-_br0

2017年2月17日、PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)向けに発売されたタイトル『ヘディング工場』もそのようなゲームのひとつです。同年の10月17日にマイクロソフトが展開するヘッドセットに対応した「Windows MR」版も発売されている本作は、タイトルに「ヘディング」とある通り「頭」を使ったアクションゲームです。ボールを打ち返す「ヘディング」と仕掛けを解く「頭脳」という2つの意味を持ち合わせています。

本記事ではPSVR版の『ヘディング工場』を紹介します。

トロッコに乗って幻想的なからくりの城へ

『ヘディング工場』はコントローラーによる操作は一切なく、すべての操作を「ヘディング」で行います。上記画像は、ゲームを起動すると表示される画面です。大きな扉の前(FACTORYの「T」の下のあたり)にいるのは「大砲くん」。彼が発射するボールを扉に向かってヘディングすることでゲームが始まります。

このように本作は「任意のオブジェクトにボールを当てる」ことでゲームを先に進めます。覚えにくい操作や、特殊なテクニックを求められないので、「直感的で誰でも遊びやすい」という点が魅力です。

扉の奥へと進むと、幻想的で巨大な世界が目の前に広がります。ここでは、チェスの駒のようなキャラクターたちがいます。一般市民のような見た目から、警察や騎士のような住人も存在しており、この場所で生活している様子がうかがえます。

プレイヤーの移動はトロッコのような乗り物で行われます。前を歩く砲台くんの案内に従って進んでいきます。案内される先には幻想的で独特な建造物が数多くあるため、ステージを移動している間はアミューズメント施設のアトラクションに乗っているような気分になり、ついつい周りを見回したくなります。

簡単で爽快な「ヘディング」操作

ヘディングの操作については、筆者が思っていたよりもずっと簡単でした。プレイ前は、サッカーのように「勢いのあるヘディング」を想像していましたが、実際にプレイしてみると「ボールに合わせて頭を当てる」という程度で大丈夫でした。少しの振りでも、爆速で飛んでいくボールは爽快です。

ボールの飛んでいく方向は「目線」によって決まり、ボールのスピードや距離は「頭の振り」によって決まります。このVRならではの操作が上手くゲームとマッチしています。筆者のおすすめとしては「狙いたい方向にあらかじめ目線を合わせておき、ボールを飛ばす強さを調節していく」という方法です。

また、一定の場所には「強力なボール」を生み出す装置が設置されています。このボールを使って、衝撃で周りを巻き込んだり、通常では壊せないオブジェクトを壊したりできます。

破壊できるオブジェクトはさまざまです。スピードや角度を付けてボールをヘディングすると、周りの建造物や住人を巻き込んで派手に壊れます。これがまた気持ちいいです。「そういえば、大砲くんはどんな反応をするのだろうか?」と思い、ボールを数回当てたところ、4回目くらいで思わず身を引いてしまうほどの豪速球を放ってきました。

もちろん平和な場所ばかりではありません。ゲームを進めてゆくと敵キャラクターも登場します。敵はプレイヤーの方ではなく大砲くんに向かって集まるので、彼が攻撃を受けてしまう前に守ってあげる必要があります。大砲くんが何度もダメージを受けてしまうと……。

「頭」を使いながら「頭」を使う

この世界にはさまざまな仕掛けが用意されています。難易度は比較的優しいものとなっており、周りをよく見たり、ボールを当ててみたりすると理解ができるような設計となっています。上の画像の仕掛けは、透明なブロックにボールを当てることで実体化するというものです。左の台座にいる住人を右下のスイッチまで誘導してあげることで道が開かれます。

こちらは歯車を破壊することで次の扉が開くという仕掛けです。通常のボールでは、いくら当てても頑丈なガラスに邪魔をされてしまいます。そこで、紫色のワープホールにボールを投げ込むと…

裏側に回り込むことに成功。ワープホールを使って多方向から解く仕掛けも登場してきます。そのほかにも、仕掛けを解くスピードやボールを当てる正確さを求められるものも徐々に増えてきます。

本作は全編を通して文字や言語が使われていないのも特徴です。そのため、ストーリーの解釈の仕方はプレイヤーによってさまざまです。筆者は、プレイ中に思っていた「この世界は何なのか?」「なぜプレイヤーはここにいるのか?」という「謎」がエンディングで理解できました。また、本作はエンディングが複数存在するため周回プレイをおすすめします。プレイ当初とは違った感覚でプレイできるかもしれません。

ソフトウェアの概要

タイトル

ヘディング工場

ジャンル

アクション

発売日

2017年2月17日

対応フォーマット

PlayStation 4(PlayStation VR専用)

価格

2,376円(税込)
PlayStation Store

発売元

ジェムドロップ株式会社

公式サイト

http://www.headbutt-factory.com/JA/

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この記事を書いた人

みたらし

ゲーム紹介メディア「もぐらゲームス」でライターをしています。Mogura VRではライティングなどを担当しつつ、VRの魅力を伝えられればと思います。

Twitter:@MD5ch_com

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