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VRパズル「Puzzling Places」は時間をみるみる溶かす中毒性抜群のゲームだった

世界各地の実在する観光名所、歴史的建造物などをモデルにしたジグソーパズルをVR空間内で楽しむ。そんなユニークなコンセプトを持ったOculus Quest(Quest 2)向けVRパズルゲーム「Puzzling Places」は、2020年5月にプロトタイプ版がお披露目されました。

https://www.youtube.com/watch?v=Xqfvfr1dCS4

それから1年少しが経過した2021年の9月、ついに製品版が発売。当初は「App Lab」を通した非公式の形での発売が予定されていましたが、後に公式アプリとしてOculus Storeで販売される”昇格”を成し遂げたのも記憶に新しいところです。

VR立体ジグソーパズル「Puzzling Places」がOculus Quest向けに公式配信 App Labから昇格 | Mogura VR

VR立体ジグソーパズル「Puzzling Places」がOculus Quest向けに公式配信 App Labから昇格 | Mogura VR

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そんな「Puzzling Places」はどのような魅力を秘めたゲームに仕上がっているのか。結論から言えば、ミニチュアを組み立てていくワクワク感と、時間を忘れてのめり込んでしまう中毒性の高いジグソーパズルゲームになっていました。

基本はジグソーパズル。作るのは現実に存在する名所と建造物

ゲームの内容は単純明快。ジグソーパズルを完成させること。パズルは全部で16問が用意されており、その中から好きな問題をひとつ選びます。


(ゲーム開始時点から16問全てが選択可能。どこからでも始められます。)

問題を選ぶと、ピース数の選択へ。最小値は25個、最大値は400個。大きめの数であればあるほど、パズルピースのサイズも細かく、小さくなります。

さて本番へ。名所、建造物を完成させることに集中します。問題を解く舞台には、前方にパズルピース、足元付近に4枚の完成図が配置されています。

操作は片方のOculus Touchコントローラだけで、ボタンもトリガーボタン主体と、非常に取っつきやすい作りです。コントローラをポイントし、トリガーボタンを押しっぱなしにすると、ピースを掴んだ状態でプレイヤー側に引き寄せられます。掴んだ状態のままコントローラをひねれば、ピースの角度をグリグリ動かせます。これで別のピースと一致する部分を探って、つないでくっつけていくのが基本的な遊び方です。

最大の特色はピースをグリグリ動かせることから明らかな通り、完成させる作品が立体物であること。完成図が4枚あるのもそのためで、異なる視点から撮影されたテーマの全体像をよく確かめながら一致する部分を探し出しては、くっつけています。

各作品は外観のみならず、内側が描かれているのも重要なポイント。外側だけでなく、内側でも一致する部分を探し出すことになるのです。このため、ピースにも内側だけが描かれた種類もあります。内側の一致部分を探し出す際は、完成途上の作品の内部を直接のぞき込んで、見つけ出します。


(内部をのぞき込んだ時の様子)

のぞき込む際は、コントローラで作品を掴んでプレイヤーの顔付近まで寄せます。また、内部を透過させる機能も用意されています。いずれも作品をあえて解体する必要はなく、直感的に実践でき、この辺はVRゲームならでは、といったところです。ただ、のぞき込む場合は、視点が狭まる都合による平衡感覚の違和感が生じやすいです。それを避けたい場合は透過機能を使うのをおすすめします。

パズルには、フランス南西部のビアリッツの街、アルメニア共和国の「タテフ修道院」、スウェーデンの「ハルウィル博物館」といった知る人ぞ知るものを中心としているのも特色のひとつです。中には文化財がテーマのパズルもあって、日本の京都をテーマにした着物も用意されています。

他にパズルの進捗はひとつのピースを繋ぎ合わせるたび、自動で記録されるオートセーブ形式なので、プレイヤー好みのペースで進められます。行き詰まったら別の問題に浮気する、といったことも楽々です。最初から16問全てが選べるのでどんな問題かを確かめる”下見”が容易なのもポイントです。

このように遊びの根幹は王道のジグソーパズルですが、内側を覗き込むことに象徴される独特の要素や個性付けが図られており、一風変わった作品作りを楽しめる内容になっています。バラバラにせずのぞき込める点が示す通り、VRゲームだからこその特徴も満載。全体的に馴染み深くも新しい、不思議な遊び心地が表現されています。

ミニチュアを作り上げる臨場感と素晴らしく心地よいプレイ感

問題を解いている時は、まるで一連の名所、建造物の復興などに挑んでいる建築士、職人になったかのような気分に浸れます。ピース総数が100個以上の時はその点がより際立ち、人によっては現実の復興事業の最前線にいる方々の気持ちが実感できるかもしれません。


(400ピースの問題はかなりの手ごわさ!)

各作品も現地で撮影された写真を直接取り込む形で作られているため、再現度は高め。さすがにスケール(大きさ)はジグソーパズルの都合から縮小されていますが、精巧なミニチュアを組み立てているかのようなワクワク感があります。完成品見たさにグイグイ進めていきたくなる中毒性もあり、気付いた頃には1時間以上没頭していました。ピース数が多く、順調に進んでいる時ほど、そのようになりやすいため、時間とよく相談した上で挑むのがいいかもしれません。

全体的に心地よいプレイ感が表現されているのも大きな魅力です。具体的には音楽、効果音といった演出全般。いずれもパズルを解くためのの集中を阻害しない仕上がりになっています。

中でもピースをはめ込んだ際に鳴り響く「カチッ」という効果音は格別に心地よく、「答えを見つけた」という確かな手ごたえを得られます。このような素晴らしい演出が挟まるのもあって、次のピースも見つけてはめ込む意欲も刺激されます。結果として、長い時間パズルに没頭してしまうのが(いい意味で)恐ろしいと言わざるを得ません。完成が近づくと周囲の背景、音楽が変化する演出もまた然りで、プレイヤーに気持ちよくパズルに没頭してもらうことへの強いこだわりを感じます。

こういったプレイヤーの行いに対する”反応”が見事に表現されているのは、高く評価したいところです。一般的なジグソーパズルは退屈で淡々とした展開になりやすいため、演出が地味なら眠気を誘発するものになりかねません。本作はジグソーパズル特有の淡々さはあっても退屈さは取り除かれています。心地よい反応が常に返ってきて、延々とプレイし続けてしまう魅力が表現されているのです。

「アクションを起こすと、心地よい反応がある」というのは、VRに限らず、ゲーム全般に当てはまりますが、それを大事に作り込んでいるのには好感が持てます。そもそもこちらのアクションに対し、手応えのない地味な効果音が鳴り響いたりすれば、気持ちよさも何もあったものではありません。何より操作すること、パズルを解く行為に対して楽しいとの気持ちも起きにくいと言えます。

ともすれば、雰囲気を楽しむだけの内容に捉えかねない題材の本作ですが、そんな中でもゲームの根源的な面白さを押さえているのは見事。「パズルを延々とやるのは退屈そう」という初見の印象をくつがえす仕上がりになっています。

この一連の魅力は実際にプレイしてみないと分からないので、もどかしい限りですが、少しでも触れてみれば、その心地よさというものがよく実感できるはずです。

音楽も基本的に環境音主体で、パズルを解いている最中の試行錯誤を邪魔しません。心を落ち着けたい時にプレイするのにも最適です。

ただ肝心のパズルはピースを様々な角度から眺め、繋ぎ合わせていく試行錯誤が繰り返されるので、頭の小休止に向きません。最も簡単な25ピースでも結構手応えはあるので、その辺は念頭に入れておきましょう。

気軽に遊べて熱中できる良作ジグソーパズル

総じてジグソーパズルとしての安定した面白さと、題材が及ぼすミニチュアを作り出すワクワク感、そして心地よいプレイ感が優れています。

とは言え、気になるところも少しありました。中でもパズルピースの選択肢は細かすぎる印象。最大の400ピースは様々な角度を検証しながら繋ぎ合わせていくため、かなりわずらわしく感じます。コアなジグソーパズル好きのために用意された難易度と見れば適切かもしれませんが、元々のゲームコンセプトやプレイスタイルを思うと、その前の200ピースを最大値にするのが良かったかもしれません。

16問という問題数も、一見「ボリュームが少なさそう」との勘違いを招きやすく、若干もったいなく思えます。実際は十分すぎるぐらいで、1問解くだけでも「これ以上あったら大変なことになっていた」と思うはずです。

また日本をテーマにしたパズルが少し謎めいています。文化財を題材にした京都の着物は分かりますが、残るひとつはなぜか大阪の串カツ店(「焼とん屋 やまゆう」)。たしかに大阪と言えば串カツが有名ですが……。


(大阪の「焼とん屋 やまゆう」を題材にしたパズル。なぜに……?)

ちなみに発売前のお披露目されたベータ版には福島県会津若松市の「鶴ヶ城」の問題がありましたが、製品版には収録されていません。開発のrealities.ioによれば、今後のアップデートで問題の追加を予定しているようですが、「鶴ヶ城」が含まれるのか少し気になるところです。

気になる部分はそれぐらいで、全体として遊んでいる際のストレスはほぼありません。移動要素もないため、VR酔いの心配もなし。建造物の中身をのぞき込む時だけ、平衡感覚の違和感が生じるため、少し注意が必要かもしれませんが。

本作は日本語に対応していませんが、英語が苦手でも問題なく遊べます。現実に存在する名所や建造物のジグソーパズルを楽しむという基本コンセプトと、素晴らしく心地よいプレイ感で楽しませてくれる本作。気軽に遊べて、熱中できるゲームとして、強くおすすめしたい1本です。ただ、一度調子に乗れば止め時を失ってしまうので、くれぐれもご注意を。

ソフトウェア概要

タイトル

Puzzling Places

発売・開発元

realities.io

対応ヘッドセット

Oculus Quest(Quest 2)

プレイ人数

1人

価格(税込)

1,490円(Oculus Store

執筆:シェループ


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