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ポケモンGO 2023.06.29

【ポケモンGO】「Pokémon GO Fest 2023大阪」当日の酷暑対策や通信環境は? 共同会見レポート

6月23日(金)大阪・万博記念公園の「パナソニック スタジアム 吹田」にて、「ポケモンGO」開発元ナイアンティックと株式会社ポケモン、吹田市の共同記者会見が実施されました。

今回の会見は、8月に開催予定の「Pokémon GO Fest 2023 大阪」や、関連する取り組みを説明するというもので、吹田市の後藤圭二市長、 株式会社ポケモンの伊藤憲二郎最高ビジネス責任者、株式会社ナイアンティックの村井説人代表取締役社長が登壇。それぞれの意気込みや展望などを語りました。今回、記者が現地取材を実施しました。

ピカチュウが現地に登場予定

まず説明されたのは、「Pokémon GO Fest 2023 大阪」の概要。イベントが万博記念公園と大阪市・吹田市の2部構成で行われることや、各国から参加する海外プレイヤーとのコミュニケーションの場などが設けられる計画であることが説明されました。

ナイアンティック村井氏は、西日本での「ポケモンGO」関連の大規模イベントは、2016年(※正しい開催年は2017年)に行われた「Pokémon GO Safari Zone in 鳥取砂丘」以来の開催であると話、「イベント中はプレイヤーと地元の住民が共に楽しみつつ、地域の歴史や文化を感じ、地元の食事なども体験してほしい」とコメント。プレイヤーのSNS発信で、「ポケモンGO」と吹田市の魅力が伝わることも期待していると付け加えました。

また詳細は明かされなかったものの、株式会社ポケモンの伊藤氏によると「Pokémon GO Fest 2023 大阪」の会場には、ピカチュウが登場する予定とのこと。

公園の南半分がプレイエリア

記者会見の後半では、登壇者に対する質疑応答の時間も設けられました。

「Pokémon GO Fest 2023 大阪」では、万博記念公園を“分割”し、各エリアにそれぞれ異なるポケモンが出現することが予告されています。質疑応答では、具体的には万博記念公園の南半分が開催エリアになることが明かされました。このエリアを4つに分割してイベントが行われます。


万博公園の園内マップ

暑さ対策のテントや給水スポットを用意

過去のイベントでも問題になった熱中症対策については、プレイヤーがすぐに休めるテントが設営される予定で、パートナー企業による飲料提供や、給水スポットも用意される計画。テント内にミストの散布装置などを設置し、より“涼める”場所にすることも検討されているそうです。

補足しておくと、今回筆者は万博記念公園の最寄り駅から歩いて記者会見の会場に向かったのですが、6月の日中でもかなりの日差しを感じました。8月に開催される「Pokémon GO Fest 2023 大阪」は今よりも、更に気温が上がることが予想されます。来場者側でも暑さ対策を万全に行う必要があるでしょう。

バスの増便を検討中

万博記念公園へのアクセス面に関する質問も行われました。公園への主なアクセス方法は、モノレールとバスですが、モノレールの車両は4両編成。大人数を収容するのはやや難しい編成です。

後藤市長は、万博記念公園は大規模イベントで多くの人が来場した際のノウハウを有していると発言。先日行われたサッカーの試合で約3万5,000人が訪れたものの、問題は起こらなかったことから、大きな心配はしていないとのこと。

また別の質疑応答では、地元のバス会社と連携したバスの増便も検討されていることも明かされました(現時点では構想段階)。

大手通信キャリアと連携

イベント時の通信環境については、大手キャリア3社と連携して対応することも明言されました。具体的な対策方法は明らかにされませんでしたが、イベント期間中、会場の周囲で通信環境の強化が行われると思われます。

なお記者会見の最後には、会場内にピカチュウも登場。撮影会も行われました。それまでは、比較的真剣なムードだった現場ですが、その可愛さで会場は一気に和やかな雰囲気に。市長らとピカチュウの撮影が行われ、会見は終了となりました。

Pokémon GO Fest 2023について

「Pokémon GO Fest 2023 大阪」は、8月4日 (金) から8月6日 (日)までの期間、開催される予定。6月28日(水)現在、すでにチケットは売り切れですが、8月後半には、全世界のユーザーが参加できるバーチャルイベント「Pokémon GO Fest 2023:グローバル」が開催予定。こちらのチケットの価格は、約15ドル(約2,000円)です。

(執筆:井文)


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