リアルなVRサバイバルFPS「Onward」のOculus Quest版のリリースが決定しました。リリース日は2020年7月30日、合わせてOculus Storeにもストアページが開設されています。
手動でマガジン挿し込み、コッキング……リアルなVRFPS
「Onward」は“本格的”な仕様の数々が特徴。被弾後に治療しなければ問答無用で死亡。銃弾装填時はポーチからマガジン(弾倉)を取り、それを直接銃火器に挿し込み、ボルトをリリースしたのちコッキングしなければならないなど、現実さながらの操作感が楽しめます。
シングルプレイのほか、協力と対戦のマルチプレイにも対応。後者ではその現実寄りの作りもあって、仲間との連携が重要です。もちろん、フレンドリーファイア(※味方、友軍への誤射)の概念もあるため、慎重な照準調整と適切な射撃が試されます。
今回のQuest版の開発はDownpour Interactiveによれば、パブリッシャーでもあるモバイルVRタイトルの開発経験豊富なCoastsinkと協力する形で進められている模様。またUnityとも協力し、移植に当たっての最適化に取り組んでいることも発表されています。さらにQuest版はSteam、Oculus StoreのPCVR版との完全なクロスプレイもサポートするとのことです。なおPC版は2016年8月より、SteamとOculus Storeにてアーリーアクセス(早期アクセス)版の形で販売されています。
Quest版も「現状のバージョンとコンテンツを反映した同等の内容になる」とのこと。他のPCVR版がアーリーアクセス、かつQuest版が提供されているタイトルとしては「VRChat」があり、そちらと同じ形式の提供になる可能性が考えられます。
なお、SteamのPCVR版は6月25日(日本時間6月26日)より開催中のサマーセールの対象で、7月10日午前2時まで50%割引の税込1,240円で販売中です。